えんばたけ

たいしたことではないけれど、
言葉にせずにはいられないんです。
聞いてくださる?

落ち込み中

2005年11月22日 04時18分05秒 | 家庭のこんなこと
落ち込んでいて、しばらく立ち直れそうにありません。

昨日は全く食欲が無く・・・。
私が食欲が無いほど落ち込むなんて
前回がいつだったか、覚えていません。



子妹に火傷を負わせてしまいました。



普段から、

・火を使っているときは子供を台所に入れない。
・揚げ物は大人が複数いなければやらない。
・電気ポットは大人しか手の届かないところで使う。
・熱い飲みものは子供の前では飲まない。
・子供が起きている時間にアイロンは使わない。

など、
常に気をつけていたつもりだったのに・・・。

なぜか週末の日曜日、タブーである
「子供が起きている時間にアイロンを使う」
という愚かなことを。



保育園バックに付いている
取れかかった名札を付け直す作業があったことを、
夜になって思い出した私・・・

縫い付けようと、針を出したのが
第一の間違い。


子兄と子妹をが遊んでいる間、別室で針を出したものの
私のいる部屋に入ってくる子兄と子妹。


やはり、針を持つのあぶないからやめようと、すぐに片付け、
苦手な針仕事から、アイロン接着へ逃げようとした私・・・

この、自分勝手でラクを優先した発想が
第二の間違い。



子供がいるときに、アイロンなんか
これまで一度だって、出したことなかったのに!!!



子妹と2人で、一階の和室で遊んでいた子兄が
おもちゃを取りに、二階へ上がり、
「ママー!開かないよー!」と。


台所のカウンターでアイロンの準備をしていた私は
アイロンのスイッチを切り・・・

ここで、熱いアイロンを出しっぱなしにしたのが
第三の間違い。




私が二階へ行って、子兄の「開かない」を開けた瞬間

「ぎゃー!」という子妹の叫び声。

転がるように階段を降りて台所に戻ると、
和室から台所へ移動し、
イスに上がってアイロンを触っていたであろう
子妹。

ここまで1人で移動したの、はじめてよね?!?!



急いで流水で冷やしながら、

「ごめんね、ごめんね、子妹ちゃん、ごめんね、ごめんね
 熱かったよね、ごめんね、本当にごめんね、ごめんね・・・」

子供にこんなに「ごめんね」を言ったのもはじめて。


「ボクがママを呼んじゃって、ごめんね」と
一緒に泣き出す子兄。


「子兄くんは悪くないよ。ママがいけなかったの。
 今、アイロン使っちゃいけなかったの。
 みんなが寝ている時間にアイロンしないといけなかったの。
 ごめんね、ごめんね、本当にごめんね。」



その後も氷で冷やしてはみたけれど、、
手のひらをみると、人差し指の付け根が真っ赤に。

ここで救急にかからず、
朝まで様子をみようと思ったのが
第4の間違い。


そのまま薬を付けて寝かせると、子妹はスヤスヤ。
胸がバタバタしてなかなか寝付けない私。

ずっと子妹を抱いて、お乳をくわえさせたまま
「ごめんね」と言いながら、夜を終える。



子妹が目覚めてすぐに、指を確認すると
立派な水ぶくれが・・・。
しかも、人差し指の付け根だけでなく、
中指と薬指にも、小豆ほどの水ぶくれが・・・。


本人は全く痛がる様子なく
普段通りに両手に何か握って遊んでいるので
余計に痛々しくて・・・。


あぁ!あのとき私が、
夜に縫い物を思い出しても、いつも通り
朝になってからやればよかったのに!

あぁ!あのとき私が、
針仕事を避けてアイロンに逃げなければ
こんなんことにならなかったのに!

あぁ!あのとき私が、
スイッチを切ったアイロンを手に持って
二階へ上がればよかったのに!

あぁ!あのとき私が
救急病院へ連れて行けば、火傷が
水ぶくれ手前で治まったかもしれないのに!




乳幼児の怪我は100%親の責任です。

どんな理由も状況も言い訳にはなりません。



翌日、病院へ連れて行ったところ、
火傷をしたにも関わらず本人が痛がっていないのは
運良く、火傷が浅く軽いものだったからと。

薬を塗って、そのまま包帯もガーゼもせず
普段と変わらない生活の子妹に
へなへなと力が抜けるようにホッとしました。



親になって4年半。
思えば、大きな病気や怪我の経験は
今回がはじめてなのです。

私のせいで・・・。

予防ってなにさ!予防が聞いて呆れるわっ!

バアバの子守にケチつけてる場合じゃない!



申し訳なさと、情けなさと、腹立たしさと、後悔が
ごちゃまぜになって、
涙がぽろぽろ出てきます。

もう二度と、
「たまたま」「今回に限って」「予想していなかった」
なんて状況は作りません。油断しません。誓います!



そして、冷静になってみれば、
このくらいのことで、
食欲が無くなるほど狼狽してしまった自分もまた、
母として情けない。

・・・自己嫌悪の真っ只中にいます。


私がおちたシェイクスピア

2005年11月20日 06時11分48秒 | 平井堅・韓国ドラマ・DVD
「恋におちたシェイクスピア」をDVDで観ました。

麻生クンからレンタル中 ← なんだかんだ見てんじゃん^^;)


主人公のシェイクスピア役
ジョセフ・ファインズ(という人らしい)が

どうしても!

