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真の健康は、精神的、情緒的、社会的な健康状態を言います。そんな健康を目指す生活行動の決め手に太極功があります。

姿勢の要領

2007-09-30 | Weblog
ずーと太極拳の基本理論を自分なりの考えで書き綴ってきました。趣味の範疇で記載しています、自分の覚え書きですので、覚え違いが有るかもしれません。

さて、「心」とは何だろう?誰もが必ず突き当たる問題ですよね。
「調心」と言われても肝心の「心」が理解されていなければ調心はできませんね。
愛情とか思いやる、喜怒哀楽の根源だと誰かが言った、間違いではないですが、じゃその「根源」って何?「感じることかな!」そう医学的に「感覚意識」と言います。

太極拳では、己が主体ですので「自意識」と言います、この自意識が途切れなく動く働き、考えたり、判断したり、感じたりしますね、この意識はすべての動物に備わっています、だから、教えられればあるほどは習得出来るのです。

あるほど以上に学習を進める為には「自意識」の三要素を自覚せねばなりません。
この三要素を意識に自覚出来るのは人間だけです

心の三要素とは、「知」今太極拳を習っている自覚。→「情」生きている質感を自覚。→「意」上達したい意欲とコントロールの自覚。
以上「知」「情」「意」が人間である証だと思っています。

ところで、この「意識」知覚神経の統合体だが、そのメカニズムは現代医学が模索中だそうです。僕自身は視床下部(情)が発電する電気回路と考えています

太極拳の特徴は、意識で動作を導く。常に自意識のレベルを落とさない動きを心掛けてやる(用意不用力を知りながら)自意識過剰になると自己完結の状態(人間の弱い性が傲慢に変る)に陥るので注意。

結論を急ぎましょう、「自分の行い(動作)を客観的に把握する能力」これが「心」です。想像力に富む人の心の事態はときたま(こわばり)を起こします、ストレスですね豊かな知能の副作用です。
動物は戦うか、逃げるか、でストレスを起こすブドー糖をエネルギーに変えてしまいます。シンプルな構造故に文化の進展はありませんね。