『号泣する準備はできていた』 江國香織

ここのところずぅーっと東野圭吾さんの作品ばかり読んでいました
東野さんの小説の在庫がなくなったところで本屋さんで
いつか読もうと思っていて文庫になるのを待っていた本を手に取りました

第130回直木賞受賞作品『号泣する準備はできていた』

12話の短編集でどの主人公も特別な雰囲気を持っていて
結婚しているけど旦那さんを信じられなくなっていたり
離婚を決めていながらズルズル一緒にいたり
好きな人と結婚できなず１人で子供を育てていたり
旦那さんを好きだけど別に恋人がいたり
愛人だったけど相手が離婚してくれてでもお互いに別に恋人がいたり・・・

非日常的だから江國さんワールドで自分とは間逆の人生を
のぞいて楽しんでしまう感じかな・・・特に泣けはしなかったです私は

江國香織さんとは『冷静と情熱のあいだ』で初めて出会いひかれ
それ以来『きらきらひかる』『神様のボート』『流しのしたの骨』他・・・読みました
江國さんの物語の主人公はいつも破天荒な生き方をしていて
自分には真似できないし真似したら大変だろうなぁって思うけど
でもどこかで憧れてしまう・・・だからってこんな生き方は絶対にしません

昔ほど江國さんにはまらなくなっている自分がいることに気づきました
以前の作品の方が私は好きだったなぁ・・・
本屋さんで東野さんの本を買ってこよう♪