昨年までは夏休み前に終わる大会でしたが、地区の大会日程が過密になってきましたので、夏休み前に予選リーグを終え、決勝トーナメントを夏休み後におこなう日程になりました
長い期間の大会となりましたので、予選と決勝トーナメントを別の目的で分けて考えることと、間にあるフジパンCUPも含め3つのテーマを作り臨みました
予選リーグは“基をつくる”
フジパンは“試す”
決勝トーナメントは“完成”
予選リーグは慣れない初めてのシステムを採用したことで戸惑うばかりでした
8人制のシステムと言えば・・・DF-MF-FWであらわすと、
3-3-1
2-3-2
2-1-3-1
が、ほとんどなんですが、今年のメンバーの個人能力から考えるのと、自分なりの8人制の攻略方法をシャッフルして出した答えは【3-2-2】システムでした
基本システムを見ても判るように、基本MFと言われるところはすべて3人・・・
8人制を攻撃的に戦うための、私のない頭を使って考えた結論でした
近年の11人制サッカーのようにサイドバックを活かした攻撃が出来ないものかと考えて思いついたのが、サイドバックを活かすためにあえて中盤のスペースを作ることを優先させました
そのため中盤2枚のポジショニングのバランスと役割を練習と試合の中で繰り返し徹底してきました 相手は3人のMFがいるわけで当然守備面での不安はありましたが、攻撃面の比重を多く考えました
予選リーグは1引き分けはあったものの順調に突破し決勝トーナメント進出を決め、フジパンCUPで次のステップに進むことになりました
フジパンCUPの予選リーグを勝ち進み決勝トーナメントへ
相手は、全日本予選でも負けている相手・・・
力を“試す”絶好の相手と思い、同じシステムで戦うことに迷いはありませんでした
サイドバックの攻撃参加を狙いとしたシステムでしたが・・・
相手の力の方が数段上で、こちらの攻撃の狙いは発揮することなく負けてしまいました・・・
夏休み中の合宿も含め3-2-2システムを意識したトレーニングを続けました
どうしても完成させたかった・・・
夏休み後半のトレーニングマッチ・・・
システムよりゲーム勘を取り戻すことを優先し、トーナメント初戦に突入しましたが・・・
まさかの無得点試合・・・
それも2試合続けて・・・
8人制になり攻めと守りの分業がはっきりするのが嫌で考え付いたシステム
より攻撃的に・・・
より得点力アップを・・・
と、臨んだつもりでしたが・・・
2試合続けてスコアレスドローのPK勝ち・・・
守備的な戦い方をしたつもりはなかったのですが・・・
『ピークは9月16日に・・・』
と、子供達には言い続け、2週間でコンディションのアップと気持ちのテンションをあげるように練習をしてきました
準決勝までも・・・
ここまでは想定していませんでした・・・
準決勝までの3戦すべて0-0のPK勝ち・・・
0得点での決勝進出は、正直恥ずかしさもありました・・・
このまま決勝に進んで戦えるのか・・・
つづく・・・