いじめ生徒に「社会奉仕」 教育再生会議が提言(共同通信) - goo ニュース
政府の教育再生会議(座長・野依良治理化学研究所理事長)は29日午前、いじめを苦にした児童・生徒の自殺が相次ぐ深刻な事態を受け、安倍晋三首相が出席した総会を官邸で開催、8項目の緊急提言をまとめ、公表した。
ボクはblogでも述べている,いじめー自殺関連報道の影響で群発自殺が問題だと。
有識者会議ではマスコミの報道自体が問題だと言われないのだろうか?
また,ノーベル賞をもらった一流科学者が座長であることと,いじめ問題の専門家であるかは全くの別問題だ。
そもそも「いじめ」の定義が無いのだから議論のすすめようがない。
焦点になっていた、いじめをした児童・生徒への対応措置について「指導、懲戒の基準を明確にし、毅然(きぜん)とした対応をとる」と明記。具体例として「社会奉仕」や「別教室での教育」などを挙げた。
また(1)教育委員会は、いじめを放置、助長した教員に懲戒処分を適用する(2)学校はいじめがあった場合、隠すことなく保護者らに報告し、家庭や地域と一体で解決に取り組む(3)学校はいじめを見て見ぬふりをする者も加害者であることを徹底して指導する-なども打ち出した。
同時に政府に対し、いじめ問題について「一丸となって取り組む」ことを強く求めた。安倍首相は「即実行できるものはすぐ実行していく。政府として真剣に受け止め、具体化に向け努力する」と強調した。
虐待の話しはblogでは余り扱わないのだが,いじめる子の側に,親から虐待に近いような教育やしつけを受けている場合がある。
他人のポジションを引きずり下ろして,やっと自分のポジションを確保できるような子ども(中には大人も,政治家とは言わないが)達だ。
負けたらダメだと教えられる。一番になる以外のidentityが許されない。
でも勉強もスポーツも一番になる頃は誰でも出来る訳じゃない。
identityを保つにはどうするのだろうか,そんな子たちは。
このストレスの多い世の中,子どもも大変だ。
いじめて自分を一歩でも高くしている。もちろん無意識に。
そんないじめっ子に厳罰を処すのは,家庭で行われているいじめを呼ぶ教育と全く同じ構造を感じる。
却って問題がこじれることは目に見えている。
目にを目を!で育てられた結果として出てきたいじめ問題なら,解決しないのは目に見えている。
また,教師の対応は確かに良くないのかもしれない。
それなら文部「非」科学省に聞きたいが,教員の免許を取るための単位にきちんと「いじめ」の理解と対応なんて項目があるのだろうか?大学でいじめ問題を専門に扱っている教員がきちんと教師となる学生に教えているだろうか?そんな実習はあるのだろうか?(教授でなくても良いが)
教師はそれこそ先輩からの経験だけを頼りに,いじめに取り組んでいる,以下にも文部「非」科学省的対応ではないのだろうか?
理論も実践もない。
全て教師の責任であるかのような進め方は問題だ。世間ではこれを「教師いじめ」という。
提案の3)で傍観者も問題だと指摘しているのは進歩と認める。
でも,加害者と指摘するだけでなく,支援する側になるための教育・指導は誰がおこなうの?
これも最終的には文部「非」科学省の教員免許制度の在り方を問うべきもので,自らのこれまでの歴史的な過ちを反省しないところに教育行政の改正はあり得ないと思う。
また文部「非」科学省は,幼稚園から大学までの教育行政の担当機関であるにもかかわらず,いじめ問題や未履修問題,スクールカウンセラーの問題など国のレベルで考えることの出来る 子どもの専門家っていないんじゃないの?
政府の教育再生会議(座長・野依良治理化学研究所理事長)は29日午前、いじめを苦にした児童・生徒の自殺が相次ぐ深刻な事態を受け、安倍晋三首相が出席した総会を官邸で開催、8項目の緊急提言をまとめ、公表した。
ボクはblogでも述べている,いじめー自殺関連報道の影響で群発自殺が問題だと。
有識者会議ではマスコミの報道自体が問題だと言われないのだろうか?
