FC市江のブログ

コーチのひとり言

カーニバル大会を振り返って・・・2

2013-09-19 00:10:35 | Weblog

【3-2-2】システムは攻撃的なチームを目指してのこと・・・
なのに決勝トーナメントに入ってから無得点・・・

もちろん合宿をはじめ守備の練習も充分おこない臨んだ大会ではありましたが、予選リーグを通じて0失点で決勝まで進んだのは事実
積極的なDFを昨秋の指導者講習会で勉強し、冬場のトレーニングから守備の意識を変えたことで、選手だけでなく私にも戸惑いはありました
練習を積み重ねていくうちに徐々にではありますが手ごたえを感じていた最近・・・

日没を逆算して決めた試合開始時間が17:15キックオフ

休憩時間20分という微妙な間・・・
これが真夏なら厳しかったでしょうが、台風の吹き戻しの強風もあり、暑いというよりはじっとしていると肌寒さも感じる気温でしたので、身体が冷え切る前にゲームに入るのも悪くないと前向きに考えました

相手は、地域の大会を1年以上負けていない本命チーム

スピード・フィジカルではかなわない相手・・・
ましてや強風となればあきらかにウチには不利なコンディションでした

ただし“風”に限って言えば、ここはホーム親水
強風には慣れっこの子供達
これまた前向きに考えることにしました

前半は風下になり、守備の時間が長くなるのは覚悟の上、途中から3-3-1システムに変更し、前半は耐えることを選択しました
ウチは、どのポジションでも、どんなシステムになっても大丈夫なように練習をしてきたつもりです なので、どんな指示にも対応できるようにはなっています

前半は8割の守備から時々カウンターを繰り出す展開
耐えに耐えた前半戦
後半の風上は攻めて攻めて打って打って攻撃あるのみ
とにかく得点を奪うことを指示してグランドに送り出しました

チャンスは後半早々やってきました
練習でもやったパターン
個の武器を利用しての作戦は見事にはまり風上攻撃用に前半温存していた選手が得点
起用がハマったのは指導者としても嬉しいところ

しかしながら時計を見ると・・・
残り13分・・・
長い長い時間の始まりでもありました

風上とはいえ攻め込まれる場面もあり、リードした後に守備的なポジションも考えましたが、ここは子供達を信じて攻撃の姿勢を崩すことなく、もう1点を奪いに行く指示で徹底しました
相手GKと1対1の場面を何度も作るなど、あと少しの所まではいくものの追加点を奪えず長ーい長ーーーーい試合時間・・・

さすがにラスト2分はシステムの変更を指示し守りを固め・・・
『ピッピッピーーー』
試合終了となり優勝となりました

決勝トーナメント4試合で1得点・・・
大会8試合で0失点・・・
強いのか強くないのか・・・
昨年は“武器”がありながら勝てず・・・
今年は飛び道具が無くての優勝
これだからサッカーは面白いんですけどね・・・

台風明けの時間変更にもかかわらず、他の学年からも多くの応援に駆けつけていただきありがとうございました 選手たちへのより強い追い風になったことと思います この場を借りてお礼申し上げます

そして、この大会運営に当たって、悪天候にもかかわらず、ご理解ご協力いただいた地域の関係者の皆様ありがとうございました
自チームの試合が無くてもかけつけてくださる方もみえて、この地域の子供達に対する指導者の情熱は素晴らしいものがあると思います

私は、この地域で生まれ、この地域ので育てていただき今に至っています・・・
だからこの地域でのが大好きです
サッカーは個人でおこなうものではなくチームでおこなうもの
サッカーは1チームでは何もできず、相手チームが有り、地域の多くの仲間と競い合ってこそ楽しいものだと考えます
仲間を大切に、仲間をリスペクトしあえる関係で地域のを盛り上げていきたいと思います

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