散歩の途中、道端で見つけた「ホトケノザ」。
毎年、春先に見ていた印象が強かったので、少し驚いた。
葉の緑と、花の紫に近いピンクが小さく控え目で可愛い・・・・・・・・。
今時分は、霜が時折降りる時期だけに、
周囲に花の咲く植物が見かけられないので、これが余計に愛おしかった。
今から6年前、二男(H)が、都内の大学に進学した。
(同時に長男(T)も調布の仙川から、二男(T)と共同生活をすることになる)
三鷹に引越しをするため義兄よりライトバンを借りて、
家内と関越高速の「荒川」が流れる花園IC付近の橋に差しかかった時、
橋の左側に目をやると、
一瞬だったので”田んぼ”だったと思うが”、
一面紫色の田んぼ”が広がっていたのが強く印象に残って忘れられない。
無論、近づいて見ることが出来なかったので、
それが一体
「レンゲ」だったのか、
「ホトケノザ」だったのか、
今では、知る由もないが、
私は、そこを通る度にいつも、”あのトラックセンター”の先の田園風景のなかにある一面紫色に輝く「ホトケノザ」か「レンゲ」を懸命に探し、
当時の思い出に浸るのである。
当日の関越高速は、風が強く車高の高いライトバンは、横風を受けてハンドルを取られとても怖かった。
野火止用水付近は、黄色い「レンギョウ」が、咲いていた。