ファミリー メンタル クリニック

児童精神医学,サッカー,時にテレビや映画、Macのネタ。
要するにひとりごと・・・

地域に活力  本気ですか?

2007年07月23日 | Weblog
地域に活力と地方で宣伝し、東京では東京に活力とスローガン。相変わらずの2枚下。
舌足らずで発音が明瞭でないと思っていたら、舌が2枚なので発声が明瞭でないのか・・・そんなことはここでは問題にしない。

沖縄ではコールセンターが増えてきた。稲嶺前知事が最初に立候補するときのこと。Changeと謎の張り紙を電柱に無許可で張っている団体があった。
数字は忘れた「8」とかの張り紙も同じ時期に張られた。
沖縄の失業率が8%それを変えていくのだと。潜在意識にもろに働きかけるこれまでの沖縄の選挙戦では見たことのない手法だった。

どんどん新しい企業を誘致し仕事が増えると失業率は減少する。しかし沖縄で生産業は難しい。工場は建たない。
そこで最近はコールセンターが流行っているようだ。

日本全国からの製品の説明やクレームが沖縄に集中する。0120ならどこでも無料だ。
2時間ずっとクレームを訴える人もいる。
東京なら同じコールセンターでも時給は1700円。
沖縄なら人件費が安く850円で済む。半額だ。

コールセンターにもよるのだろうが、風邪を引いてもティッシュの持ち込みさえ不許可!
情報漏洩に神経をとがらせているからだろうか。
しかしイヤフォンやマイクについた菌を消毒するようなこと労働衛生には全く神経をつかってくれていないようだ。
沖縄県も失業率は数字上減っていることに多少は貢献しているので、労働条件まで査察しないのだろう。
それとも、沖縄以外にも人件費も土地代も安い地方がありますよ。知事さん・・・と言われているのだろうか?

うつ病から回復し、働きだした。
しかし社会も会社も病んでいる。
治療しても結局病んだ社会へ放り出すのかと考えるとつらくなる。
だからといって、昔の反精神医学に帰るわけにいかない。

大医に社会を治療して欲しい。

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