はしご湯別館

はしご湯のすすめは引っ越しました

出現時間が曲者の、冬の寒立馬。

2013年01月05日 | 《温泉たび》青森
今回の旅、最大の目的、それは・・・


冬の寒立馬に会うこと!!


というわけで、


大晦日は東通村の寒立馬に会いに行きました。
そういえば、前回寒立馬に会いに行ったのも大晦日だったなぁー。



朝、張り切ってお宿を出発。


昨日の朝、東八甲田温泉のご主人が
「荒れるぞ」と仰っていた暴風雪が、そろそろやって来そうな頃ですが、
今のところ、まだ静かに雪が降っています。




寒立馬といえば春~秋は尻屋崎の灯台付近にいますが、
冬は「アタカ」という放牧地にいます。


・・・・・で、


この寒立馬の出現時間と場所が曲者なんですね~。


今回は10時半頃アタカに到着したのですが、
道路から寒立馬がいるだろうと思われる放牧地を見ても・・


「おや?一頭もいない・・・」


ちなみに前回の大晦日訪問時は、道路からも、すぐその姿が確認できました。


民家の並ぶ場所まで戻り、地元の人に聞き込みすると
「この間は、そこら辺にいたなー」と、ビジターハウスの方を指差します。
なので今度はビジターハウス周囲を探すも・・


・・・やっぱり姿は無し。


「うーむ・・・お馬ちゃんは、どこに行ったんだろう?」


ここで諦めるのも残念過ぎるので東通村役場に電話で問合せ。
すると「アタカにいます。アタカに行ってみてください。」



指示に従い再び11時頃アタカに戻ってみると・・・



・・・・!?




・・・・・・・・!!


突然お馬さん達が出現していました。
さっきまで一頭もいなかったのに、魔法みたいに出現しました。
あ~ビックリした。




真冬らしからぬ穏やかな空気の中




ノンビリ草を食む寒立馬達。




もうすっかり大きいのに、まだお乳を吸う子馬。




体は大きいけれど、まだまだ子供。




そうこうしているうちに団体さんも到着。
ガイドさんが「あーよかった、今日はいた」と言っていたので
寒立馬の出現時間はやっぱり曲者なのかもしれない。



アタカには、こんな具合のゲートがありますが、
人間は横から出入りできます。紐のかけ忘れにご用心。
お馬さんが出現するまでは、この紐の部分も施錠されていました。




それにしても謎だった寒立馬の突然の出現。
朝のうちは道路からは見えない牧場の奥の方にいたのか、
それとも11時頃に厩舎から放牧されたのか・・うーーん・・謎。




アタカからの帰り道、徐々に風が強く吹き始め、




気がつけば暴風雪。




戻りついた下風呂温泉も、こんな具合。


さぁ、今夜は下風呂温泉のゆく年くる年です。



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