はしご湯別館

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2014年の歩きおさめ・鼻曲山

2014年12月01日 | 【山】草津・四阿・浅間

↑二度上峠から見た浅間さん。


日曜日は約一ヶ月ぶりの山歩き、群馬と長野の県境に位置する鼻曲山でした。
(ちなみに前回の連休は車中泊で新潟&群馬湯巡りでしたが
時間が無かったのでブログ記事にはしてませんYO)


はて?・・・なぜ鼻曲山かと申しますと、
温泉博士の温泉手形で「くらぶち相間川温泉」を利用するのに
「一湯だけで高崎まで行くのもな~・・
せっかくだから山でも歩いて、一汗かいて気持ちよく温泉に浸かりたいな」

・・・という、例によってタダ温泉ありきの山行です。


鼻曲山には幾つかコースがありまして、温泉マニアとしては
分県ガイドに紹介されている霧積温泉から上るルートにもメチャメチャ惹かれたのですが
今回は「くらぶち相間川温泉」という最終目的地もあり
二度上峠(←何て読むんだろ?にどあげとうげ??)からにしました。
ま、コチラの方が家からも近いしね。



というワケで、6時過ぎ頃には二度上峠の鼻曲山登山口駐車スペースに到着。
ちなみにココにはトイレはありません。
我家は「道の駅くらぶち小栗の里」で済ませました。



山頂まで3.5km。ほどよく歩いて、
山頂で朝食たべてお風呂に入るに丁度イイ距離ですね。


6:30身支度済ませて元気よく出発~。
出発時の気温は4℃。無風で思った以上に暖かいです。



歩き出して早々から登山道は笹だらけでした。
以後、ほぼ、ずーーーっと笹。

右手には木立の向こうに浅間山の雄姿が見え隠れしています。


7:12三等三角点のある氷妻山(木立に囲まれて眺望なし)を過ぎると



目の前に鼻曲山が見えてきました。


ちなみにこのコース、地味に上り返しがあり、思った以上に汗をかかせられます。
寒さを想定して、ニットの帽子にメリノウールのTシャツを着てきたものの
意外に暖かく無風で、この服装では蒸れて暑くて、も~大変でした。


そして、この日一番乗りの入山だったためか、周辺では常に鹿の気配。
ピィィィーーーッと鳴き声は勿論、ガサガサと笹原を移動する音、
一度は目の前の登山道をドスン!ドスン!とヒズメの重低音響かせて
大きな鹿が横切りおった!
(しかも、いつの間にか冬毛バージョンだし)



8:05国境平分岐。



これなら鹿くんもノビノビ暮らせます。



山頂に近づくと登山道は霜でシャリシャリ。



8:08鼻曲山山頂!
鼻曲山は「小天狗」と「大天狗」という二つのスペースに分かれています。
二度上峠から向かうと、先ずは小天狗に到着します。



この小天狗からは・・浅間山がすぐ目の前にドーン!

更にその他の眺望も楽しめるのですが、先ずはお隣の大天狗へ向かいます。


8:12大天狗。鼻曲山の山頂標識はコチラにありました。
大天狗は木立に囲まれ、眺望はいまいちです。



8:17再び小天狗へ戻り、ここで朝食休憩にしました。
誰も居ない山頂。目の前は雲海に浮かぶ八ヶ岳です。

無風で暖か、小春日和の山頂に、
時折遊びに来る小鳥のサエズリだけが美しく響きます。



本日の朝食は、カップスター減塩。



カップ麺をすすりながら景色を眺めていると・・



あれよあれよという間に・・



雲海が無くなりました。朝だけの特典「雲海ショー」でした。

カップ麺を食べ終わる頃、軽井沢方面から単独の男性が元気に上られて来ました。
これから横川方面へ抜けるとの事でしたが、なんと、
既に100名山、200名山完登、300名山もあと2座を残すのみの山プロさんでした。
ひゃーっ世の中には凄い人もいるもんだなぁ。



9:14お腹もこなれたので、帰ります。
来た道を単純に戻るのみです。



途中の岩の上で眺めた、すぐ近くの浅間隠山。


10:42駐車スペースに戻って来ました。
初めて歩いた鼻曲山は、小春日和の初冬の雑木林をのんびり歩いて
日々のストレスを癒す、心地よいひだまりハイクでした。



ひと汗かいた後は、勿論「くらぶち相間川温泉」です。約11年ぶりの再訪。
相変わらずパンチの効いたヘビー級の湯で
鼻曲山ハイクより、ここでの1時間の湯浴みの方が圧倒的に疲れたな~。



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