美と知

 美術・教育・成長するということを考える
( by HIGASHIURA Tetsuya )

クラス通信 2006年7月18日

2006年07月17日 | クラス通信Ⅰ(C組高2~高3)


◆高校生活最後の夏休み、夏休みは人生の見聞を広めるチャンスです。1冊の書物との出会いが、人生を変える事だってあるのです。二度とない自分の人生をしっかりと見つめよう。
昨年、夏休み前にお勧めした本は、
◇『知のソフトウェア』立花隆、講談社現代新書
◇『物の見方考え方』松下幸之助、PHP文庫
◇『成功への情熱』稲盛和夫、PHP文庫
◇『座右のゲーテ』斉藤孝、光文社新書
◇『大河の一滴』五木寛之、幻冬舎文庫
でした。今回も、高校時代にぜひ読んでほしい5冊の本を紹介します。
自分の今の生き方、そして、これからの生き方をしっかり見つめよう。

◇『素直な心になるために』松下幸之助、PHP文庫、514円
   これからの社会を担っていく私たちは、小さな私心にぶれる生き方ではなく、大きな自然の摂理・バランスの中で物事を判断していく眼が大切です。曇りかけた自分の心を磨きなおすことのできる1冊。

◇『エコロジー的思考のすすめ―思考の技術』立花隆、中公文庫、480円
   地球温暖化、砂漠化、生態系の乱れなど地球規模の問題は深刻である。地球人として生きていくためには、目先の枝葉末節な思考ではなく、地球規模で繋がっている日常の連鎖を深くとらえるものの見かた・考え方の大切さに気づきたい。

◇『最高の自分を生きる』丸山敏秋、致知出版、1500円
   自分の能力を最大限に引き出す、いや、自分の能力以上の力を発揮する。そんな一流の生き方が確かにある。その不思議な力を引き出す心の状態を生み出す生き方を学びたい。

◇『生き方―人間として一番大切なこと』稲盛和夫、サンマーク出版、1700円
   「魂というものは生き方次第で磨かれもすれば曇りもするのです。この人生をどう生きていくかによって、私たちの心は気高くもなれば卑しくもなるのです。」
   人間として生きていく上で大切なことは何か・・・ ひとりひとりが自分の言葉でしっかりと語れるようになってほしい。

◇『プロフェッショナルの条件』P.F.ドラッカー、ダイヤモンド社、1800円
   P・F・ドラッカーと言う人をぜひ覚えておいてほしい。社会、組織に属して生きていく限り、自分自身をしっかりとマネジメントしなければ成長できない。社会と自分を結びつける入門書として最適な一冊。
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