2週続けて、東北の緑に包まれて温泉巡りをしました。
私にとって久々の温泉巡りでしたので、もう少し詳しくご報告しましょう。
その1で書きましたが、まず鳴子温泉郷の中山平温泉<琢ひで>。
(<ひで>の漢字は王へんに秀でると書くのですが、パソコンでみつからなかったので)
鳴子温泉郷は、鳴子温泉、中山平温泉と鬼首温泉の3つからなり、
374本もの源泉を有しているとのことです。
今回は、鳴子温泉では、共同浴場の早稲田桟敷湯のお湯を堪能しました。
中山平温泉の琢ひでは、源泉100度で、PH9,2という珍しい、
強いアルカリの熱い温泉ですが、加水も加温もしていない掛け流しのお湯は、
トロンとしていて肌に気持ちよく、いつまでも入っていたいと思うほどです。
露天風呂も3つもあり、混浴の露天風呂も、
誰もいない時に入ることができて、ラッキーでした。
次の週は、遠刈田温泉からもう一足伸ばした、峨々温泉です。
峨々温泉は、蔵王連峰の麓にある一軒宿で、緑緑の山の中。
お部屋は広く、2部屋あり、のびのび過ごせました。
お風呂は、内湯には、熱湯とぬる湯(といっても結構熱いのですが)があり、
熱湯の方は、熱くて入ることができず、横に寝転んで掛け湯を楽しむものでした。
外に露天風呂があり、女性専用の露天風呂と、混浴の露天風呂。
写真は混浴露天風呂で、誰も入っていないので、撮らせてもらいました。
緑の中の岩風呂で、自分も山の一部になった気がします。
もうひとつ、とても気持ちが良い貸切風呂があり、
湯船も周りも全部木造りで、心落ち着くのです。
入った途端、友人のキャーとの声にびっくりして、その方を見ると、一匹の青大将!
流れ落ちるお湯を体に受けて、気持ちよさそうに目を細めています。
温泉は、蛇にとっても気持ち良いものなのだと初めて気づきました。
その目を見ていると、なかなか可愛いものだなあとも思いました。
2回の東北の旅は、蛇さんとの出会いの旅と言えそうです。
里英子