2018/5/2(水) 午前 7:42
つづき
1945年日本のポツダム宣言受諾による終戦即ち、日本による統治の終了によって、1948年まで朝鮮半島は連合軍による分割統治となります。北はソビエトによる占領、南は アメリカ軍による占領統治でした。日韓併合の終わりを意味する「光復節」から3年後の、1948年8月13日に韓国の初代大統領の李承晩が連合軍の占領統治からの「独立宣言」してできたのが大韓民国(韓国)、ソ連軍から独立(1948年9月9日独立宣言、12月にソ連軍撤収)してできたのが朝鮮民主主義人民共和国(北朝鮮)ですね。
「分断国家」になったことこそが「不幸な歴史」であり、その原因は日本に併合され、敗戦国のような扱いで、連合軍による統治を受けたためだと韓国や朝鮮の人々は思っているかもしれません。ですが、そのあたりのことも前に、「戦後朝鮮の『独立宣言』を認めなかった連合国軍」と「日本は何故分断されずドイツや朝鮮は何故分断されたのか」の中でみていきましたが、それは日本のせいというよりも、そもそも自国に「自治能力のある独立政府があったのかなかったか」、そこを連合国軍にどう判断されたかで、ドイツと朝鮮は日本のような間接統治ではなく連合国軍による直接統治になってしまった。
朝鮮総督府から引き上げる前にむしろ、日本は朝鮮が独立国として扱ってもらえるよう、「大韓民国臨時政府」の「独立宣言」の手助けをしています。
しかし、連合国軍は朝鮮が独立国であることそのものを認めなった。その問題は、「大韓帝国」に自治能力が乏しかったからこそ、日本の保護国になる以外に他のアジアの国々のように欧米列強の植民地支配を免れる道がなかったことと同じ根っこです。
米ソが南北で分割統治したのは米ソのイデオロギーの対立構図によって起こったことであり、米vs中ソの代理戦争のような朝鮮戦争にも発展したわけですから、これに関しては、中ソに国境が接しているという地政学的問題としかいいようがない問題だと思います。
北朝鮮は1948年3月に南朝鮮への送電を中止。(日韓併合時代、日本は山の多い半島北部を中心に水豊ダムなどの水力発電所を建設し、そのため南半分は電力を北半分に依存していた)
朝鮮戦争(1950年6月25日~1953年7月27日)は、中国共産党の毛沢東ととソ連のスターリンの支援を受けた北朝鮮が、南北の国境線とされていた38度線を越えて韓国に侵略をしかけたことで起こった戦争です。朝鮮半島から撤収し終わっていた米軍他国連軍が引き返して、韓国のために戦かったわけです。従って、休戦協定はあくまでも、北朝鮮と国連軍の間で交わされたものでした。
朝鮮民族の正当な国家は、国家成立の指導者が抗日パルチザンの英雄金日成初代首相であると考えるのが主体思想(チュチェ思想)で、その血統の金正恩朝鮮労働党代表が統治している「朝鮮民主主義人民共和国(つまり北朝鮮)こそが正当な朝鮮民族の国家であると、つまりそのように思っておられるのが文在寅韓国大統領などの(北の工作員のような)韓国左派の方々のようです。
今後は是非、日本の金や技術によってではなく、かつての東西ドイツのように、「南北の団結による民族の自力によって」、真の先進国になって頂き、その「屈辱の歴史」を是非とも晴らして頂きたいと、大多数の日本人がそう思っております。
「他力本願」では、まるで労働を嫌う「両班」のようなものですね。そんなものでは長続きしません。持続可能な「先進国」とは、創造性があり、労働を尊ぶドイツや日本のような国民性あってのものです。ですから、1度や2度助けても、いずれまた続かなくなって、未来永劫日本をあてにしなければならなくなってしまいますよ。それは無理というもの。
日本にとっても南北朝鮮にとっても、お互いにとっての「不幸な歴史」を清算するためには、日本は二度と彼の国に対し、「安易な」手助けをすべきではない。
特に「千年恨」の国や「テロ支援国家」からの「一方的な技術支援」要請や「莫大な支援金の要求」などの「たかり外交」を受けいれ続けることはまさに、日本にとって「不幸な歴史」の延長のようなもの。
