FC市江のブログ

コーチのひとり言

育成・・・2

2013-09-25 23:16:09 | Weblog

日本サッカー協会の方針で、小学生年代にもリーグ戦の導入が推奨されてきました

各学年でリーグ戦をおこなうことは日程的にも厳しいのと、それに携わるスタッフの負担が大きくなりすぎて大きな悩みの一つとなっています・・・

多くの選手に出場の機会をとの理由でリーグ戦が推奨されていますが、はたして現場では多くの選手が出場できているのでしょうか・・・
中には、出場出来ない選手もいたり・・・
リーグ戦の目的の一つに“レベル別”に試合をおこなうというものが有ります
そのために勝利主義にこだわり、逆に控えの選手の出場機会を奪っているケースが有ります・・・

小学生年代を“育成”と割り切っているチームがどれくらいあるのでしょうか・・・

ウチも100%“育成”チームかと言われれば・・・
それでも5年生の年代までは、勝利より選手の試合出場時間を気にしながら、出来るだけ経験重視で、時間差はありながらも出来るだけ試合には出場させているつもりです
8人で戦えば勝てる試合もあったかもしれません・・・
でもそれでは何のために試合に呼んだのか・・・

リーグ戦として定期的に試合が有るということは、トレーニング⇒試合⇒トレーニングを繰り返す中で“育成”していくのが本来の目的のはずが・・・

先日の地域の大会の決勝ではベンチ入りした全選手を起用しました
そこまでは出場できていなかった選手も、決勝だけは経験をさせたいとの思いで起用しました

リーグ戦をはじめほとんどの試合の中で、ベンチ入りしている選手は出来るだけ起用していくのがチーム方針です
勝利を目指すのはトップチームだけで、そこにいきつくまでは“育成”第一で考えます
それが個人の伸び、チームの伸びにつながると信じています
ポジションも固定しません
多くの経験が将来の財産になると信じています

育てながら勝つ
そんなに上手くいきませんが・・・

それがこのチームの方針です

【新聞に・・・】
昨日25日の中日新聞(朝刊)尾張版に、ロータリーCUP(U-9)の優勝が小さな記事で載っていました
コメント
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