goo blog サービス終了のお知らせ 

橘の部屋

2010.7.1ブログ移転いたしました。
http://tachibanaroom.blog109.fc2.com/

「デュラララ!!」#11-1【疾風怒濤】彼らまで出てきちゃうとは…。

2010-03-19 22:39:04 | デュラララ!!
待ち遠しかったですね~今回はまた特に。
でも冒頭がホラーで朝から怖かったよぉ。
誠二も怖かったけど、なにあのBGM~っ不気味すぎる~。

気持ち悪かったり、ドキドキしたり、
すっごい爽快だったり、でも最後はまたハラハラ…と、
忙しい30分で。
ほ~んと、あっと言う間の30分だったわ。

そしてまた次回が待ち遠しいよ。

あらすじ、タイトル意味は公式HPより。

#11 「疾風怒濤」
行方不明になった杏里の親友、デュラハン、首に傷のある女、矢霧製薬、人身売買。
そして、ダラーズ。バラバラだったピースがひとつずつ嵌まっていく。池袋の繁華街。
雑踏の中、波江と対峙する帝人。緊張に強ばりながらも、その瞳はまっすぐに波江を
捉えていた。すべての謎と欺瞞を暴くために――。
その二人を見下ろすようにビルの屋上に佇むセルティは、新羅の言葉を思い出し、
自問する。首を探し続けた自分の存在意義とは一体なんなのか。そしてそんなセルティの
悩みさえ覆い尽くすかのように、夜の街に人影が次々と増えていた――。


◇「疾風怒濤(しっぷうどとう)」
時代や社会がめまぐるしく変化し、国家の形勢が大きく転換する時代を形容して言う。
強い風と逆巻く荒波の様子。(参考:四字熟語データバンク)


「行かなくちゃ…彼女を取り戻しに行かなくちゃ…。
姉さんなんかじゃダメだ…俺じゃなきゃ、俺じゃなきゃダメなんだ」
うわぁ…誠二がなんかブツブツ言ってるよー。
姉さんなんか、とか言っちゃいますか。
何から何まで世話になりっぱなしのクセに。
あぁでも言っちゃうよねキミなら。
して貰ってる事に対してだって、ありがとうって口にするのは事務レベル。
そこに気持ちはこれっぽっちも入ってないもんね。
波江も哀れだよなぁ。

「居なかったですって?」
「はい、下の連中が行った時には既に女は居なかったそうです」
あれは下の連中だったんすか。
でも臨也いわく奴等が使ってたのって、矢霧製薬のバンなんだよね?
下の連中に使わせるのか?
イトケンさん達…浅沼、森田達の黒いバンは自前だよね?
あ、下の連中と言っても色々で、浅沼達は下の下ってところかな。
今回の下、は協力会社とか下請業者とか、そこらレベル?
…ってそんな真剣に考えんでもいいってば。

「その部屋の学生、竜ヶ峰と言ったわよね?そいつは?」
下の連中は帝人が戻って来たら話を聞き、
場合によっては同行してもらおうとしたが、
連れが居たらしく…と吉田が説明。
いやそんな穏便なモンじゃなかったぞ。
いきなり襲われたぞ帝人!
「その連れごと来てもらえば良かったでしょ?使えないわね」
いやだって、その連れって誰か分かってます?波江。
もし同行依頼したら、半殺しにされてたかもよ。
特に危ないお兄さんの方が、楽しんで刻んだり踏み踏みしたりしそうだ。

椅子に背を沈めた波江が深々と溜息をついた時、卓上の携帯が鳴った。
表示は非通知だ。
それをチラリと見ておもむろに携帯を開き、電話に出る。
「もしもし」
なんだよその澄ました声は。ほんと声色変えるなぁ姉さん。
「矢霧波江さんですか」
おおっ帝人ったら、波江の携帯番号まで解っちゃってるのか!すげぇ。
帝人も声変わってる。てか人が変わってるんだけど
「取引をしませんか?」
うわーっちょっ帝人!大丈夫なの?

セルティはビルの上で待機?
帝人に『少しの間、私に協力して下さい』って言われてたよね。
いつもは灰色で適当に描かれてる街の人々の中に、
今回は色の付いた連中が少し混ざって居る。
彼らは露天やストリートライブを見たり、ラーメン並んだりしてるけど、
皆一様に時間を気にしてるんだ。
最初はなんで?と思ったけど、後にこの意味が解るんだよね。

そして今日も呼び込みしているサイモンの横で、
デッサン崩れたカーネルおじさんの看板を背景にシズちゃん!!
会いたかったよぉ~。

「人生ってなんだ。人は何のために生きている。
そう問いかけられて俺はそいつを死ぬ寸前まで殴ってやったわけよ」
「ソウダネェ…」
呼び込みしつつ絶妙なタイミングで相槌を入れるサイモン。
「ポエマーな中学生ならともかく、二十歳過ぎたヤクザが言うのは犯罪だろ?」
「ソウダネェ…」
ちょっと適当に聞いてるっぽい?