付け足す必要があるかどうかわかりませんが、「慰安婦」「徴用工」の問題は、そもそも、1965年6月に、佐藤栄作政権と韓国朴正煕政権との間で調印された、「日韓基本条約」 で、総額8億ドル(無償3億ドル、政府借款2億ドル、民間借款3億ドル)の援助資金と引き換えに、韓国側は(厳密にいえば南北朝鮮半島)全ての請求権を放棄しており、「朝日新聞」の捏造記事で蒸し返しされたことに端を発していますが、これらの問題に対する日本側の態度にも(河野談話など)問題を大きくした原因があったように思います。
だからこそ、今後は法的な根拠もなく、政治家のリベートがらみの「支援」など、無限ループのような悪循環を招く原因作りになるだけですので一切止めて頂きたいと思うのです。
コメント
本当の意味での独立は、他力本願では成し遂げられませんから、他国の援助に頼らずに自らの力で勝ち取ることでしょうね。
韓国は日本の技術や資金の支援をあまりにも知らなさすぎます。未熟な国は、まだまだこれからも自助努力が必要です。
先月のニュースでは、日本はこれまで中国に円借款で3兆円を大きく超える額を貸し付け支援してきたと報道されていましたね。この円借款により中国の経済を大きく発展させました。
やっと一人前になったので、これからはおとなの国になる努力が必要ですね。
2018/10/28(日) 午後 9:34 泉城
> 石田泉城さん
コメントをありがとうございます。韓国や北朝鮮はいつまでも日本に「債権」をもっているような意識なのでしょうか。自国の歴史の全貌を知らなさすぎるのか、単に厚かましいからなのか。「未熟な国は、まだまだこれからも自助努力が必要です」に同感です。
中国に関しては先日の安倍総理と李克強首相との会談で、通貨スワップ(交換)協定(しかも3兆円規模とか!)の再開や、第三国でのインフラ共同開発で合意し、先端技術や知的財産分野での協力を協議したと報道されていますが、中国のような政治体制のいびつで少数民族を弾圧し続けているような国と今後親密なパートナーシップを結んでよいのだろうか(中国共産党の現体制の延命に協力する意味があるのか)と疑問に思います。経団連などからの圧力なのでしょうか。もっと長期的な展望に立った外交をしてもらいたいな、と。
中国が「大人の国」になる、「成熟した民主主義の国家」「他国の知財侵害をしないルールに従う国家」になるのはいつの日なのでしょうか。
2018/10/28(日) 午後 10:29 kamakuraboy
中国は『三國志』を読んでもわかるように策略に長けていることがいいと思っている国です。
策略と言っても、たいへんえげつないことばかりで、だまし、裏切り、嘘、背信など、勝てばどんなやり方でもいいという考えですから、いつまでたっても「おとなの国」にはなれません。
「成熟した民主主義の国家」「他国の知財侵害をしないルールに従う国家」は革命でも起きない限りあの国には無理です。
私の相性の基準からして、印象は良くないし、価値観も違うし、信頼感もないし、雰囲気は悪いのでダメですが、そういう国だと理解して、経済上のおつきあいをするのでしょう。
2018/10/28(日) 午後 11:26 泉城
> 石田泉城さん
中国人と日本人のものの考え方の隔たりはかなり大きいですね。日本では「竹を割ったような」人をだましたりしない単純明快な真面目さや「清き明き心」といった心情を貴びますよね。それこそが職人精神にも繋がるわけですし。
中国や朝鮮半島の人々と日本人とは全く心情的に水と油のような違いがあるように思います。それ故に泉城さんが挙げて下さった相性の基準で確かに親密なパートナーシップの結べる相手国には程遠いですね。
しかし残念ながら内部からの「革命」の核になりそうな人物は拘束されてしまうか、亡命して二度と故国の土を踏めなくなるかという運命のようで、「革命」による体制崩壊と体制転換はなかなか難しいようですね。「経済上のおつきあい」もほどほどにしてもらいたいですね。
2018/10/28(日) 午後 11:49 kamakuraboy
