泉から利府方面に抜ける道筋に、「青麻神社」の看板があり、いつかお参りしようと思ってました。青麻と書いて”あおそ”と読みます。県民の森の北、道路を走り抜けると、急にお社が見えます。
小川を渡るとそこにお社があり、静寂と共に凛とした空気に包まれます。
社伝にあるように、もともとは、麻の栽培に関係があるようですが、中風(脳卒中)、眼病平癒の祈願に人々が集まりました。
伊達家藩主もたびたび訪れています。
ほぼ、案内図の通りの社殿の配置ですが、左手の滝が、足元が悪く確認できませんでした。
本殿、随神門です。
規模は決して大きくないですが、独特の佇まいを醸し出しています。
春の例大祭では、こちらの神楽殿で舞が奉納されます。
”青麻の宮”の石碑です。
青麻神社春季大祭の案内板です。
本殿の一番奥に、岩戸信仰の”三光の岩戸”があり、5月の連休に特別御開帳があるようです。
封内風土記(仙台藩が編纂した地誌)には、伝奇としても面白い神社の縁起として残っています。
明治20年には、長野の人が、遠路はるばる青麻神社詣でをした記録があり、”青麻”信仰というものが存在した証です。
神社の向かい側、茶屋の跡に井戸があり、自由に水を汲み上げられます。平日のこの日もいくつものポリタンクに水を汲み入れる人が絶えませんでした。
道路と神社の境に川が流れ、まわりにも幾筋の小川が流れています。
神聖な場所、心落ち着く場所には、ほぼきれいな水が流れていますね。
隠れパワースポット 岩切「青麻神社」、皆さん一度、ご参拝してみてください。
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