JUON NETWORK イベント報告

各地で行っているイベント・ボランティア活動を
紹介いたします。

熊野の棚田 田畑の楽校2011夏

2011-11-01 | 熊野の棚田 田畑の楽校
9月23日(金・祝)~25日(日)に
和歌山県那智勝浦町で行われた
「熊野の棚田 田畑の楽校2011」の報告です。

7名の参加者で、台風12号により災害復旧支援や
稲刈り、草刈りなどを行いました。


和歌山県那智勝浦町色川地区は、
世界遺産でもある日本一落差の長い滝「那智の滝」の
西側に位置する自然に恵まれた集落です。

かつては3000人あった色川の人口は、現在420人。
しかし、30年前から有機農業をめざす若い家族が
ポツリポツリと色川に住み始め、
今や人口の約3分の1が新規定住者という全国でもめずらしい地域です。

今回は、「棚田を守ろう会」の稲刈り体験に合わせて開催しました。



台風12号、15号により道が崩壊してしまっていました。


 
台風による被害の補修などの他に
稲刈り、草刈りのお手伝いをしました。



夜は、地元の方を交えての交流会



充実した交流を行うことができました。


※事務局日記の
熊野の棚田 田畑の楽校(9/23~25)」にも写真・報告を掲載しています。



参加者の声

先日、色川地区にボランティアに行ってきました。
ボランティアの内容は、稲刈りや稲の収穫のお手伝いでした。

農業に携われる機会はめったにないので
とても貴重な体験となりました。

また、棚田の美しい光景に目を奪われました。
棚田を守ろう会の人をはじめ、
皆さん気さくな方ばかりだったので、
田舎の良さというのを感じました。

今回のボランティア参加直前に
非常に強い台風がこの色川の地域を襲い、
その爪痕を目の当たりにし、残念な気持ちと共に、
一日も早い復興を願いました。

現地の住民の方も被害の復興に忙しい傍ら、
私たちボランティアを受け入れてくださってありがとうございました。

慣れない農作業のなか作業終了後は疲れましたが、
宿泊施設の町立籠ふるさと塾で皆で夕飯を作ったり、
お酒を飲んだり、一日の作業の疲れがすっかりとれました。
参加者とはまるで家族のような関係ですっかり仲良くなりました。

過疎地域の色川の抱える問題点や今後のことなど
いろいろ勉強になりましたが、
色川の将来について熱く語る人もいて、
今後の色川の発展に期待しています。

また、機会があれば訪れたいので、
その時はよろしくお願いします。
最後に、今回お世話になった樹恩の方、
現地の方々に深くお礼したいと思います。


コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。