経済の落ち込みが続く中国では、北京市、四川省などの各地の国有企業で大量に人員削減が行われている。イメージ画像。広東省東莞市にある工場(GREG BAKER/AFP/Getty Images)
経済の急激な落ち込みが続く中国では今、北京市、四川省など各地の国有企業で、大量の人員が削減されている。
中国における「国有企業」とは、概ね中国の中央政府および地方政府が投資設立した企業のことを指す。この国有企業のうち、国が全額出資した企業を「国営企業」と呼ぶ場合もある。
いずれにしても、国有企業の経営は、中共政府の意思と利益にもとづいて決定される。
そうした「中共の国有企業」で現在、大量の人員削減が行われている。本来は「禁じ手」であるはずの「労働者の首切り」を、中国共産党の企業が公然と行っているのだ。
こうした事象は、もはや遠くない将来、中国経済が「多臓器不全」によって機能停止することへの顕著な前兆と見ることもできる。
北京の国有企業の従業員で、人員削減により現在は解雇された李さんは16日、NTD新唐人テレビの取材に応じて、次のように話した。
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