ひとつお話を書き上げて、チョコっと腹ごしらえをしてまいりました。
ちょうどお昼の再放送の「だんだん」の中で
「上を向いて歩こう♪」を歌うシーンをやっていましたね!
そうでしたね~!
2年ほど前に、私も「上を向いて歩こう♪」なんてお話をしておりました。
昔、よく歌った歌や、好きだった俳優さんが出ている映画のシーンや
時には、季節のお花の香りなどなど
それらが、入り口になって
「過去へのタイムマシーンのスイッチ」が入ることって、案外あるのかもしれませんね…
ドラマの中では「赤いスイートピー」が、遠くに離れていた双子の
時間と空間を繋ぐ、大切な曲になっているようですし。
一昨日の一場面で
「歌の力を教えてあげよう…」というようなセリフもありましたっけ。
朝のたった15分間のテレビドラマでも、興味を持って観ていると
何やら奥深いことが、たくさん見つかるものデスね!
(どうも、私はテレビの誕生と、ほぼ時を同じくして生まれ育った
テレビ第一世代(?)のようで、ナンダカンダ言っても、テレビが大好きなんです!)
そして(珍しく夫の帰りが早くって、kirikouと一緒に先に寝てしまったので)
昨日、ようやく倉本聡さんの脚本の「風のガーデン」を観ることができました。
中井貴一さんも、ほんとうに難しい役に取り組んでいらして
映画「キリクと魔女」でキリクの吹き替えをしていた神木隆之介クンも
すっかり大人っぽくなって、もう15歳なんですね…
そして、緒形拳さんのお姿には、何も申し上げる言葉が見つかりません。
我が家のkirikouが生まれてこのかた、平日の夜9時10時代のドラマを
ゆっくりと観ることなど、ほとんどありませんでしたけれど
おとなの人が、じっくりと観ることのできる作品になりそうな…
そんな予感がいたしました。
さて…テレビのお話は、さておいて
まずは、気になった「映画についてのお話」を少しだけいたしましょうか?
(といっても、古いものから最近の作品まで観たことがない作品ばかりなので
私などが取り立てて申し上げることなど、ほとんどございませんが)
それは、たまたま見つけた「UP」というPR雑誌に載っていた
「無数の細部からなる映画の魅力」という蓮實重彦氏の対談記事デス。
映画のお好みもその観方も、ほんとうに人それぞれだろうなぁ…
と常日頃から想っている私ですけれど
アノ、テレビの日曜洋画劇場で観た淀川長冶氏のお姿を思い出しつつ
蓮實さんという方もほんとうに映画がお好きで、たくさんの映画を観ていらした方なんだろうなぁと
ただただ、素直に感心してしまいました。
さて、対談の中で私が気になったのは、実は、映画そのもののことではなくて
以下に一部引用いたしますと
(聞き役は、久保田智子さんというTBSのアナウンサーの方です。)
久保田「私は蓮實さんの本を読んだり文章を読んだりというという影響がすごく大きいんですね。映画を観なさいというメッセージを強く発していらっしゃっていて
映画を観る前からすごくいとおしいんですね。それを読んでいる私も。でも、絶対的な基準になることはすごくこばんでいらっしゃるような気がしていて……」
蓮實「それは私の照れがあるからだと思います。これを見に行けというのはよほどのことでないと言えない。最近はちょっと言ってしまっていますけれども。」
久保田「よく、お友だちと複数で行きなさいとおっしゃいますね。」(中略)
それから、久保田さんが「テレビでは、…多分不特定多数の方に向けてメッセージを伝えるのでわかりやすくしなくてはいけないし、そうでないと見てもらえないし…」という内容のことをお話なさって
それに対して、蓮實氏が「私が誰に向けて書いているかというのは、長い間疑問だったんです。こんなもの読んでくれる人がいるはずがないと思っていたんですが(笑)…(以下略)」と続いていきます。
(対談の中では、もっと映画のことや戦争についての体験など、
様々な興味深いお話をなさっています。)
ただ…私自身は、自分がブログを書きつつ、アレコレと悩んでいることを
この文章を読みながら、想い起こしていたんです。
私の日常を巡っての、呟きやら想いなどを書き綴っているだけの
こんなささやかなブログでも、ありがたいことにお読み下さっている方がいらして
けれど、その皆様のお役に立つようなことなど、そうそう書ける訳もなく
時にお叱りを受けることやら、不愉快な思いをさせてしまったりして
ほんとうに申し訳なく思っておりました。
結局は、ただの自己満足に過ぎないのかもしれないんですけれど…
それでもなお…何かを書いていたい衝動が湧いてくるんです。
この状態を、どなたか上手に説明してくださる方がいらしたら
是非とも、教えていただきたいくらいです!
なんでしょうか?迷路に入りこんで、
グルグルと堂々巡りをしているようにも見えますけれど
実は、ブログで日記を書くことが
いたって愉しくってしょうがないというのが、本音でしょうか?
皆様のご迷惑にならない程度に、気ままにおしゃべりができたら何よりで
お時間のあるときに、ゆっくり一息なさるおつもりで
お越しいただけたら、うれしいデス。
そうそう、須賀敦子さんの特集記事の載っている雑誌もとても気になっていますし
(先ほどまでは、10月号でしたのに…手塚治虫さんの11月号になっていました!
次号の「考える人」では、「書かれなかった須賀敦子の本」が特集されるとのこと。)
福岡伸一先生の文章も、アチコチでお見かけしますし
いくつか借りてきている本のことも
時間を見つけて、少しずつでもお話していきたいです…
そろそろ、おしゃべりを終えて、kirikouが帰るまでのひとときを
雨音を聴きながら、静かに本でも読みますね…
ちょうどお昼の再放送の「だんだん」の中で
「上を向いて歩こう♪」を歌うシーンをやっていましたね!
