JUON NETWORK イベント報告

各地で行っているイベント・ボランティア活動を
紹介いたします。

【東海北陸】水無湿原の保全整備

2016-10-09 | 東海北陸地域ブロック
10月9日(日)に
富山県南砺市で行われた
「水無湿原の保全整備」の報告です。

7名の参加がありました。


参加者の声


10月9日(日)、
連日雨が続き、取り組みの直前までひどい雨が降っており
実施できるかどうか不安でした。
しかし、集合時間にはほぼ雨もあがり
とりあえずホッとしました。

8時、集合場所の利賀そばの郷広場を出発し、
1400Mを超える高いところにある水無湿原に到着するころには
雨もすっかり止みました。
おかげで、ほぼ予定の作業ができました。

今回は、参加者が少なく
灌木の新規場所の伐採や川の堰を治す作業は見送り、
遊歩道の周辺の灌木をきるとともに
大きくのびた草を刈りました。

湿原では驚いたことに
多くの場所にイノシシにより掘り返された跡があり、
貴重な水芭蕉がたくさん食べられてしまっていました。
ショック。
こんな高いところまでイノシシが徘徊しており、対策が必要。
森林管理署は、3台のカメラを設置して
イノシシと鹿の監視をしています。

今年度は、9月から10月初めに気温が高かったためか
昨年のようなきれいな紅葉とはいかず残念な風景でした。
気候の関係かリュウキン花が咲いておりびっくりしました。

今回は、
大きくなった灌木を切り湿原を拡げる作業はできませんでしたが、
今後も毎年定期的に実施し、
貴重で大きな湿原の保全活動を継続し、
多くの人に水無湿原の魅力を発信していきます。




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