「ていうか、サイモンさんよぉ、俺の話、よく分かってねぇだろ」
「ウ~ン、ソウダネェ」
通り掛かったバイクの兄ちゃんご愁傷さま。
貴方、なんて運が悪いのかしら。
シズちゃんはとっさにバイク掴んでサイモンに投げつけようとして、
サイモンはそれをガシッと受ける。

シズちゃんの身体の仕組みはもう分かってるからアレですけど、
サイモンはどうなってるんだよ。
あ、右端にこっそり映ってるライダーの足が哀愁だな。
バイクはアメリカンだね。
バイザーなしのメットにサングラスってのも、
ちゃんとアメリカンのライダーっぽくて良いね。

シズちゃん(ちゃんとした台詞付きの登場は)ここだけでしたが、
シズちゃんな小野さん声はたった三つでも
変化があって楽しかったわぁ。
特にガラ悪い三つめの言い方が好きだ~。
こういう声は今までなかったもんね。
あ、少なくとも私は知らないの。だから新鮮だし、とてもイイ
すっかり楽しみになってるよ。

【2010.3.20 PM2:40追記】
すいません、後半にも出番はありましたね。
ただ、台詞は一言呟いただけなので、ちゃんとした台詞というとここだけかと。
修正追記しておきます。


セルティは街を見下ろしながら思う。

-私は変わってしまったのだろうか。
  20年間、この街で暮らして。


『無駄なんかじゃないさ。君が生きてきた20年は無駄なんかじゃない。
これからの人生に活かせれば、どんな事だって無駄じゃないさ』
セルティの手を握り、そう言った新羅の声は真剣だった。
『活かす?一体何に活かせというんだ!』

『例えば…僕と結婚すれば良い』

って、えええーっ!!
同じ時を生きて行けないってのに?
新羅!アンタは歳食っていつか死んじゃうんだよ?
セルティは残されるんだよ?
そんな残酷な事を!
…と真っ先に思っちゃう私はダメですか?

-新羅…。

あ…あらら。セルティったら、まんざらじゃないんだな。
ぎゅっと握った手で胸を押さえる。
そうですか、そんなに新羅の言葉は貴女の胸に響いているのか。
そら私がヤボな事言っちゃイカンわな。

あ、下の道路では急ブレーキで止まった車が2台。
黒服男達と、波江が車から降りました。
ここで帝人と待ち合わせなわけね。
「貴方が帝人君?」
おーい、波江姉ちゃん、なんだそのポーズと口調。
お、後ろの掲示板にに矢霧製薬関東研究所の方向示すボードがある。
芸が細かいっ。
「想像していたよりずっと大人しそうな子ね。
それとも、今はこういう子が危ないのかしら」
いや危ない子とかアンタには言われたくないぞ、アンタには!

帝人が周囲に視線を送る。波江が連れてきた黒服達は7人。
2、2、2、1と分かれて少し離れた位置からこちらの様子を伺ってます。
取引とは何かとしらじらしく訊く波江に、帝人は彼女が探してる人を
預かってると返します。
「そう、いくら欲しいの?」
なんでも金で解決よね、貴女は。帝人はそんなものは欲しくない。
あ…生活はキツそうだけどね。ポテチ買えなかったし。
じゃあ何が望みだと訊かれて、帝人は真実だと答える。

「今…なんて言ったのかしら」
波江の表情が変わりましたよ。
「貴女の弟が、張間美香さんにやった事。
そして貴女達が美香さんの身体にやった事を認めて貰いたいんです」
美香の身体にやった事…に関しては、
ちょっと誤解してるかもしれないけどね、帝人。

「残念な事に状況証拠しかないので…率直に言います。自首してください」
いやぁ帝人…それはないって。自首するようなタマに見えるかよ彼女が。
「ふふふ、そう。貴方そういう人なのね。ふうん」
そこまでは余裕の甘い声でしたが、突然変わるんだな。
「許せない。弟の邪魔をするなんて。いけないのよ、弟の邪魔をする人は。
居たらいけないのよ!!」

波江の豹変振りを見た帝人は…突然、水でもぶっ掛けられたようなそんな顔になる。

-そうか…この人は…こういう人か。


その頃の誠二は……。
「ねぇ…教えてよ」
あわわ、ますます危うくなってるな。声聞いただけでヤバイ。
「姉さんはどこ?」
あ~吉田に詰め寄ってますね。
「行かなきゃいけないんだよ。彼女には俺が必要なんだ。
俺が居なきゃいけないんだ!ねぇ<教えてくれよ!」
目の下にクマまで出来てる。
いや~ん、もぉキモいよ怖いよ誠二。

-そんな理由か。
 そんな理由で人が死んで、その身体を使ってあんな事をして。
 僕のことまで狙って。


大きく息を吸った帝人は、周囲の黒服達を確認する。
「そんな理由で人の命を、貴女の自己満足で矢霧君を不幸にさせるつもり
なんですか?」
今更何を言ってるんだと返す波江。

-大丈夫だよね?

