高知県大月町の柏島周辺の海域で、海水温の上昇で起きるサンゴの白化現象が確認された。
これまで沖縄県周辺でみられた現象が北上している形だ。サンゴが死滅する恐れもあり、環境保護団体のNPO「黒潮実感センター」(高知県大月町)は、魚類など生態系への影響を懸念している。
白化は、サンゴと共生する植物プランクトンの褐虫藻(かっちゅうそう)が逃げ出し、石灰質の骨格だけになって白く見える現象。猛暑や地球温暖化の影響が原因で、8月に水温が30度を超す日が約1週間続いたためとみられる。
同センターが9月上旬、柏島周辺の水深2~5メートルで、コブハマサンゴやテーブルサンゴなどに白化が点在しているのを見つけた。
TV番組制作会社 loop
これまで沖縄県周辺でみられた現象が北上している形だ。サンゴが死滅する恐れもあり、環境保護団体のNPO「黒潮実感センター」(高知県大月町)は、魚類など生態系への影響を懸念している。
白化は、サンゴと共生する植物プランクトンの褐虫藻(かっちゅうそう)が逃げ出し、石灰質の骨格だけになって白く見える現象。猛暑や地球温暖化の影響が原因で、8月に水温が30度を超す日が約1週間続いたためとみられる。
同センターが9月上旬、柏島周辺の水深2~5メートルで、コブハマサンゴやテーブルサンゴなどに白化が点在しているのを見つけた。
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