また,ノーベル賞をもらった一流科学者が座長であることと,いじめ問題の専門家であるかは全くの別問題だ。
そもそも「いじめ」の定義が無いのだから議論のすすめようがない。
焦点になっていた、いじめをした児童・生徒への対応措置について「指導、懲戒の基準を明確にし、毅然(きぜん)とした対応をとる」と明記。具体例として「社会奉仕」や「別教室での教育」などを挙げた。
また(1)教育委員会は、いじめを放置、助長した教員に懲戒処分を適用する(2)学校はいじめがあった場合、隠すことなく保護者らに報告し、家庭や地域と一体で解決に取り組む(3)学校はいじめを見て見ぬふりをする者も加害者であることを徹底して指導する-なども打ち出した。
同時に政府に対し、いじめ問題について「一丸となって取り組む」ことを強く求めた。安倍首相は「即実行できるものはすぐ実行していく。政府として真剣に受け止め、具体化に向け努力する」と強調した。
虐待の話しはblogでは余り扱わないのだが,いじめる子の側に,親から虐待に近いような教育やしつけを受けている場合がある。
他人のポジションを引きずり下ろして,やっと自分のポジションを確保できるような子ども(中には大人も,政治家とは言わないが)達だ。
負けたらダメだと教えられる。一番になる以外のidentityが許されない。
でも勉強もスポーツも一番になる頃は誰でも出来る訳じゃない。
identityを保つにはどうするのだろうか,そんな子たちは。
このストレスの多い世の中,子どもも大変だ。
いじめて自分を一歩でも高くしている。もちろん無意識に。
そんないじめっ子に厳罰を処すのは,家庭で行われているいじめを呼ぶ教育と全く同じ構造を感じる。
却って問題がこじれることは目に見えている。
目にを目を!で育てられた結果として出てきたいじめ問題なら,解決しないのは目に見えている。
また,教師の対応は確かに良くないのかもしれない。
それなら文部「非」科学省に聞きたいが,教員の免許を取るための単位にきちんと「いじめ」の理解と対応なんて項目があるのだろうか?大学でいじめ問題を専門に扱っている教員がきちんと教師となる学生に教えているだろうか?そんな実習はあるのだろうか?(教授でなくても良いが)
教師はそれこそ先輩からの経験だけを頼りに,いじめに取り組んでいる,以下にも文部「非」科学省的対応ではないのだろうか?
理論も実践もない。
全て教師の責任であるかのような進め方は問題だ。世間ではこれを「教師いじめ」という。
提案の3)で傍観者も問題だと指摘しているのは進歩と認める。
でも,加害者と指摘するだけでなく,支援する側になるための教育・指導は誰がおこなうの?
これも最終的には文部「非」科学省の教員免許制度の在り方を問うべきもので,自らのこれまでの歴史的な過ちを反省しないところに教育行政の改正はあり得ないと思う。
また文部「非」科学省は,幼稚園から大学までの教育行政の担当機関であるにもかかわらず,いじめ問題や未履修問題,スクールカウンセラーの問題など国のレベルで考えることの出来る 子どもの専門家っていないんじゃないの?
ところが往々にして虐待や「体育会系しごき」を混同してしまい,暴力主義を正当化する異常者が現れる。これは私も高校・大学で剣道部にいたから,嫌というほど経験した。結局はわざと事件を起こして,退部という形をとりましたが(笑) 逆に言うと,事件でも起こさないことには,「体育会系しごき」はどこまでも許容されるんじゃないかなって気もしています。
最近はペットブームとかで,ペット禁止のわが公営住宅でもイヌを飼う人が出て来て,嫌味ついでにエレベータへ強力な芳香剤を置くことにしている。すると,大てい次の日には転げて中身が半分蒸発して,換気扇がフル稼動してたりするから,いたちごっこである。
要するに,ペットのしつけもできないような人間は,子供に対しても虐待しかできないんだろうなと,日々思うことが多かったり。
哀れなのは野依先生です。元皇族としてひっそりと無機化学の世界で金属触媒の研究をしてたのに。名誉職ということで引っ張り出されて……。河合隼雄さんのようにお倒れにならなければ良いのですが。(^^;)
参考になるかどうかわかりませんが、『教育六法』に付録でついていたりします。興味があれば、ご覧になられるといいかもしれません。
自分の見た『教育六法』には、いじめがⅠ~Ⅲ型に分類されており、Ⅰ型は遊びから発生するもので成長過程において当たり前に発生するもの、Ⅲ型に恐喝など犯罪行為に値するものがいじめとして分類されていたことを記憶しています。詳しくは、手元にないので申し上げられません、すみません。
ものによっては、解説としていじめについて触れているものもありますので、お近くの図書館等で読み比べてみるのもいいかと思います。
かなり曖昧になってしまいましたが、記憶の断片を辿ってみました^^;
追:URLは平成8年の文科省による報告です。マスコミに対しても発信しているようでしたので、参考までに。
あとで、URL見て、blogにコメントすることあればと思います。
通りすがりではなくて良かったです(笑)
平成8年の提言から10年経ちます。
文科省の成果は出ているのでしょうか?
PLAN DO SEEはどうなっているのでしょう?(文科省の方が講演で使われていた言葉です。お役所も変わりました。PLSN DO SEEを取り入れるようになりました!と熱く語っていました。)
たくさんの知恵を集めて教育の何を再生しようとしているのか・・・残念ながら「?」な内容ばかりでがっかりです。