「確かに奇麗事かもしれません。だから何だって言うんですか?
人を殺して反省をしろっていう今更以前のことも理解出来ないのは
そっちじゃないですか!」
ドラマの見すぎと笑う波江。お約束の予定調和ばかり。
「ここは現実なのよ?」
両手広げてちょっと馬鹿にした態度です。

-上手く行くよね

ふぅん、帝人、キミったら確信は無いんだ。
計画通り行くかどうか、一抹の不安はあったりするのね。
人が変わったように見えたけど、中身はキミのままなのか。

「貴方は英雄なんかでもない、身の程を知りなさい」
「それの何が悪いって言うんですか」
あ、帝人のこんな声、初めてね。
「予定調和も、お約束も、ご都合主義も、無理矢理のハッピーエンドだって
大好きですよ。それを目指して何が悪いって言うんですか」
帝人がポケットに手を入れた。

「人の為だとか、世界の為だとか、そんなことはいいません。
ただ、僕が見たいんです。僕が信じたいんです」

-そうだ、信じる。
 僕は信じる。
 みんな…きっと!


「確かに、こんなのありふれた考えかもしれません。
でもありふれてるって事は、それだけ、
皆がそのことを考えているって事なんですよ」

ポケットから取り出したのは携帯。
送信を押そうとする指が寸前で止まる。
まだほんの少し、自信がないのね。
怖いの?帝人。

「言いたい事は、それだけ?」
帝人に馬鹿にした表情を向けた波江は、その顔のまま右手を上に上げる。
するとそれを合図に周囲に居た黒服達がこちらに近づいてきます。
それを眼で認めながら帝人は続ける。
「理屈の通じない相手に、挑む力も知恵も、僕にはありません。
努力する時間さえも与えてもらえない、だから…」

送信を押すべく構えてる帝人の指が震える。
「僕は数に頼る!」

ピッという音と共にようやく指は役目を果たし、メールは送信された。
頭上高く携帯を掲げる帝人に、波江はフッと笑うが、
周囲で次々と響く着信音に戸惑いの色が浮かび始める。

「何?!」
波江が振り向くと、それまで灰色だった人々が
パタパタとドミノの様に色が付いていく。
ここ気持ちよいですねーっ。
ここら一帯にたむろってたの、全部ダラーズのメンバーだったんだ!
あんな子供や普通のオバサンまで…。

滑り込んで来た渡草のワゴン。
「すっげー、これ全部、そうなんスかね?」
ゆまっちが驚いてる。
あ…このシーンでも後部座席にちゃんと美香居るね。

ゆまっちと狩沢にもメール届きましたが、
狩沢の着信音が「いっぺん死んでみる?」
ウケたぁぁ~地獄少女~っ!!
ドタチンと渡草にもメールが届き、
「さてと…。渡草、後は頼んだぞ」

いくぞとドタチンがバックミラー越しに後ろに声を掛ける。
彼には特別に仕事が割り振られていたのよね。

上からまだ眺めてるセルティ。
ビルに入って行くドタチンですが、ここの警備員にもメールが。
おいおい。彼もダラーズかよ。
そして屋上に居たセルティの所にも…。
セルティもダラーズだったんですね。
ていうか紀田以外の主要メンバーは、みんなそうかなと思ってだけど。
あ~新羅や杏里は違うかな。もちろん矢霧姉弟も除外。
ドタチンはセルティに美香を引き合わせる役目を
リーダーにおおせつかったわけだ。

一体何人居るんだろうと狩沢は車の窓から興味津々。
「いやいやいや、初集会でここまで集まるなんて驚きっすね」
とゆまっち興奮気味。
あぁそうだよね。今まで一堂に会した事ないんだもんね。ダラーズって。
「これが…ダラーズ…」
渡草も固まってる。
職業も色んな人が居そうね。うわ、お婆さんまで居るよ。

おおおっ?なんじゃこの新撰組コスはっ!と思ったら
アイザックとミリヤではないですかっ。
バッカーノ!のキャラ、こんなことに出すなんて凄いっ!
あ、私はバッカーノ!知らなかったんだけど、皆に勧められるんで、
この間2話まで見たのです。
まだ全然分かってませんけどね。この2人は出てたので覚えたのさ。

で、この2人もメンバーなのかよ。
「この人たちも、ダラーズってのの一員なの?」
「なぁああんっ!その通りだミリヤ」
良いかよく聞け、これで俺達も巷で今一番ナウなヤングに超話題の~って、
なんか台詞からしてほんとまるまる小野坂さんだねアイザック。(どんなだ)

波江はここに居る全員が帝人からのメッセージを受け取った仲間と知って
頭抱えてパニック気味。
ダラーズって所まで分かったかな?
ミリヤの声が聞こえていたなら、分かったかもしれんが。

「なんと!今日初めて出会ったばっかりなのに?」

ハイテンションで叫んでるミリヤの声でAパート締めって凄い。
ところでこれ、ミリヤってばなんて言ってる?


例によってBパートは土曜日中にUP予定。
毎度分割でごめんなさい。

【2010.3.20 PM6:20追記】
Bパート感想UPしました♪
「デュラララ!!」#11-2【疾風怒濤】こんなシーンで終わらないでぇ(泣)。


最新の画像もっと見る