美と知

 美術・教育・成長するということを考える
( by HIGASHIURA Tetsuya )

クラス通信 2007年6月26日

2007年06月26日 | クラス通信Ⅱ(A組高2~高3)
◆各人の構えはできていますか。

「勉強とは単によい点数をとるためにしているのではない。自分を律し、自分を鍛え、自分の生き様を見つけるために勉強・試験に臨むのである。」ということを今一度考えてみてください。学習・試験にどう取り組むかは、君の「生き方」そのものなのです。
日々の家庭学習は、将来の自分への投資です。
自分の自由に使える時間を、テレビを見たり、遊んだり・・・と浪費してしまうのか、将来の「自分のこうありたいという姿」に向かって日々努力を積み重ねるのか・・・
その日々のわずかな差は、実は一生埋まりません。二十歳前後の努力の厚みこそが人間のベースなのです。それ以降の努力は、そのベースの上に上乗せしているのです。
その自覚が早くできた人はきっと得をします。

◆『自助論』(サミュエル・スマイルズ著・竹内均訳)より抜粋

「人間の優劣は、その人がどれだけ精一杯努力してきたかで決まる。怠け者は、どんな分野にしろ、優れた業績を上げることなどとうていできない。骨身を惜しまず学び働く以外に、自分を磨き、知性を向上させ、よき人生を実現する道はない。」

「最大限の努力を払ってでも勤勉の習慣を身につけなければならない。それさえできれば、何事においても進歩や上達は目に見えて早くなるだろう。また「習うより慣れろ」の言葉通り、同じことを何度も反復練習する必要がある。それなしには、たとえどれほど簡単な技術であろうと、ものにはできない。逆に、繰り返し訓練を積めば、どんなに困難な目標でも必ず達成できる。」

「進歩の速度は実にゆっくりしている。偉大な成果は、決して一瞬のうちに得られるものではない。そのため、一歩ずつでも着実に歩んでいくことができれば、それを本望と思わねばならない。」

「どんな逆境にあっても希望を失ってはならない。いったん希望を失えば、何ものをもってしてもそれに代えることはできない。しかも、希望を捨てた人間は人間性まで堕落してしまう。」

「日々のありふれた仕事をきちんと果たしていくことで、人間はより高い能力を身に着けることができる。」

「われわれを助けるのは偶然の力ではなく、確固とした目標に向かって粘り強く勤勉に歩んでいこうとする姿勢なのだ。」


担任はいつも応援しています。がんばれ!
コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 関西学院初等部入試説明会 | トップ | 1学期の授業終了です »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

クラス通信Ⅱ(A組高2~高3)」カテゴリの最新記事