Rの会~楽覚生~ 今ここの気づき

ゲシュタルト療法を用いて、自分自身を見つめ、今ここを丁寧に感じていくワークショップのお知らせです。

<東北の緑に包まれてーー その2>

2016-06-28 | 旅行

2週続けて、東北の緑に包まれて温泉巡りをしました。

私にとって久々の温泉巡りでしたので、もう少し詳しくご報告しましょう。

その1で書きましたが、まず鳴子温泉郷の中山平温泉<琢ひで>。

(<ひで>の漢字は王へんに秀でると書くのですが、パソコンでみつからなかったので)

鳴子温泉郷は、鳴子温泉、中山平温泉と鬼首温泉の3つからなり、

374本もの源泉を有しているとのことです。

今回は、鳴子温泉では、共同浴場の早稲田桟敷湯のお湯を堪能しました。

中山平温泉の琢ひでは、源泉100度で、PH9,2という珍しい、

強いアルカリの熱い温泉ですが、加水も加温もしていない掛け流しのお湯は、

トロンとしていて肌に気持ちよく、いつまでも入っていたいと思うほどです。

露天風呂も3つもあり、混浴の露天風呂も、

誰もいない時に入ることができて、ラッキーでした。

 

次の週は、遠刈田温泉からもう一足伸ばした、峨々温泉です。

峨々温泉は、蔵王連峰の麓にある一軒宿で、緑緑の山の中。

お部屋は広く、2部屋あり、のびのび過ごせました。

お風呂は、内湯には、熱湯とぬる湯(といっても結構熱いのですが)があり、

熱湯の方は、熱くて入ることができず、横に寝転んで掛け湯を楽しむものでした。

外に露天風呂があり、女性専用の露天風呂と、混浴の露天風呂。

写真は混浴露天風呂で、誰も入っていないので、撮らせてもらいました。

緑の中の岩風呂で、自分も山の一部になった気がします。

もうひとつ、とても気持ちが良い貸切風呂があり、

湯船も周りも全部木造りで、心落ち着くのです。

入った途端、友人のキャーとの声にびっくりして、その方を見ると、一匹の青大将!

流れ落ちるお湯を体に受けて、気持ちよさそうに目を細めています。

温泉は、蛇にとっても気持ち良いものなのだと初めて気づきました。

その目を見ていると、なかなか可愛いものだなあとも思いました。

2回の東北の旅は、蛇さんとの出会いの旅と言えそうです。

里英子


<東北の緑に包まれてーー その1>

2016-06-10 | 旅行

2週続けて、仙台に行きました。

5月28—29日は、仙台市内で、ワークショップ。

緑が爽やかで生き生き輝いているとても良い季節でした。

写真は仙台市内でも有名な、定禅寺通りのケヤキ並木です。

これだけの並木を維持していくのは大変でしょうが、

こんなに素晴らしい並木道があるのは仙台市しかありません。

ぜひこのまま維持していただきたいと思います。

 

ワークショップの後、少し北に足を伸ばして、鳴子温泉郷に行きました。

鳴子温泉の共同浴場で、久々の温泉につかり、身も心ものびのび。

その後、その晩泊まるお宿の中山平温泉<琢ひで>にお迎えをお願いしたところ、

鳴子峡に連れて行ってくださいました。

緑、緑、緑の絶壁で、それは素晴らしい景観です。(写真)

下を流れる大谷川の近くまで、遊歩道があると聞き、散策してみました。

川の音を聞きながら、よくととのえられた階段状の道を下ります。

人がいないなあ、と思ったちょうどその瞬間、

「ワー!いたー!」と大きな声がしました。

「何がいましたか?」

と、体長1メートルほどの蛇。

本当は、蛇は大嫌いで見たくもないのですが、

大騒ぎしている人の横を、「失礼」と何気なく通ってしまいました。

それからは誰もいません。

満開の藤が垂れ下がり、上を見ると青空が緑の中から見えて、眩しいほどです。

川の淵に出たところで、行き止まりになっていました。

その先にも、川に沿って細い道が続いていますが、多分崖崩れなどがあるのでしょう。

それ以上いけないのは残念でもあり、ここまでくらいでちょうどよいとも考えられ、

降りてきた道を引き返して、登るのも楽しみました。

蛇さんも同じ場所でくつろいでいました。

里英子