【第一部】
宝井琴柑…『村越茂助 左七文字』
立川談修…『蝦蟇の油』
浪花亭友歌…『男の花道』
【第二部】
宝井琴柑…『寛永三馬術 出世の春駒』
立川談修…『転失気』
浪花亭友歌…『太閤記 日吉丸と蜂須賀小六(前)』
今年も昨年に引き続き、四谷の須賀神社へ。
昨年は琴柑さんとコント青年団でしたが、今年は琴柑さん・談修さん・友歌さん(浪曲)という、バランスの良い顔ぶれ。
それにしても寒いなぁ!
年が明けたと同時に琴柑さんが登場!
2年続けて、新年最初の演芸は琴柑さんです
まずは徳川家康の家臣、おなじみ村越茂助の『左七文字』でご機嫌を伺いますが、椅子に座って聴いているのは10人足らず。
目の前を初詣の参拝客が通り過ぎる上に、神社から流れてくるスピーカーの“ハウリング”などでやりにくそうです
それでも寒さを吹き飛ばす明るい高座を見せてくれました。
四谷界隈の落語会では常連の談修さん。
こちらも立ち止まらない客(?)に不安げでしたが、これを大道芸のマクラに結び付けて『蝦蟇の油』の見事な口上を聴かせました。
東家浦太郎先生のお弟子さんで、若手浪曲師の友歌さん。
アタシは勝手に“浪曲界のエビちゃん”と呼びたくなるほどの美人
(蛯原友里ですからねっ!蛭子能収じゃないよ!!)
この友歌さん、演歌歌手としてもCDデビューしているそうで、当初は「演歌を唄おうかと思った」とか?
『男の花道』は、講談では「名医と名優」で有名な物語。
新人とは思えない堂々とした一席でした
お仲入りもなくすぐに【第二部】へ突入。
それにしても、やっぱり寒いよぉ
琴柑さんの2席目はアタシの大好きな「愛宕山」
あまり「引き事」のない、正攻法な読み方。
新年早々、琴柑さんでは初めて聴く「愛宕山」に大満足です
談修さんは地震が多かった昨年を振り返り、地震が出て来る小噺から「屁」の話題へ
もう「ミニにタコ」・・・耳にタコができるくらい聴いている噺でも、ふだんなかなか聴く機会がない噺家さんから聴くのは新鮮ですね!
サゲも芸協の芝居では聴いたことがないものでした。
友歌さんは『太閤記』から日吉丸と蜂須賀小六の聴き応えのある一席。
ところが、場面もヤマ場にさしかかったところで、
「お時間になりました。この続きは浅草・木馬亭にて・・・」
オイオイ、そりゃねーだろと思いつつも、時計を見ると1時50分!
もうアタシの体は、心と同様“冷凍マグロ”のように冷え切っており、このまま聴き続けていたら間違いなく「凍死」してしまいそうだっただけに、一応、良い“切れ場”と言っておきましょうか
そういえば、年明け前の参道に大勢の人が並んでいる時のちょっとイイ話。
アタシの前には大学生風の男子4人が並んでいたのですが、そこにリーダー格と見られる大柄な男がビールを片手にやはり4人ほどで列に合流。
と、思いきや、そのリーダー格の男子は
「並んでいるから後ろ行こうぜ!」
と、既に並んでいた4人も引き連れて最後尾へ。
アタシの後ろには10人ぐらい並んでいましたが、とにかく割り込まずに後ろに付くという行動にビックリ
寄席の開場前。長蛇の列にもかかわらず、知人を列に入れるくそババァどもに、彼の爪の垢でも煎じて飲ましたやりたいと思った、新年早々“ハート ウォーミング”な出来事がありました
宝井琴柑…『村越茂助 左七文字』
立川談修…『蝦蟇の油』
浪花亭友歌…『男の花道』
【第二部】
宝井琴柑…『寛永三馬術 出世の春駒』
立川談修…『転失気』
浪花亭友歌…『太閤記 日吉丸と蜂須賀小六(前)』
今年も昨年に引き続き、四谷の須賀神社へ。
昨年は琴柑さんとコント青年団でしたが、今年は琴柑さん・談修さん・友歌さん(浪曲)という、バランスの良い顔ぶれ。
それにしても寒いなぁ!
年が明けたと同時に琴柑さんが登場!
2年続けて、新年最初の演芸は琴柑さんです
まずは徳川家康の家臣、おなじみ村越茂助の『左七文字』でご機嫌を伺いますが、椅子に座って聴いているのは10人足らず。
目の前を初詣の参拝客が通り過ぎる上に、神社から流れてくるスピーカーの“ハウリング”などでやりにくそうです
それでも寒さを吹き飛ばす明るい高座を見せてくれました。
四谷界隈の落語会では常連の談修さん。
こちらも立ち止まらない客(?)に不安げでしたが、これを大道芸のマクラに結び付けて『蝦蟇の油』の見事な口上を聴かせました。
東家浦太郎先生のお弟子さんで、若手浪曲師の友歌さん。
アタシは勝手に“浪曲界のエビちゃん”と呼びたくなるほどの美人
(蛯原友里ですからねっ!蛭子能収じゃないよ!!)
この友歌さん、演歌歌手としてもCDデビューしているそうで、当初は「演歌を唄おうかと思った」とか?
『男の花道』は、講談では「名医と名優」で有名な物語。
新人とは思えない堂々とした一席でした
お仲入りもなくすぐに【第二部】へ突入。
それにしても、やっぱり寒いよぉ
琴柑さんの2席目はアタシの大好きな「愛宕山」
あまり「引き事」のない、正攻法な読み方。
新年早々、琴柑さんでは初めて聴く「愛宕山」に大満足です
談修さんは地震が多かった昨年を振り返り、地震が出て来る小噺から「屁」の話題へ
もう「ミニにタコ」・・・耳にタコができるくらい聴いている噺でも、ふだんなかなか聴く機会がない噺家さんから聴くのは新鮮ですね!
サゲも芸協の芝居では聴いたことがないものでした。
友歌さんは『太閤記』から日吉丸と蜂須賀小六の聴き応えのある一席。
ところが、場面もヤマ場にさしかかったところで、
「お時間になりました。この続きは浅草・木馬亭にて・・・」
オイオイ、そりゃねーだろと思いつつも、時計を見ると1時50分!
もうアタシの体は、心と同様“冷凍マグロ”のように冷え切っており、このまま聴き続けていたら間違いなく「凍死」してしまいそうだっただけに、一応、良い“切れ場”と言っておきましょうか
そういえば、年明け前の参道に大勢の人が並んでいる時のちょっとイイ話。
アタシの前には大学生風の男子4人が並んでいたのですが、そこにリーダー格と見られる大柄な男がビールを片手にやはり4人ほどで列に合流。
と、思いきや、そのリーダー格の男子は
「並んでいるから後ろ行こうぜ!」
と、既に並んでいた4人も引き連れて最後尾へ。
アタシの後ろには10人ぐらい並んでいましたが、とにかく割り込まずに後ろに付くという行動にビックリ
寄席の開場前。長蛇の列にもかかわらず、知人を列に入れるくそババァどもに、彼の爪の垢でも煎じて飲ましたやりたいと思った、新年早々“ハート ウォーミング”な出来事がありました