つづき
1945年日本のポツダム宣言受諾による終戦即ち、日本による統治の終了によって、1948年まで朝鮮半島は連合軍による分割統治となります。北はソビエトによる占領、南は アメリカ軍による占領統治でした。日韓併合の終わりを意味する「光復節」から3年後の、1948年8月13日に韓国の初代大統領の李承晩が連合軍の占領統治からの「独立宣言」してできたのが大韓民国(韓国)、ソ連軍から独立(1948年9月9日独立宣言、12月にソ連軍撤収)してできたのが朝鮮民主主義人民共和国(北朝鮮)ですね。
「分断国家」になったことこそが「不幸な歴史」であり、その原因は日本に併合され、敗戦国のような扱いで、連合軍による統治を受けたためだと韓国や朝鮮の人々は思っているかもしれません。ですが、そのあたりのことも前に、「戦後朝鮮の『独立宣言』を認めなかった連合国軍」と「日本は何故分断されずドイツや朝鮮は何故分断されたのか」の中でみていきましたが、それは日本のせいというよりも、そもそも自国に「自治能力のある独立政府があったのかなかったか」、そこを連合国軍にどう判断されたかで、ドイツと朝鮮は日本のような間接統治ではなく連合国軍による直接統治になってしまった。
朝鮮総督府から引き上げる前にむしろ、日本は朝鮮が独立国として扱ってもらえるよう、「大韓民国臨時政府」の「独立宣言」の手助けをしています。
しかし、連合国軍は朝鮮が独立国であることそのものを認めなった。その問題は、「大韓帝国」に自治能力が乏しかったからこそ、日本の保護国になる以外に他のアジアの国々のように欧米列強の植民地支配を免れる道がなかったことと同じ根っこです。
米ソが南北で分割統治したのは米ソのイデオロギーの対立構図によって起こったことであり、米vs中ソの代理戦争のような朝鮮戦争にも発展したわけですから、これに関しては、中ソに国境が接しているという地政学的問題としかいいようがない問題だと思います。
北朝鮮は1948年3月に南朝鮮への送電を中止。(日韓併合時代、日本は山の多い半島北部を中心に水豊ダムなどの水力発電所を建設し、そのため南半分は電力を北半分に依存していた)
朝鮮戦争(1950年6月25日~1953年7月27日)は、中国共産党の毛沢東ととソ連のスターリンの支援を受けた北朝鮮が、南北の国境線とされていた38度線を越えて韓国に侵略をしかけたことで起こった戦争です。朝鮮半島から撤収し終わっていた米軍他国連軍が引き返して、韓国のために戦かったわけです。従って、休戦協定はあくまでも、北朝鮮と国連軍の間で交わされたものでした。
朝鮮民族の正当な国家は、国家成立の指導者が抗日パルチザンの英雄金日成初代首相であると考えるのが主体思想(チュチェ思想)で、その血統の金正恩朝鮮労働党代表が統治している「朝鮮民主主義人民共和国(つまり北朝鮮)こそが正当な朝鮮民族の国家であると、つまりそのように思っておられるのが文在寅韓国大統領などの(北の工作員のような)韓国左派の方々のようです。
今後は是非、日本の金や技術によってではなく、かつての東西ドイツのように、「南北の団結による民族の自力によって」、真の先進国になって頂き、その「屈辱の歴史」を是非とも晴らして頂きたいと、大多数の日本人がそう思っております。
「他力本願」では、まるで労働を嫌う「両班」のようなものですね。そんなものでは長続きしません。持続可能な「先進国」とは、創造性があり、労働を尊ぶドイツや日本のような国民性あってのものです。ですから、1度や2度助けても、いずれまた続かなくなって、未来永劫日本をあてにしなければならなくなってしまいますよ。それは無理というもの。
日本にとっても南北朝鮮にとっても、お互いにとっての「不幸な歴史」を清算するためには、日本は二度と彼の国に対し、「安易な」手助けをすべきではない。
特に「千年恨」の国や「テロ支援国家」からの「一方的な技術支援」要請や「莫大な支援金の要求」などの「たかり外交」を受けいれ続けることはまさに、日本にとって「不幸な歴史」の延長のようなもの。
