今日は娘と二人の孫たちが東京に帰る日で、ようやく喧噪も終わる。明日からまた静かな夫婦二人の生活に戻る。
長女の7歳の子は一月のときよりずいぶんと成長しているように見える。三歳下の弟は何事においても姉から習えるので相当得しているように見える。ちょうど自分がそうだった。三歳上の姉がいたから足し算や引き算でも、九九でも、漢字でも、姉が習うときに習っていたのだと思う。おそらくなんにも勉強しなくても小学3年生や4年生まではやっていけたはずだ。
下の弟のほうはとにかく「車、電車」に詳しい。車に乗せて走っているとほとんどの車の名前とメーカーがわかり、特別な車もわかる。電車も同じだ。もう二つ得意がある。県の形をみるだけで県名がわかるのと、世界の国旗を見て国名が言えることだ。
子供の頭はどうなっているのか。とにかく記憶の力は凄まじいのだろう。
上の子は小学2年生になる。早生まれなので、どうなることかと思ったがだんだんと追い付いていくものだ。下の弟は幼稚園に入る。集団の中で鍛えられることが始まる。
息子の娘はようやく小学一年生である。この子は早くから保育園に通っていたので、「ようやく」という副詞がついてしまう。成長の階段を駆け上っていくわけだ。
困難に直面することはわかっている。その耐え方、突破のしかたをいつか言っておきたい。
この令日にヒノキ花粉が大量に飛び散って鼻がむず痒い。山林主に腹立たしい思いがする。