伯父の家には、旦那従兄の韓国人妻「姫さん」が先に来ていました。
私は旦那側の親戚で、姫さんと一番の仲良し。
何でも話せるお姉さん。
姫さん、かなり上手になったけど、
まだまだ韓国訛りのかわいい日本語で、
姫さん 「エンちゃん、久しぶり。ちょと太たか?
なにがあた?子供3人目か?宝くじ当たたか?」
姫さんと話していると、急に耕介クンのことを
喋ってしまいたくなり、台所でヒソヒソ話。
こういうときは、洗い物が大量であればあるほど嬉しい。
姫さん 「そーゆのは、ある。あるよ。エンちゃん、恋だ。
私もある。でも旦那サには、わかちゃダメ。
男の嫉妬、コワイ。 本気違う、気持ち軽くも、許せない。
自分はイイ。女房はダメ。それが男」
私がもし、私の友達の立場で、こういう打ち明け話をされたとしたら、
「いいなぁ。私もイケメンディーラーに会いたい!
旬のアイドルってことだよね?かわいいんだねぇ!」
と、茶化すことで、バカも休み休みお言い!な方向へ
持っていこうとするに違いない。
でも、姫さんは、私の心をしっかりとらえた上で、
意見をくれた。
このまっすぐさに、
情の深さを感じました。
片づけを終えて、座敷に戻ると、
車の話になっていて、
旦那が新車検討中であることを説明中。
叔父 「トヨタなら、中町さんに頼めば安くしてもらえるんじゃないか?なあ?」
叔母 「そうよ、そうよ! 中町さんなら、間違いないわ!」
だ、だれよ?中町さんって???
叔母が席を立ち、
電話が置いてある台の引き出しから、
名刺を1枚、持ってきて
叔母 「早いほうが、いいわ! 今、電話する?」と。
な、な、なんですと???
旦那 「トヨタのお知り合いですか?紹介してください!」と。
生まれてはじめて飲んだ「ボジョレーヌーボー」とやら。
酸いも甘いも喉に流れ、
タンニンが出す渋みだけが、
舌の両側に滞っている感覚。
ヤ、ヤな予感するんですけど・・・。
ここから先は、どういう会話がなされ、どういう流れで
うちの担当ディーラーが耕介クンでなくなったのか、
わたくし、記憶にございません。
気がつけば、
耕介クンと同じお店の見たことのないオッサンが、
うちの担当になっていて・・・
それなのに、耕介クン、
私達を見つけると、走って飛んできて
耕介クン 「中町から聞きました! 私も先輩として尊敬する人なので
色々と勉強させてもらているところなんです。
横に張り付いて、一緒に商談に参加したいくらいです。
全て中町に安心してお任せください!」
なんて、こちらの気まずさを察して、
自分から切り出してくれることに、
涙ぐみそうになってしまった私。
私と旦那が中町氏と商談中も、
耕介クンが子ども達の相手してくれて・・・
ほんまに、エエ子じゃのぉ。。。
がっくし。
肩が下がる音が聞こえた気がしました。
遠くから耕介クンをながめながら、
私の気持ちは一気に、
ばあさん気分に変換されていきました。
とっても短い11月の恋でした。 ← 変だったんだってば!
私は旦那側の親戚で、姫さんと一番の仲良し。
何でも話せるお姉さん。
姫さん、かなり上手になったけど、
まだまだ韓国訛りのかわいい日本語で、
姫さん 「エンちゃん、久しぶり。ちょと太たか?
なにがあた?子供3人目か?宝くじ当たたか?」
姫さんと話していると、急に耕介クンのことを
喋ってしまいたくなり、台所でヒソヒソ話。
こういうときは、洗い物が大量であればあるほど嬉しい。
姫さん 「そーゆのは、ある。あるよ。エンちゃん、恋だ。
私もある。でも旦那サには、わかちゃダメ。
男の嫉妬、コワイ。 本気違う、気持ち軽くも、許せない。
自分はイイ。女房はダメ。それが男」
私がもし、私の友達の立場で、こういう打ち明け話をされたとしたら、
「いいなぁ。私もイケメンディーラーに会いたい!
旬のアイドルってことだよね?かわいいんだねぇ!」
と、茶化すことで、バカも休み休みお言い!な方向へ
持っていこうとするに違いない。
でも、姫さんは、私の心をしっかりとらえた上で、
意見をくれた。
このまっすぐさに、
情の深さを感じました。
片づけを終えて、座敷に戻ると、
車の話になっていて、
旦那が新車検討中であることを説明中。
叔父 「トヨタなら、中町さんに頼めば安くしてもらえるんじゃないか?なあ?」
叔母 「そうよ、そうよ! 中町さんなら、間違いないわ!」
だ、だれよ?中町さんって???
叔母が席を立ち、
電話が置いてある台の引き出しから、
名刺を1枚、持ってきて
叔母 「早いほうが、いいわ! 今、電話する?」と。
な、な、なんですと???
旦那 「トヨタのお知り合いですか?紹介してください!」と。
生まれてはじめて飲んだ「ボジョレーヌーボー」とやら。
酸いも甘いも喉に流れ、
タンニンが出す渋みだけが、
舌の両側に滞っている感覚。
ヤ、ヤな予感するんですけど・・・。
ここから先は、どういう会話がなされ、どういう流れで
うちの担当ディーラーが耕介クンでなくなったのか、
わたくし、記憶にございません。
気がつけば、
耕介クンと同じお店の見たことのないオッサンが、
うちの担当になっていて・・・
それなのに、耕介クン、
私達を見つけると、走って飛んできて
耕介クン 「中町から聞きました! 私も先輩として尊敬する人なので
色々と勉強させてもらているところなんです。
横に張り付いて、一緒に商談に参加したいくらいです。
全て中町に安心してお任せください!」
なんて、こちらの気まずさを察して、
自分から切り出してくれることに、
涙ぐみそうになってしまった私。
私と旦那が中町氏と商談中も、
耕介クンが子ども達の相手してくれて・・・
ほんまに、エエ子じゃのぉ。。。
がっくし。
肩が下がる音が聞こえた気がしました。
遠くから耕介クンをながめながら、
私の気持ちは一気に、
ばあさん気分に変換されていきました。
とっても短い11月の恋でした。 ← 変だったんだってば!