てくてくだより

森のこども園てくてくの日々での雑感を、園長小菅がつづります。

10周年記念式典のご案内をお渡ししながら。。。

2015-09-17 21:55:09 | 日記
9月に入って、少しの隙間を作って10周年の記念式典と新しい拠点のお披露目の会をご案内を
これまでお世話になってきた皆様へお礼をお伝えしながら、お渡しに廻らせていただいています。

普段なかなか廻りきれていないみなさんのところへご挨拶に伺いながら、
本当にたくさんの方にお世話になってきたことを実感を持って振り返っています。

「よく10年頑張ったね」とほめていただくたびに、涙がでそうになります。
そして、そんな皆さんに出会わせていただいてきて幸運だなーと思うとともに、
いただいてきた出会いは、やってきていることの確かさの評価なのかとも励まされます。

もちろん、今やっていることは完成形でも完璧でもありません。まだまだ未熟で、進化の途中です。まだまだ勉強が必要です。
だからこそ、まだまだ歩みを止めず、進み続けなさいと道を一緒に歩んでくださる皆さんとの出会いをいただけているのだと心から感謝の気持ちがわいてきます。
ありがとうございました。そしてこれからもよろしくお願いいたします。

そんな日々でも今日は特別な日でした。
それは、「てくてく」の生みの親ともいうべき、私のお保育園の時の先生で、今は素晴らしい会社の社長様、そして私たちの大応援団で継続支援をいただいている大切な方にご案内を渡すことができました。そして、10年もの間で初めて子どもたちがすごしている森を見ていただくことができました。事務所も新しい拠点も。
決して、応援いただいていることを前に出さず、陰に徹して応援いただく姿勢に、学ぶことがたくさんあったのですが、
でも私の気持ちは、一度、森を見ていただきたいとずっと思っていました。
10年目の今、見ていただくことが叶い、号泣してしまいました。先生に「がんばったね」と言っていただけたことが、日々あいさつ回りや大きな会を開催するまでに率いていくために張りつめていた気持ちの糸がふっと切れたように、涙が止まりませんでした。

先生からいただいた「さあ森のようちえんへ」という本がなければ、私は森のようちえんと出会っていなかったかもしれません。
そしてこんな幸せな仕事をできていなかったかもしれません。



今日は忘れられない日となります。私にとっての大切な日がまた増えました。