演芸見ブんログ

寄席・野球観戦等に行った備忘録を残しています

23/12/26 浅草演芸ホール下席六日目(途中入場)

2023-12-27 | 芸協定席見ブんログ
19時からの夜間割引を狙って浅草に来ましたが、久しぶりの寄席が待ち切れなくて19時前に入場すると、 繁二郎 先生が鼻テープの真っ最中。客席の一番後ろから楽しみました           

昔昔亭桃太郎・・・『裕次郎物語』

===《お仲入り》===

春風亭昇吉・・・『旅行日記』
(春風亭昇々交互出演)
昇吉師匠声デカイなぁ!
こういうネタも持っていたんですね。

宮田陽 ・・・「芝浜」
「増税メガネ」「じゃこ天」「除草剤」「ダイハツ」など今年の時事ネタが炸裂したあと、「トリの枝太郎師匠から『落語のネタを漫才でやってくれ』というリクエスト」で、漫才の芝浜が聞けました!

三笑亭可龍・・・『浮名の竹串』
(瀧川鯉朝交互出演)
噺の中にも出てきましたが、
『与話情浮名横櫛』からの可龍師匠の新作?

桂文治・・・『尻餅』
場内の客まで一緒に手を叩いて“ペッタン、ペッタン”
何なんだろ?

瞳ナナ ・・・「トキメキドキッ!」
昨日まではクリスマス仕様の衣装だったそうです。

桂枝太郎・・・『芝浜』
「寄席というのはトリに向かって徐々に盛り上げて行くものなんですが・・・」と文治師匠の「ペッタン、ペッタン」に言及すると、楽屋から当事者と仲入りの師匠が揃って登場、枝太郎師匠は「古典ができなくなる」とぽつり。さらにはヒザ前の おねえさま も登場して、枝太郎師匠は「古典なんだから・・・」とさらに狼狽
そして入った古典はなんと『芝浜』。
魚屋のことを漁師と言ってしまったり、ちょっと動揺が見られた枝太郎師匠ですが、勝五郎が連れて来た呑み仲間が 、ニシムラ マツノ ニカイ 、拾った財布に入っていた金は“裏金”、さらに“パーティー券”といった時事ネタや、 陽昇 さんが使ったギャグも鏤めて枝太郎師匠らしい『芝浜』を堪能しました。

陽昇 さんに芝浜を漫才でやってもらって、自分の高座で回収していたとしたら・・・
実は・・・
私も人生の終着点を見据えて「そろそろ来年あたりは落語協会の芝居も見に行こうかな」と考えていたところでした
でも、今日のような芝居を見せられたら、来年もやめられませんなぁ。
コメント
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