ミエシカル☆エシカルで三重のステキを発見&人と環境に優しいお買い物へ

オーガニック、フェアトレード、地産地消など環境や人に優しいこと=エシカル。そんな三重のエシカルをご紹介!!

菰野でエシカルカレンダー作り体験

2012年06月27日 20時18分11秒 | エシカル旅

“美人の湯”で有名な湯ノ山温泉の温泉街にある、グリーン工房
そこで、先週の日曜日、
地元の間伐材を利用したエシカルなカレンダー作りを体験してきました!!

※大きい方は600円、小さい方は500円とお値打ちです

大枠のフレームは、スタッフさんが機械を使って加工してくれます!!
私は、フレームを研いだり、サイコロを磨き角を丸くしたり、
スタンプを押したりしました。


たったそれだけの作業に思えますが、、、
かかった時間は、実に2時間・・・。
思わず、時間が過ぎるのを忘れるほど熱中しました。

このグリーン工房は、
グリーンボランティア『森林(もり)づく三重』という団体が実施しています。

HPを拝見させていただくと、
 私共の団体は森林づくりを推進するため、
 グリーンボランティアとして森林・みどりを守り育てる活動を主に行っています。
 人と森林(自然)が共生する緑豊かな森林を、
 楽しみながらつくり、森林に対する理解を深め、
 ボランティアの輪を広げる事と、
 躍動感ある地域の森林・緑地を次世代に伝え残すことを活動の目的としています。




森林・・・といえば、
私の勝手なイメージですが、
いっぱい葉っぱがついていて、木が生い茂っていたら、
豊かな森だと思っていました。
しかし、手をいれ、守っていくことが大切なのだと知りました。

また、
先日、森林関係の方とお話をしている中で、
「日本は森林国なのに、その森林を有効に使うことが
 できていないのではないか。」と伺いました。
木は、大切な資源の1つ。
家の柱た家具として生活にも、エネルギーにもなる木ですが、
手入れがされず、放置されたままだと聞きました。
また、きちんと手入れされないと、
暗い光の差し込まない森ができてしまい、
太陽が差し込まないので、
木の下に生えは草木も育たないし、生態系も育たないんだとか。
そういう意味で、
守っていくために手入れをしていくことがいかに必要か、知りました。

でもその一方で、
昔は、木の単価がしっかりとしていたけど、
今は、輸入もあってとても落ちてしまったらしく、
自然を相手に働くという命がけで職業なのに関わらず、
働いても生活できる金額にたどり着くには大変だそうです。
そうなると、継続性が生まれず、
林業をする人が減っていってしまうように強く感じました。

ただ木がいっぱいあれば自然豊かな場所、ではなく、
きちんと手入れをし、木々を守らなければ、
本当の意味で、森や生態系を守っていけないのかもしれないと思います。

身近にある「森林」。
そこが抱える問題も、
今回の「地元の間伐材で手作りカレンダーを作り」のように、
間伐材を楽しみながら利用し、
今の森の現状を聞き、
対価を支払うことができたとしたら、
もっともっと、素敵な森が増えるような気がしました。


(安原智子)


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