どう見ても!

どう来ても!


平井堅さまに見えてしまい
ドキドキ度倍増でした!

同じ日に生まれたということもあり、
わりと堅さまファンなもので(0^□^0)



昔、職場の先輩と一緒に
堅さまのコンサートに行ったんです。

でっかでかスクリーンには
黒いトレンチコート着て
♪世界で一番キミが好きさ♪って歌いながら
カメラ目線でウィンクなさった堅さまが!

ひざカックンへなへな状態。
「きゃ~」って黄色い声が出せる自分にビックリ。
もう参りました・・・。

あのときの
小さな胸の大きな高鳴りをもう一度!
な映画でした。

いやぁ~よかった!



恋におちたシェイクスピアはこちら


私がおちたシェイクスピアはこちら



映像で見ると、ホント似てるんだってば!

イヴのすべて

2005年11月18日 04時21分35秒 | 平井堅・韓国ドラマ・DVD
時計の時刻と日の落ちた空を見比べ、
冬が迫ってきていることを感じる今日この頃。

たまらなく「イヴのすべて」が観たくなり、
あの頃あっての今!という思いで再度、観ております。

私がテレビを見る時間は早朝の15分間。
約1時間のドラマも
「4分割my連ドラ」になるんでござんす。



はじめての職場復帰から半年経った頃・・・
ちょうど今から3年前になりますが、
介護と育児と共働きが、どう工夫してもうまくまわらず、
子兄が泣くと、私もオイオイ泣いていたものです。

「こんなに大変だなんて誰も教えてくれなかった!」

(共働きがナンボのもんか、考え甘かったんちゃうん)

「どうしてこんな目にあわなくちゃいけないの!」

(強制労働やあるまいし、しんどいなら辞めたらエエがな)

旦那は泣きじゃくる私に手がつけられず、オタオタするばかり。

やり場のない絶望感。
心身ともに疲れきっておりました。


そんな折、職場の先輩、まぴさんが
「もし時間あったら ”イヴのすべて”って韓国ドラマ、
 おもしろいから見てごらん!」と教えてくれました。

そこから私の人生、軌道修正できたと言ったら大袈裟ですが、
今日まで兼業主婦生活やってこられた源となりました。



会社から帰ってまず、ビデオを観ながら子兄の授乳。
そうしているうちに気が落ち着いてきて、
平常心で家事を淡々とこなせるようになりました。

あの頃、
冬の入り口で倒れそうになっていた私を救ってくれた
チャンドンゴン☆


だって ”イヴのすべて” の中で

チャンドンゴンが

「もう泣くな。
 きみが泣くのはオレにとって一番辛いことだ。
 いつも笑顔でいさせてやる。約束する!」

って言うんですもの。

私に。(о≧∀≦о)       ← ええやんかっ!




 



灯油

2005年11月16日 04時11分53秒 | 晴れどきどき介護
灯油が必要な季節になると、毎年思い出します。



いいえ、灯油を給油するたびに思い出しています。



母が左半身マヒになって、はじめての冬。

不自由になってしまった自分の身と将来を悲観して、
会えば泣いていた母。



母は、灯油をかぶって火を点けようと
本気で思っていたそうです。


家に父がいない時間、
灯油タンクをひきずるように部屋へ運び・・・。


右手でフタを開けようとするも、
固くしまったフタは、どうやっても開かず・・・。


死ぬことすらできないのかと、
畳みを叩いて泣きじゃくった母。


家に帰った父が見たのは、
電気も点けずに嗚咽している母と、
室内に置かれたオレンジ色の灯油タンク。



このことを聞いたのは、
完全に母が立ち直ったあとでした。



倒れた日も、この日も、
死なずにいてくれてありがとう。。。

雄町

2005年11月15日 05時51分46秒 | がんばれ日本酒
今回のお酒は

竹泉「雄町」




「雄町」とは、
備前雄町米という酒米の銘柄です。
収穫石数の少ない酒米で、
新たに買い付けるのは難しいと聞いております。


吟醸酒の酒造好適米として
「山田錦」が主流になる以前は
この「雄町」がよく使われていました。
歴史あるお米です。


香り高い山田錦
味わいの雄町
どちらもステキ☆



ラベルには「無濾過生原酒」と。




飲んでみました。


やっぱり濃ゆい~!!!


パンチのきいた熱烈な味!
口に含むまで香は微弱。

喉元でファンファーレのような風味を出すのが
雄町の特徴かな?って思いました。



雄町のイメージを例えるなら・・・
あんみつ姫が城を抜け出して城下を駆け回っている様子
または
宝塚のトップが長い階段を羽つけて降りてくる昔の映像。
ってカンジ。
華やかさの中に強さと懐かしさを持った女性
のようなイメージです。



冷えててよかったぁ。。。
おそらく私には
常温ムリッ(^^;

ダイナミックなお酒なので
日本酒ツウが好む味って気がします。



前回の「能古見」は
飲んだあと、厳粛な心持ちになったのですが
今回の「雄町」は
飲んだらファイト&やる気が出る気がしました。



酒蔵「竹泉」については次回、「山田錦」を味わってから
レポートしま~す♪
では、スタジオにお返ししま~す!  ん?