先日、当社で販売している一戸建ての現地説明会を行うために朝１０時から現地にて準備していたところ、近くの公園に背広姿の若い社員が５、６人集まって打ち合わせをしていました。何をするのだろうと見ていたら、しばらくして、皆分かれて、地図を片手に１軒１軒家を訪問していました。何かのセールスだろうとは思っていたのですが、１９時ごろに現地販売会の片付けをしていたら、先ほどの中の一人の若い子が、足をびっこしながらつかれきった後姿で歩いていました。声を掛けたら、「マンション販売でモデルルーム見学のアポイントが取れないと、上司に散々責められる。１件アポイント取れるまで帰れないのです。」と。マンション営業残酷物語と言われるほど、厳しい業界という話は聞いていましたが、彼の疲弊しきった顔を見たらかわいそうになってきました。（それがいい効果を生むかもしれないが）同じ営業の仕事としてマンション営業も見習う事はたくさんあり、僕らも彼らに負けないような厳しさを持つ必要はあるかと思います。でも、彼ら希望をもって入社した若い社員の何人がその会社で残っているのだろうか。マンション会社によっては人の入れ替わりも激しいと聞きますが、残るのが偉いのか、あきらめて辞める社員がダメなのか、皆さんどう思いますか？
営業の吉富でした。
営業の吉富でした。
