朝、いつもと変わらず電車に乗って、いつもと変わらず遅刻ギリギリに会社に
着いて、いつもと変わらず仕事を始めたんだ。
すると、いつもとはチョッと違ったことが起こり始めたんだ。それは、キミが
みんなにお菓子を配り始めたんだよね。
ボクは嬉しかったんだ。お菓子をもらえたことが。何よりキミからもらえたことが。
でも、これは嵐の前の静かさに過ぎなかったんだ。
まるで、ジェットコースターが急降下する前の上り坂を上っているように。
誰かが尋ねた。「これは、どこのお土産なの?」って。
キミは答えた。「富山です。」って。
そうか、キミは連休を使って旅行に行ってたんだね。富山にはスキーでもしに行ったの?
今度はボクも一緒に連れて行ってよ。
また、誰かが尋ねた。「何で富山に行ってたの?」
キミは答えに詰まってた。
なぜ、答えに詰まるんだい?スキーとかスノボーでしょ?
それとも温泉でも行ったの?
キミは口を開いた。何だか顔が赤いのはボクの気のせいだろうか?
嫌な予感がしたんだ。
「実家・・・結婚・・・来年」
上手く聞き取れなかった。でもボクの耳には確かに届いた3つの言葉。
何かが壊れる音がした。しばらくはボーっとしていた。
そう、ボクの恋は終わったんだ。アッという間に。
そして、脆くも崩れ去ったんだ。
もう、ボクの入り込む隙間は無いよね。キミと彼との間には。
じゃあ、ボクは誰か他の人を探すよ。もう、後ろは振り向かないんだ。
ボクからのキミへの最後の言葉を贈ります。
ありがとう、そしてお幸せに!!
着いて、いつもと変わらず仕事を始めたんだ。
すると、いつもとはチョッと違ったことが起こり始めたんだ。それは、キミが
みんなにお菓子を配り始めたんだよね。
ボクは嬉しかったんだ。お菓子をもらえたことが。何よりキミからもらえたことが。
でも、これは嵐の前の静かさに過ぎなかったんだ。
まるで、ジェットコースターが急降下する前の上り坂を上っているように。
誰かが尋ねた。「これは、どこのお土産なの?」って。
キミは答えた。「富山です。」って。
そうか、キミは連休を使って旅行に行ってたんだね。富山にはスキーでもしに行ったの?
今度はボクも一緒に連れて行ってよ。
また、誰かが尋ねた。「何で富山に行ってたの?」
キミは答えに詰まってた。
なぜ、答えに詰まるんだい?スキーとかスノボーでしょ?
それとも温泉でも行ったの?
キミは口を開いた。何だか顔が赤いのはボクの気のせいだろうか?
嫌な予感がしたんだ。
「実家・・・結婚・・・来年」
上手く聞き取れなかった。でもボクの耳には確かに届いた3つの言葉。
何かが壊れる音がした。しばらくはボーっとしていた。
そう、ボクの恋は終わったんだ。アッという間に。
そして、脆くも崩れ去ったんだ。
もう、ボクの入り込む隙間は無いよね。キミと彼との間には。
じゃあ、ボクは誰か他の人を探すよ。もう、後ろは振り向かないんだ。
ボクからのキミへの最後の言葉を贈ります。
ありがとう、そしてお幸せに!!