もう今年も後2日になってしまいました。
今年も、自然のエネルギーのすごさにたじろぐ年でした。
御嶽山の噴火、台風や豪雨による土砂崩れ、地震、大雪など。
人知を超えた自然に対して、怖れを感じ、謙虚さを持って生きていくことは、
先人の知恵だったように思います。
現代に生きる私も、今ここに生きていることに感謝する心を忘れないで、
先人の知恵を生かして、生きていきたいと思います。
私ごとでは、還暦のパーティをしたことが、今年の一番大きな出来事でした。
パーティの事はブログにも書きましたが、
参加してくれた人たちと、その後も話題にして余韻を楽しみながら笑いが絶えず、
素敵な友人に囲まれていることに、あらためて感謝の気持ちがわいてきます。
60歳となって感じたことは、一皮むけた感じとでも言いましょうか、
気負いや衒いといったものが薄れて、
自分がそのままで楽に生きて行けるような感覚です。
自分に対してとてもシンプルになった分、
周りに対しても、シンプルに対応する事が出来ているように思います。
自分の周りには、自分が信頼できる人だけが残っているからかもしれませんが(笑)。
したいことをする。したくないことはしない。
会いたい人と会う。会いたくない人とは会わない。
食べたいものを食べる。食べたくないものは食べない。
とてもシンプルですね。
もちろん、したいことをするときに、
気の進まないことをする必要が出てくることもあります。
本当にしたい事に沿っているなら、気の進まないことに対して、
どのように対処できるか、自分でどれだけできるのか、
他の人の助けをどれだけ頼めるのか、など、色々な可能性を考えていけばいいし、
もしかしたら、本当はしたくないので、気が進まないのかもしれません。
その時は、もう一度自分の中を見つめればいいでしょう。
また自分も、変化していくのです。
その様な自分と、今ここに付き合い続けていくことができるのは、自分だけですから、
いくつになっても、自分というものに、興味が尽きません。
またいろいろな発見がありそうで、来年も楽しみです。
<Rの会―楽覚生>のゲシュタルト・ワークショップ。
月一回のオープンワークショップも、ヨーガのグループも、
また、癌とともに在る仲間の会も、続けてきました。
12月が恒例になった、香港のT氏のワークショップでも、
参加者の皆さんと、様々な気づきを得ました。
心臓に手を当てて、心臓に感謝の気持ちを伝える、
そういった時間をゆっくりと持つことができるのは、T氏のお陰です。
春には、ドリーム・アート・ワークショップをしました。
夢はゲシュタルトで、夢が自分に何かを教えてくれていると考えることで、
色々な気づきにいたります。
その夢をアートで表現することで、また新しい気づきにつながること、
一緒にワークをしていて、感激です。
来年は、春の合宿でドリーム・アート・ワークショップを行います。
今年の夏合宿は、長野県の水輪で行いました。
ブログにも書いたとおりに、面白い体験をいろいろしました。
来年の夏合宿は、東北で行う予定です。
今年も仙台、浜松、大阪などで、一年に1回~2回会うだけの方と、
それぞれに成長している姿に接することができ、嬉しく思いました。
それぞれの地域で企画してくださった方、また参加してくださった方、
どうもありがとうございました。
ヴァイオリンも続けています。
初めて、APAの合宿にも参加しました。
皆さんと合奏するのは、とても楽しいですね。
こうして振り返ってみると、
今年もたくさんの友人・知人に支えられてきたことがわかります。
本当にありがとうございました。
そしてこのブログを読んでくださっている方、ありがとうございます。
皆様、どうぞ、良いお年をお迎えください。
来年もどうぞよろしくお願いいたします。
俵里英子