本年度、皆様がたくさん当ブログを見てくださいまして感謝の念で一杯です。
さて、2008年はいろいろなことがあって、わが国の経済も悪化の一途をたどってしまいました。
年越しができなくて困っている国民も多数いると聞き及びます。とても悲しく残念なことです。
地域医療も悪い悪いといわれ次々と地方病院が倒産して消え去っていくなかで、
富良野協会病院は”民間”病院であるにもかかわらず、”公的病院”の役割まで背負ってよく地域医療を担ったと思います。
これは一重に地域医療を支えている現場の職員の努力と忍耐（経済的な面を含めた）に他ならないものであると、私も一職員ながら本当に現場の人々に
頭が下がる思いで一杯です。
2009年は、ぜひ富良野市民ひいては富良野協会病院にかかる富良野圏域の全ての住民に、
”ここにこれだけの病院があることで私達はどれだけ医療面において幸福なのか”
を思いだしていただきたい。
そして（もし病院が必要とお考えになるのであれば）一人一人が自分達の病院を守っていくんだという認識を是非持っていただきたい、と切に願う次第です。
富良野の医療を守れるかどうか2009年は勝負の年だと思われます。
ふらの広報誌にもありましたように、”病院がなくなること”は決して他所の町のできごとと思わずに、
皆で地域医療を守るためにすべきことを考えていこうではありませんか。
5年後、10年後も協会病院がここ富良野の皆様の拠り所となり続けることを切に願って締めくくりたいと思います。
みなさま良いお年をお迎えください。来年度も当病院HPならびにブログをよろしくお願い申し上げます。
富良野協会病院 広報HP委員会委員長