てくてくだより

森のこども園てくてくの日々での雑感を、園長小菅がつづります。

積み重ね

2007-05-05 17:59:58 | インポート

このGWは、もっぱらPCに向かっている。たまりにたまっている事務仕事。総会資料に、助成金申請書類、ニュースレターにチラシ作りと出てくる出てくる、やらなくちゃいけないことが、、、。GWにはいる前にどれだけ気が重かったことか。

覚悟を決めてPCに向かうと思いのほか仕事が進む。イメージしていた仕事の量が半分くらいに感じるのだ。気分良く、”後回し後回し”と思っていた細かいことまですすめることができたのだ。

やりながら気がついた。これは、ほとんどの仕事がこれまでに作ったフォーマットがあって、何回も同じ作業を経験しているからだ、ということに。もちろん、常に変化、進化しているから修正しなければいけないことはあるが、ベースにそってそれは進めることができる。これまでやってきたことがしっかりとした土台となっているんだなーと実感。(あーよかった、サボらずにこつこつやってきて。)

思い返せば仕事を立ち上げてばかりの頃は、一日山にいて植物のスケッチをしては、名前や特徴を覚えたり、一人で森の感覚を楽しんだりしていたなー。事務仕事も、チラシ一枚、一つ一つ丁寧に、作っていたっけ。どの紙を使うか、どんなイラストがいいか、自分で描いたり、知人に描いてもらったりしながら作ってたっけ。。。

そんな日々が今を支えていてくれる。なんでも土台って大切なんだなーと子どもたちの成長にかさねて思いを巡らせている。子どもたちの人生の大切な土台となるよう時期を共に過ごすのだ。子どもたちはその土台の上に、どんな人生を重ねていくのか。広く、揺るがずどっしりとした土台を作るお手伝い。そんな大切な仕事をいただいていることに感謝です。


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