美と知

 美術・教育・成長するということを考える
( by HIGASHIURA Tetsuya )

クラス通信 2009年12月18日

2009年12月19日 | クラス通信Ⅲ(高1)
◆高校1年生の2学期も残りわずかとなりました。
自分にとってどんな1年生の生活でしたか、そして、先に向かってどうしていきたいですか・・・今しっかりと見つめていきたいところです。

2学期の成績表が配られました。1学期は様子も充分にわからずとまどいもあったかもしれません。
しかし、2学期はもうそんな言い訳は通用しませんよ。

「人間の能力は学校の点数じゃないよ・・・」とよく言われます。
しかし、学校の点数とは、その人の目の前の仕事に対する努力量の現れです。
努力しなければ絶対に点数は取れません。
目の前の自分の仕事(勉強)にいかに集中して取り組めるか、努力を継続できるか、その人の人間としての生き方が現れるのです。

手を抜かずに持てる力を十分に発揮しましたか?
こんな程度でいいかな…と自分の枠を設定してませんか? 
学習面でもチャレンジする心を持ち続けましたか?

「やらないということと、苦手ということとは違う。」
好きなことを一生懸命やるのは当たり前です。
嫌なこと、苦手なことといかに向かい合えるかということが、その人の人間力いえるのではないでしょうか。
苦手なものがあるということは、そのことの取り組みを通して、人間を鍛えるチャンスとなるのではないでしょうか。
「自立」するということの根本がここにあると思います。

この冬休みは、 高校生活の中盤に向かって自分はどんな歩みをしていくのか・・・、
どんな高校生活にしたいのか・・・
そんなことをゆっくりと考えてみるチャンスでもあります。
今までにやり切れていないことに取り組むも良し、新たなチャレンジを始めるも良し、必死に英語をやってみるも良し。
2週間の冬休みの生活をしっかりと自分で構築しようではありませんか。

自分の人生の節がひとつ増える大切な時です。
太くしっかりとした節目を作ってください。

◆3学期が始まりますとすぐにコース制の本登録があります。
今までの2回の予備調査で学年の傾向もつかめたのではないでしょうか。
友達がどうするとかではなく、自分はどうしたいのか…
という判断を大切にしてください。
一人一人の良き高校生活の歩みを創りあげてください。  

身体に気をつけて、良い年末年始を過ごしてください。
コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 大学の偏差値について | トップ | 『燃えよ剣 上・下』司馬遼太郎 »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

クラス通信Ⅲ(高1)」カテゴリの最新記事