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国立病院入札

2008-06-02 15:53:17 | 事件
全国146の独立行政法人・国立病院機構の病院と機構本部が06年度に発注した医薬品や医療機器などの一般競争入札計5656件のうち、6割超の3413件で落札価格が予定価格と同額の100から99%だったことが分かった。予定価格と同額だけでも2割あった。予定価格の漏えいや談合が疑われることから、厚生労働省が調査に乗り出した。

 民主党の調査要請と長妻昭議員の照会に同機構が回答した。それによると、146病院と機構本部が06年度に実施した医薬品や検査機器などの購入、清掃などの一般競争入札は計5656件で、落札総額は1517億1500万円だった。うち1162件(20.5%)は予定価格と落札価格が同額だった。さらに落札率が99~100%未満は2251件(39.8%)、95~99%未満は1104件(19.5%)に上っていた。99%以上の3413件中、厚労省OBら国家公務員の天下り先企業による落札は449件だった。

 機構本部は極めて高率での落札について、当初は▽1回では予定価格に届かず、入札を繰り返した結果▽契約内容が前年と似ていて、前年の応札企業が前と同じ価格で入札した--などと説明した。しかし、落札率100%の1162件中、7割の821件は1回目の入札での落札で、前回と同一額での落札も287件にとどまっている。この点についての説明を求めると、機構本部は「官製談合はないと思うが、予定価格の設定の仕方も含め調べる」と回答した。

 一方、計445件の指名競争入札でも、落札率が99%以上のケースが351件と8割に達していた。

 全国の旧国立病院は04年度に独立行政法人化し、06年度途中から支出契約は、原則として一般競争入札となった

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