そうでしたね~!
2年ほど前に、私も「上を向いて歩こう♪」なんてお話をしておりました。
昔、よく歌った歌や、好きだった俳優さんが出ている映画のシーンや
時には、季節のお花の香りなどなど
それらが、入り口になって
「過去へのタイムマシーンのスイッチ」が入ることって、案外あるのかもしれませんね…
ドラマの中では「赤いスイートピー」が、遠くに離れていた双子の
時間と空間を繋ぐ、大切な曲になっているようですし。
一昨日の一場面で
「歌の力を教えてあげよう…」というようなセリフもありましたっけ。
朝のたった15分間のテレビドラマでも、興味を持って観ていると
何やら奥深いことが、たくさん見つかるものデスね!
(どうも、私はテレビの誕生と、ほぼ時を同じくして生まれ育った
テレビ第一世代(?)のようで、ナンダカンダ言っても、テレビが大好きなんです!)
そして(珍しく夫の帰りが早くって、kirikouと一緒に先に寝てしまったので)
昨日、ようやく倉本聡さんの脚本の「風のガーデン」を観ることができました。
中井貴一さんも、ほんとうに難しい役に取り組んでいらして
映画「キリクと魔女」でキリクの吹き替えをしていた神木隆之介クンも
すっかり大人っぽくなって、もう15歳なんですね…
そして、緒形拳さんのお姿には、何も申し上げる言葉が見つかりません。
我が家のkirikouが生まれてこのかた、平日の夜9時10時代のドラマを
ゆっくりと観ることなど、ほとんどありませんでしたけれど
おとなの人が、じっくりと観ることのできる作品になりそうな…
そんな予感がいたしました。
さて…テレビのお話は、さておいて
まずは、気になった「映画についてのお話」を少しだけいたしましょうか?
(といっても、古いものから最近の作品まで観たことがない作品ばかりなので
私などが取り立てて申し上げることなど、ほとんどございませんが)
それは、たまたま見つけた「UP」というPR雑誌に載っていた
「無数の細部からなる映画の魅力」という蓮實重彦氏の対談記事デス。
映画のお好みもその観方も、ほんとうに人それぞれだろうなぁ…
と常日頃から想っている私ですけれど
アノ、テレビの日曜洋画劇場で観た淀川長冶氏のお姿を思い出しつつ
蓮實さんという方もほんとうに映画がお好きで、たくさんの映画を観ていらした方なんだろうなぁと
ただただ、素直に感心してしまいました。
さて、対談の中で私が気になったのは、実は、映画そのもののことではなくて
以下に一部引用いたしますと
(聞き役は、久保田智子さんというTBSのアナウンサーの方です。)
久保田「私は蓮實さんの本を読んだり文章を読んだりというという影響がすごく大きいんですね。映画を観なさいというメッセージを強く発していらっしゃっていて
映画を観る前からすごくいとおしいんですね。それを読んでいる私も。でも、絶対的な基準になることはすごくこばんでいらっしゃるような気がしていて……」
蓮實「それは私の照れがあるからだと思います。これを見に行けというのはよほどのことでないと言えない。最近はちょっと言ってしまっていますけれども。」
久保田「よく、お友だちと複数で行きなさいとおっしゃいますね。」(中略)
それから、久保田さんが「テレビでは、…多分不特定多数の方に向けてメッセージを伝えるのでわかりやすくしなくてはいけないし、そうでないと見てもらえないし…」という内容のことをお話なさって
それに対して、蓮實氏が「私が誰に向けて書いているかというのは、長い間疑問だったんです。こんなもの読んでくれる人がいるはずがないと思っていたんですが(笑)…(以下略)」と続いていきます。
(対談の中では、もっと映画のことや戦争についての体験など、
様々な興味深いお話をなさっています。)
ただ…私自身は、自分がブログを書きつつ、アレコレと悩んでいることを
この文章を読みながら、想い起こしていたんです。
私の日常を巡っての、呟きやら想いなどを書き綴っているだけの
こんなささやかなブログでも、ありがたいことにお読み下さっている方がいらして
けれど、その皆様のお役に立つようなことなど、そうそう書ける訳もなく
時にお叱りを受けることやら、不愉快な思いをさせてしまったりして
ほんとうに申し訳なく思っておりました。
結局は、ただの自己満足に過ぎないのかもしれないんですけれど…
それでもなお…何かを書いていたい衝動が湧いてくるんです。
この状態を、どなたか上手に説明してくださる方がいらしたら
是非とも、教えていただきたいくらいです!
なんでしょうか?迷路に入りこんで、
グルグルと堂々巡りをしているようにも見えますけれど
実は、ブログで日記を書くことが
いたって愉しくってしょうがないというのが、本音でしょうか?
皆様のご迷惑にならない程度に、気ままにおしゃべりができたら何よりで
お時間のあるときに、ゆっくり一息なさるおつもりで
お越しいただけたら、うれしいデス。
そうそう、須賀敦子さんの特集記事の載っている雑誌もとても気になっていますし
(先ほどまでは、10月号でしたのに…手塚治虫さんの11月号になっていました!
次号の「考える人」では、「書かれなかった須賀敦子の本」が特集されるとのこと。)
福岡伸一先生の文章も、アチコチでお見かけしますし
いくつか借りてきている本のことも
時間を見つけて、少しずつでもお話していきたいです…
そろそろ、おしゃべりを終えて、kirikouが帰るまでのひとときを
雨音を聴きながら、静かに本でも読みますね…