演芸見ブんログ

寄席・野球観戦等に行った備忘録を残しています

07/11/08 末廣亭・夜の部(途中入場)

2007-11-08 | 芸協定席見ブんログ
===途中入場===

柳家小蝠…『元犬』

松旭斎小天華…「奇術」

桂文月…『魚根問』

春風亭柳好…『紙入れ』

ぴろき…「ギタレレ漫談」

瀧川鯉昇…『時そば』
(昼席から変更・桂伸乃介休演)

神田紅…『赤穂義士銘々伝 赤垣源蔵』

東京丸・京平…「漫才」

三遊亭圓雀…『狸賽』

昔昔亭桃太郎…『お見合中』

《お仲入り》

桂右團治…『金明竹』

東京ボーイズ…「歌謡漫談」

三遊亭栄馬…『茄子娘』

春雨や雷蔵…『宮戸川(前)』

鏡味健二郎…「太神楽曲芸」
(やなぎ南玉休演)

桂伸治…『宿屋の仇討』


今日は『落語と私』というブログをブックマークさせていただいているyashigasaさんのお誕生日!
「末廣亭に行く」という情報を嗅ぎ付けたので、お祝いを述べるために仕事を終えてそそくさと末廣亭へ。
残念ながら前座さんには間に合わず、小蝠さんの高座途中から入場しました。
平日の夜席なのに結構な客入りで、私は最前列には座れずに上手側中程の席に陣取りました。
私はこの芝居、今日で3日目ですが交代出演はいずれも小蝠さん。昇美依さんとは縁がないのかなぁ・・・

小天華先生の奇術は今日も不思議が一杯でした

文月師匠は知ったかぶりの噺で、師匠の動物ネタ以外の物は久しぶりに聴いたような気がします。

柳好師匠がここで「紙入れ」
この噺は圓雀師匠がかけてくると思っていたので、ちょっと驚きました!

ぴろきさんは新ネタが半分ぐらい入っていました。

昼席からの変更で鯉昇師匠の『時そば』が聴けました
「蛇含草」のように豪快にそばをすするイメージがあったのですが、その部分はやや軽めの感じでした。

紅先生の義士銘々伝。今日は「赤垣源蔵」の一席で、討入り前の“本講談はここからが面白くなる”前に終わりました

京丸・京平先生は今日も歌ネタが入って、最後はグダグダ。
後に東京ボーイズさんが控えている時は、歌ネタはいらない!…というのは素人考えでしょうか?

圓雀師匠に注目したらこちらが動物ネタ。
私、結構「狸賽」は好きなんです

桃太郎師匠は途中で、桟敷席でお弁当を食べている女性2人客をイジっていました。
この女性陣、最初は恥ずかしそうに笑っていましたが、途中でムッとした表情に変わっていき・・・。
この手法は他にも使う師匠がいますが、寄席はお弁当を食べたりしながら見るのも自由なハズ。
からかわれた形の女性の気持ちを察すると、あまり感じが良いものではない気がしました。

右團治師匠の言い立てはかなり笑いが起きていました。

「千の風になって」→「ラブユー東京」→「中ノ島ブルース」と、今日は短めのお2人でした。

栄馬師匠の『茄子娘』をやっと聴くことができました

雷蔵師匠の「宮戸川」も、一昨日の蝠丸師匠と同じく叔父さん夫婦を重点にした描き方。
二階での半七・お花の雷場面が入らないサゲ方は初めてです。

健二郎先生はいつもながらの飄々とした芸。

伸治師匠はおなじみ「立て膝かっぽれ」入りの噺。
踊った直後にちょっと息切れするのはご愛嬌で、今夜も明るい表情の楽しい一席を堪能させていただきました

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4 コメント

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今日の末廣昼の部は? (花伝亭円ジョイ)
2007-11-09 00:25:12
こんばんわ。
本日、花伝亭の末廣亭の見学授業だったので、昼の部だけ拝聴しましたが、下手桟敷に熱心にメモとりながらの客、発見。もしや、ひでさん?ではと思いましたが、ちがったようですネ。
声かけなくてよかった(笑)
花伝亭6期生はノー天気でメモなどとる奴いませんので(笑)
夜の部のコメントが楽しみです。
昼の状況は、ひでさんのようにはできませんがmyブログに載せました(笑)
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木曜のお昼だよ~ (ひで)
2007-11-10 05:33:20
円ジョイさま

平日昼席の雰囲気って良いですよね。
「通」が集まるっていうか・・・。
最近は平日でも昼は一杯になるようで、昼席だけしか出ない芸人さんがいるのも納得です(?)。
夜は時たま、ホントに寂しい“入り”の時があります。
そんな時、「何で入れ替えなしなのに、昼だけで帰っちゃうのかな?」
と、貧乏性の私は、いつももったいなく思っています
返信する
おひさしぶりです! (む~ちょ)
2007-11-10 18:25:26
 お久しぶりです~。相変わらずの寄席通いですね!

 「宮戸川」。三三師匠で何度もきいて、こないだ初めて喜多八師匠でききました。三三師匠は若いふたりを、喜多八師匠は叔父夫婦を丹念に描いていましたよ。やはり演者の年齢が出るのかしら。面白い噺ですよねー。
返信する
霊岸島 (ひで)
2007-11-12 01:03:27
む~ちょさん、お久しぶりです。
相変わらず、懲りずに寄席通いをしております。

奇しくも2回続けて“ヒザ前”での「宮戸川」でしたが、この噺は途中のクスグリもサゲも演者さんによって違うのが面白いですよね。
確かに年配の師匠方は叔父さん夫婦を中心にしているようです。
蝠丸師匠なんか、お花が半七を追い抜く場面がありませんでした。体力を使いたくないのかな?

む~ちょさんの写真、いろんな場所で拝見していますが、いつもながら綺麗な構図や表情に感服しています。
これからも沢山写真を撮って、演芸ファンを楽しませて下さい!
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