付け足す必要があるかどうかわかりませんが、「慰安婦」「徴用工」の問題は、そもそも、1965年6月に、佐藤栄作政権と韓国朴正煕政権との間で調印された、「日韓基本条約」 で、総額8億ドル(無償3億ドル、政府借款2億ドル、民間借款3億ドル)の援助資金と引き換えに、韓国側は(厳密にいえば南北朝鮮半島)全ての請求権を放棄しており、「朝日新聞」の捏造記事で蒸し返しされたことに端を発していますが、これらの問題に対する日本側の態度にも(河野談話など)問題を大きくした原因があったように思います。
だからこそ、今後は法的な根拠もなく、政治家のリベートがらみの「支援」など、無限ループのような悪循環を招く原因作りになるだけですので一切止めて頂きたいと思うのです。
コメント
本当の意味での独立は、他力本願では成し遂げられませんから、他国の援助に頼らずに自らの力で勝ち取ることでしょうね。
韓国は日本の技術や資金の支援をあまりにも知らなさすぎます。未熟な国は、まだまだこれからも自助努力が必要です。
先月のニュースでは、日本はこれまで中国に円借款で3兆円を大きく超える額を貸し付け支援してきたと報道されていましたね。この円借款により中国の経済を大きく発展させました。
やっと一人前になったので、これからはおとなの国になる努力が必要ですね。
2018/10/28(日) 午後 9:34 泉城
> 石田泉城さん
コメントをありがとうございます。韓国や北朝鮮はいつまでも日本に「債権」をもっているような意識なのでしょうか。自国の歴史の全貌を知らなさすぎるのか、単に厚かましいからなのか。「未熟な国は、まだまだこれからも自助努力が必要です」に同感です。
中国に関しては先日の安倍総理と李克強首相との会談で、通貨スワップ(交換)協定(しかも3兆円規模とか!)の再開や、第三国でのインフラ共同開発で合意し、先端技術や知的財産分野での協力を協議したと報道されていますが、中国のような政治体制のいびつで少数民族を弾圧し続けているような国と今後親密なパートナーシップを結んでよいのだろうか(中国共産党の現体制の延命に協力する意味があるのか)と疑問に思います。経団連などからの圧力なのでしょうか。もっと長期的な展望に立った外交をしてもらいたいな、と。
中国が「大人の国」になる、「成熟した民主主義の国家」「他国の知財侵害をしないルールに従う国家」になるのはいつの日なのでしょうか。
2018/10/28(日) 午後 10:29 kamakuraboy
中国は『三國志』を読んでもわかるように策略に長けていることがいいと思っている国です。
策略と言っても、たいへんえげつないことばかりで、だまし、裏切り、嘘、背信など、勝てばどんなやり方でもいいという考えですから、いつまでたっても「おとなの国」にはなれません。
「成熟した民主主義の国家」「他国の知財侵害をしないルールに従う国家」は革命でも起きない限りあの国には無理です。
私の相性の基準からして、印象は良くないし、価値観も違うし、信頼感もないし、雰囲気は悪いのでダメですが、そういう国だと理解して、経済上のおつきあいをするのでしょう。
2018/10/28(日) 午後 11:26 泉城
> 石田泉城さん
中国人と日本人のものの考え方の隔たりはかなり大きいですね。日本では「竹を割ったような」人をだましたりしない単純明快な真面目さや「清き明き心」といった心情を貴びますよね。それこそが職人精神にも繋がるわけですし。
中国や朝鮮半島の人々と日本人とは全く心情的に水と油のような違いがあるように思います。それ故に泉城さんが挙げて下さった相性の基準で確かに親密なパートナーシップの結べる相手国には程遠いですね。
しかし残念ながら内部からの「革命」の核になりそうな人物は拘束されてしまうか、亡命して二度と故国の土を踏めなくなるかという運命のようで、「革命」による体制崩壊と体制転換はなかなか難しいようですね。「経済上のおつきあい」もほどほどにしてもらいたいですね。
2018/10/28(日) 午後 11:49 kamakuraboy