ベルントソンのユーロ・レポートが挙がりました
だいたい想像通りの内容だけど、腰の故障にまだ悩まされてるらしいのが辛いところだね
思うに、クリスのメンタル領域には一見相容れない二つの側面があるんではなかろうか。
一面、彼は非常に上昇志向だ。だからこそユーロ10回(!)なんて長丁場を耐えてこれたとも言える。
彼なりの野望(←なんとクリスに相応しからぬ言葉だろう)をちゃんと持っている。
現在的に言えば、ワールドなら6位入賞、ユーロはメダル・・口に出したのを聞いたことはないが、様々な状況を考え合わせれば、それくらいを射程圏とみなしているように考えられる、というか考えるしかない。
でもね、それなら今回のユーロなんて相当悔しがってもいい筈でしょう。
いや、彼も勿論悔しがってはいる、いますよ。でも、その悔しがりようがですねえ・・なんちゅうか・・ゆるいんだよね~。
ここまで持ってこれたんだから、まあOKでしょう、って判断だもんね。
そりゃあ手術や怪我のせいでひどく出遅れたシーズンだから、こっちも納得はしますけどね。でも、ジュベール番長なら死んでもそんなことは言わんでしょうが。(ま、番長と比べるほうが無理なんだけど・・)
ここらあたりを読んでると、クリスが予想しているワースト・シナリオって凄い悲惨なものなんだろうなあと思ってしまう
そこらへんがなんとなくかみ合わないじゃないですか。
『大いなる野望』と「まあこのくらいで済んでよかったね」風メンタリティー・・
ん・・そうか・・この二面性がことによるとクリスがかくも長~い間やってこれた、それもただやってきただけじゃなくて徐々にではあるが着実にレベルアップしてこれた、秘密・・かな?
う~ん、そんな気がしてきた。
いずれにしても彼って本当に変わった人だと思いますよ。
さらりとしていながら同時にすご~く頑固・・
腰は休めば楽になるんだけど、休んでる場合じゃないっていうジレンマの只中ですよね、今は。
この際狙いはもう来シーズンに向けて、ある程度気長に調整したらいいんじゃないかなあ。今季ワールドはピークに至る途中段階として、そこそこの実績を上げることを目指す・・
とはいえ、どうもシュル太は今季あてにならないようなので、単独でぎりぎり10位入賞するぐらいにはもっていきたい・・
・・・
どっちの性格を起動するかは・・微妙だな
ユニヴァシアード(2月21、22日)
チャレンジ・カップ(3月4~7日)
に参加してワールドに備えるみたいですね。
まあ、あまり無理をしない範囲で無理してください
マイペースで頑固な部分がかなりあると思います。
そのマイペースさと頑固さが、周りの子たちがどんどん辞めていっちゃう状況で
これだけ長くフィギュアを続けて来られたのだと思うんです。
でも、賢い子なので貪欲さをあまり表に出さないんじゃないかなとも。
(そういう意味ではアドリアンのが心配です…)
もう応援の言葉はリュッカ・ティルじゃなくシェンパ!!!と言いたいです。
他人に惑わされない、人と比較するんではなく、自分の自身と比較して昨日よりは今日、今日よりは明日と向上することを目指してます。
これって姿三四郎の昔から言われてる人生の極意なんですけど、簡単なようで難しいことですよね。でも、クリスは生まれつきそれが出来る子みたいです。
こういうことは常に勝ってないと気が済まないジュベール(いつも例に出してご免ね)タイプには難しいでしょう・・少なくとも10年は持たないですよね
皆そうだけど、特にクリストファーには、是非とも納得のいくかたちで選手生活を完結してもらいたいと思います。
本当、もう運などに頼ってないで"Käpa! Kämpa!"でいってもらいたいですよね~
(字化けするかな?)
めいこさんは言葉まで勉強しちゃうから凄いです。その情熱には選手たちも感動すると思いますよ