
日曜日は群馬と新潟の県境に位置する、平標山と仙ノ倉山へ行ってきました。
咲き乱れる高山植物で有名な山で、
花のベストシーズンに一度は歩いてみたかったんですね~。
実は先週末にココを歩く予定だったのですが、
天気予報が不安定で、アッサリ温泉巡りに変更。
その際、駐車場の下見だけはしておきました。
朝6時頃の到着で駐車場はまだガラガラ。
天気がイマイチだったせいもあったと思うんですが、
「なんだ、以外に空いているなぁ」などと思いつつ駐車場をあとにしました。
・・・と、ここまでが先週の話。
そして今回、一週間遅れの平標山となったワケですが・・・
早朝、自宅を出発し、5:15駐車場着。
すると・・・

あんれまぁ!すんごい人(というか車)の数です!
料金所より奥の駐車場は、もうあと数台で満車の勢いです。
先週下見に来た時よりも早い到着時刻にもかかわらず、
うってかわってのこの混雑振りは一体なんなんでしょーか!?
車中泊っぽい車もチラホラと。みんな気合入ってんなぁ~。
5:21登山口(駐車場)出発。
しばらくは、ジメリとした樹林帯を上ります。
湿度は高いんですが、幸いな事に気温が低かったので、不快指数は低かったです。
ちなみにこの時期の谷川連峰では、昨年の厳剛新道で顔面をブヨに刺され、
登山中の頭痛と、その翌日からの腫れでエライ目にあったので、
用心の為に防虫ネットを被って挑みましたYO~。
この防虫ネット、顔への羽虫アタックが気にならないので、かなりよいです。
難点は、直射日光が当たった際、ネットがギラギラ光って視線が遮られる事かな。

ツツジの小道。
たくさんのハイカーさんが休憩中の鉄塔横を通り過ぎ、
更に樹林帯を進みます。
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山道の花々、そして愛を語り合う(?)でんでん虫くん。

7:04松手山のピークを過ぎると爽やかな尾根です。

上昇気流に乗る雲が見えました。
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平標山のピークに近づくにつれ、花が増えてきました。
何度も立ち止まっては花を眺め、そしてまた尾根道を歩き・・
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8:44平標山頂。大勢のハイカーさんが休憩中でした。
ここでは休憩せず、先へ進みます。
さぁーーー、
ここからが本日のメインデッシュですよ!

平標のピークから仙ノ倉方面へちょいと降りると、そこは・・

花・花・花・花の花畑です。
この時期はハクサンイチゲが主役。

チングルマも負けてはいません。
しぼみ気味ですが、美しいものは何歳になっても美しいのじゃ。
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うぅむ・・花々の誘惑に負けて、
じぇんじぇん前に進めましぇ~ん!
山と高原地図には平標~仙ノ倉間55分と書いてありますが、
それには花の見学時間は含まれてないようです(当たり前か)。
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9:49仙ノ倉山山頂。
大勢のハイカーさんが休憩中で、かなり混雑しています。
360℃の大展望らしいですが、周囲はガスに囲まれ真っ白けっけ~。
ちなみに仙ノ倉山は谷川連峰の最高峰らしいですよ。
どんな雄大な眺めが見られたのやら・・・。
ココで我家もランチタイム。
買ってきたコンビニのオニギリをほおばります。
他のハイカーさんはガス使用率が高いですね~。
あっちこちから「ゴオォォー」という低音が響いてきます。
お腹がこなれたところで、

10:20下山開始。
11:04再び平標山頂。相変わらず混雑しています。
帰りはここから山ノ家方面へ進みます。
このルートが(精神的に)シンドかった・・。

このコース、単調な階段が延々と続くのです。
いや・・もぅ、飽きるほどに。
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所々で顔を出していた湿地の植物に励まされ、
途中のベンチで小休止を入れつつ・・・
11:57平標山ノ家着。ここで美味しい水をいただき、
数時間ぶりのトイレでホッと一息。
ハクサンイチゲの描かれた山バッチ450円を購入しました。
山ノ家から先が更に更にキツかった(精神的に)!!
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樹林帯に突入しても相変わらず延々続く木の階段。
歩幅のタイミングが合わせられず歩きにくいし、何より飽きる。
水場を過ぎると、今度は単調過ぎる林道歩きだ~~~。
この林道歩きが心底苦痛で、飽きを通り越して眠くなってしまった。
いやもう、平標~山ノ家~林道は、己の心との戦いでありました。
14:00駐車場着!!!
ほぼ同時刻に出発したと思われる両隣の車は、もういません。

下山後は猿ヶ京のお宿でひとッ風呂。
はじめて歩いた、平標~仙ノ倉。
咲き乱れる高山植物は、とにかく素晴らしかった!
これだけハイカーさんが群がるのも納得できます。
ただし、帰路の階段&林道コースが何気に曲者と思う。
本気で飽きる。眠くなる。
難点と言えば、この時期の羽虫の多さと(防虫ネットがおすすめ)
便意&尿意の際の難易度の高さかな。なにしろ開放的過ぎる尾根に加えて、
次から次へとやってくるハイカーさんがいるので、
携帯トイレを持っていても、ソレを使用する場所がないでしょ~。
だってホラ、イメージしてごらん。稜線ど真ん中で携帯トイレ。
・・・・・!
あぁ、そうか!
こういう時に緊急用ツェルトを使えばいいのか!
・・・違うか・・。
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