ロサンゼルス・ドジャースの大谷翔平選手が、現地時間16日(日本時間17日)のサンディエゴ・パドレス戦で「1番・投手兼指名打者」として先発出場し、約1年10カ月ぶりとなる二刀流での公式戦登板を果たした。大谷はまず初回表に投手としてマウンドに上がり、2安打と犠牲フライで1点を失ったが、最速100.2マイル(約161.3キロ)を記録し、1回を投げ切った。その後、初回裏に打者として先頭打者で打席に立ち、パドレス先発ディラン・シース投手と対戦。フルカウントからスライダーに空振り三振を喫した。
2回以降は指名打者として試合に出場し続けた。この「大谷ルール」とも呼ばれるMLBの特例により、先発投手が降板した後もDHとして打席に立つことが認められており、大谷は2回以降も打者としてチームに貢献した。
大谷は3回に左中間への適時二塁打を放ち、同点に追いつく活躍を見せた。さらに4回には右前への適時打で2打席連続のタイムリーを記録し、打者としても存在感を示した。これにより、自らの失点をバットで取り返す形となった。
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大谷翔平が二刀流復帰戦 初回投げ切り2打席連続適時打で躍動 ドジャース勝利を導く
ロサンゼルス・ドジャースの大谷翔平が約1年10カ月ぶりに二刀流で公式戦登板。投打で活躍し、チームの勝利に大きく貢献した歴史的な一戦となった。
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