不況を乗り越えよう

先日ある本を読んでいたら、こういうのがありました。

江戸時代から、近江商人（今の滋賀県あたり）というのは商才に長け、次々と商売の幅を広げていったが、越中富山の薬売りだけは、近江商人に屈せず、全国まで歩いてシェアを広げたとのこと。
　近江商人は越中富山の薬売りにあきれて質問。
「あの高い山を越えて全国に薬を売り歩くのは大変でしょう？」
というと、越中富山の薬売りは、
「いいえ、あの山がもっと高ければ、商売はもっと楽です。」と。
　困難が大きければ、それだけ競争相手が減って楽になると。

この不況を乗り越えてこそ、強い会社、強い人間になり、ますますお客様の信頼を高めることができるのですね。この気持ちで行きましょう。

営業のよしとみでした。