呉市にある『正岡子規の句碑』をめぐる ２回目

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前に、アレイからすこじまの正岡子規句碑をご紹介しましたが、

その時『呉市には正岡子規の句碑が３つある』とも書きました。

ので、２つ目の句碑へ行ってきました。

２つ目の句碑は

呉市立美術館の、入口にあります。



それが

こちら。

・・・読みにくい・・・と言うか、読めんでしょ(笑)

句は

"呉港"

大船や波あたたかに鴎浮く



と、あります。

この句も、従軍記者として呉を訪れていた子規が呉港の穏やかな様を詠んだとのこと。

オイラなりの句意ですが、この句も『陽炎に〜』の句と同じ様に、戦地に赴く友人に向けて詠んだのかな？と。

戦場に行く友人に

『大丈夫。大船に乗ったつもりでいろ。きっとまた、この鴎の浮く穏やかな呉の港に帰って来れるから』

と言う気持ちで詠んで送り出したんじゃないかな、と。

誰もが不安になる時、その人に励ましというか、不安をなくそうと色々な言葉をかけると思います。

子規の場合、言葉と共に気持ちを１７音にして友人へと送ったんじゃないかな？と思います。

戦時中の兵士を送る人の気持ち、そして兵士たちの不安な気持ちまでも透けて見える句だなぁ。

と、思います。

残り一つの句碑も、そんな感じの句なのかな・・・・・・

あ、この句碑は呉市立美術館の入り口にありますから、

美術館の入場料とか払わずに見ることができますよ！

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