演芸見ブんログ

寄席・野球観戦等に行った備忘録を残しています

14/02/21 若手特選落語会「可龍会」ホワイト可龍!!(お江戸日本橋亭)

2014-02-21 | 芸協定席見ブんログ
今月初の寄席!

日本橋亭前には、未だ大きな雪の塊が・・・


入口では可龍師匠が来場者をお出迎え!
・・・あんまりこういうの好きじゃないんですけどねぇ・・・

師匠『あっ、久し振りですねぇ・・・どっかで浮気してんでしょ?』

ひで「いやっ、芸協一筋です!」



開場10分後に入ったら、既に夥しい数のお客さんがギッシリ!
世の中、こんなにもジイサンバアサンがいるのか?と思うくらいの人数!


17:30
桂たか治…『道具や』
※「酒の粕」から本編へ。噺の流れが良いです。
「きっと、師匠から厳しく鍛えられてるんだろうな」と窺わせる高座でした!


17:42
瀧川鯉毛…『やかん』
※こちらはちょっと滑舌が気になりますが、流れるようなリズムが心地良い一席でした。


17:49
春風亭昇也…『時そば』
※・・・ゴメンナサイ・・・どうもこの人は苦手で・・・


18:15
桂米福…『転宅』
※『転宅』聴いたのって、久し振りだなぁ・・・。
マヌケな泥棒の“喜怒哀楽”の表情が最高です!
喜・結婚しようと言われて
怒・お金を巻き上げられて
哀・女に騙されたと知って
楽・三味線の音を聞きたくて


18:44
神田松鯉…『赤穂義士銘々伝 ~赤垣源蔵 徳利の別れ~』
※「討入り前夜」と言うから「大高源吾」を期待したら、“暇乞(いとまご)い”の話が出て・・・。
でも、松鯉先生の『赤垣源蔵』を聴けるとは思いませんでしたよ!

19:11

《お仲入り》

19:21
三笑亭可龍…『雛鍔』
※松鯉先生が高座で「可龍師匠の会に呼んでいただいて…」と、『可龍師匠』と言われたことに大感激の様子
季節ネタを聴けた当方も大感激です


19:48
北見マキ…「ハンカチ~ロープ~夢のある話・増える一億円~マイク指抜け」
※アタシが物心付くか付かないかの頃に、親に連れられて毎月1回通っていた「東宝名人会」
当時の芸人さんはほとんど鬼籍に入られてしまい、記憶も薄れかけていますが、マキ先生のマジックは今でもハッキリと覚えています。
今でも寄席で演じる“空中コインつかみ”は当時からやられてましたが、そのタネをアタシの母は教えてくれて・・・見破っていたのか・・・小学校のクラス会で披露したことがあります。
マキ先生の芸歴も、来年で半世紀になるんですね
これからも楽しいマジックを拝見したいと、強く念じております!!!


20:06
三笑亭可龍…『幾代餅』
※可龍師匠も子供の頃に寄席で見たマキ先生が大好きだそうで、自分の会の膝代わりに大感激の様子

藪井「搗米屋の若い者では具合が悪いから・・・野田の醤油問屋の若旦那ということにしよう」
清蔵「野田は・・・昇也が住んでるからヤダ」

藪井「花魁を喜ばせるには何か特技があった方がいいな」
清蔵「特技ならあります。親指を縛ってマイクスタンドを通せます」

もうU11師匠ばりのクスグリ満載で、楽しくお開きとなりました!

20:41


コメント (2)
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