発達心理支援研究会で講義を行ってきました。
実際に発達がうまくいかない子たちの支援者が研鑽する研究会です。
これも縁あって講師を依頼されました。
学校現場にいる支援者は精神科臨床がどのように行われているか、分からないだろうと精神科の歴史から話を、
と話し出すと総論だけで1時間半、2時間弱。
肝心な支援の話に進まない。
精神科(メンタル)クリニックが多忙であり、実際にはカウンセリングが必要な人に十分な時間を提供することは困難であることなど説明しました。
十分な時間をかけることができない・・・これは10分の時間をかけることが出来ないと読むべきでしょう。
残念ながら、皆さんの想像するCounselorを精神科医に望むと厳しいですね。
主催者は,医療との連携を話して欲しいという事だったのですが、
舌足らず(かなり)だったと反省しております。
ただ、こんな頼りにならない医者に、お願いするくらいなら自分で試行錯誤した方が良い!と想ってくれたら講義は成功ですね。(笑)
精神科同業者の悪口を言っても仕方ないのですが、県で作成した発達障害を診察する医療機関には数多く載っているのに実際は・・・
というところが一番の問題だと思います。
が、これも大学病院で研修した精神科医をはじめとして、児童でも成人でもフツーに診察してくれる精神科医が増えてくる、
とりあえず目の前にいる患者さんの年齢にこだわらず精神科外来で診察をしてくれるだろうと期待しております。
いや~しかし総論で1時間半以上話しをしていたような・・・
準備したスライドの30%は提示できず.
明らかにスライドを突っ込みすぎたかな 反省.
絞り込む スライドを少なくする 親父ギャグを炸裂させる
これを来年度の課題にしたいと思いました。
反省ならサルでもできる ってことで。