ファミリー メンタル クリニック

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自分探しの旅 ゴールはどこだ?

2014年07月14日 | サッカー
カテゴリーはサッカー 精神医学の分類でもいいけどね。

日本がワールドカップで自分たちのサッカーが出来なかったと話題になった。
それを批判した人たちは、今のブラジルをどう評論するだろう?

ホームで開催され優勝を期待されたセレソン。
ブラジルらしい個人技を持つタレントもいる。
決勝トーナメントでチリとの苦戦で、圧倒的な強さではない事は証明された。

日本と違い、自分たちのサッカーが優勝のためのサッカーというのもつらい。

日本もブラジルも等身大の自分を出す事が出来なかった。
ブラジルはホームのプレッシャーが強かったのだろう。

しかし、日本は自分たちのサッカーを確立するために、今度はメキシコ式サッカーを模索するようだ。
これまでのヨーロッパ式のサッカーはどうするのだろう?

当然日本人はテクニックがあるから南米式が良いと言うに決まっている。
メキシコを率いてきた監督なら。

自分たちが強いと思って、自分たちのサッカーが出来ずに負けたチーム。
4年前はベスト16まで進んだが、勝つために、これまでのやり方を直前に変更した。
4年間で培ってきたことは、おいといて前進することを止めた。(ように見える)

勝つことが絶対なのか、まずは日本式のサッカーを底上げすることを目指すのか。
長い目で見たら、日本はまだまだ自分たちのサッカーがどんなものか、理想形がない。

ならば勝ち負けを過度に気にするよりも、これまでの世界での戦いを総括していくブレインワークが一番必要ではないだろうか?

それは、誰の仕事?

今回優勝したドイツ。
これまで、優勝は出来なかったが、連続してベスト4入。
今回も、ベストメンバーでなく、途中交代出場選手が決勝点にからみ(シュルレ)、得点している(ゲッツェ)。
クローゼ36歳。
日本ではFWで選出されない。
しかしベテランの力はチームに与える影響は大きい。

ドイツの小年サッカーから始まり、プロリーグを支える10部リーグなど、
サッカーがプロ選手だけが行うわけではない文化・歴史的なサポート。

日本は代表選手だけを強くしようと考えている様だけど、もしかしてそこが強くならない要員だったりしたら、
どんな風に進化・変化させたいのだろうか?

そういえば、自分探しの旅に出ているサッカー日本代表OBは、どこを旅しているのだろう?

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