Little Tree

日々のいとなみのなかで感じた子どものこと、季節の移ろいやこころに映る風景

「上を向いて歩こう♪」

2006-11-24 16:17:08 | Weblog
今朝も、遅刻ギリギリの時間にkirikouが登校していき、
そのあとを追うように、9時の開店前に間に合うように慌てて家を出て
駅前のレンタルショップの返却ボックスへ借りていたDVDを入れてきました。


借りていたのは「きみに読む物語」と「火火」そして

おとといからレンタル開始になったばかりの「花よりもなほ」です。

このところ、劇場に行って映画を観ることは、なかなかできませんので
DVDで借りてきて時間を見つけては、リラックスを兼ねて観ています。

ただ、時間をつくれなかったり
夜中になってしまって、観ながらウトウトしてしまったり
借りたまま、延長してしまうこともありますけど

気になるシーンや何か大切なことを言っているように感じるセリフなどを
何度も見直すこともあります。

私に限らず、おそらく皆さまも、理由はともあれ
お仕事のことやいろいろなことでストレスのかかることも多いいなかで
それぞれに、リラックス方法やストレス解消のアレコレを工夫していらっしゃることと思います。

特に、kirikouたちのような子どもと付き合いながら
子育てや指導にあたっている方々のストレスたるや
他の方々にはなかなかわかっていただけないものがあるように思います。

また、身近で認知症の方の介護をしている人がいて、その方のお話から察するに
徐々にしても、認知の機能を失っていく方のお世話を
毎日、継続してするということに伴う精神的な負担は、
たいへん大きいことでしょうね。


自分のことも含めて言うのも、オカシナことかもしれませんし
上手に、ストレス管理をしていらっしゃる方もおいでかもしれません。

けれど、日々の対応のタイヘンさやお世話することの忙しさに追われて
なかなか、自分のことに目を向ける余裕をもてずにいらっしゃることが
多いいように感じています。

そんな中でも、ささやかでも少しの余裕を持つことができると
実は、日々のタイヘンさを、少しでも和らげることにプラスになるのではないでしょうか?

だからといって、実際のサポートがなかなか得られないところでは
そんな余裕やリラックスの時間をつくることもままならないかもしれません。


何かを、一生懸命に思いつめてしまうこともあるけれど
そんなことに、ふと気づくことができたら…

だからこそ、きっと何かしらできる範囲の中で、少しずつでも工夫できるといいですね!


ということで、私自身は、思いたったら「糸の切れ掛かった凧のように…」
行ける範囲で飛んでいってしまうところがありますので…

先日も、上野の国立博物館で「仏像 一木にこめられた祈り」と

かねてより関心のあった国立科学博物館の「南方熊楠展」を観に行ってきてしまいました。

人ごみは、元来あまり好きではありませんけれど
何か目的があったり興味・関心のあるものに対しては
不思議なことに「火事場のバカぢから」が出るのかもしれませんね~。

こんな風に思い切って、お出かけできない方もおいででしょうし
おうちで静かに過ごしたり、お花やお庭のお手入れをしたりして
お好きなことをなさったり
お友だちと、なにげない話題でおしゃべりしたり…

そんなことでも良いので、ぜひ、ご自分のための時間を少しでもつくって欲しいと思います。


ついでに、もうひとつお話しすると、
私は、この前までは「冬のソナタ」くらいしか韓国のドラマを観ていなくって
「何で、あんなに韓国ブームなのかしら~?」と少し不思議に思っていました。

けれど、たまたま「イルマーレ」という映画が気になっていて
先日借りて観たところ…

その作品の特徴なのか、たまたま私の好みに合ったのかはわかりませんが
意外にシンプルな印象の中に、人の心の動きが素直に表現されていて
とっても面白くて、深く心に残るものがありました。

このところ、いくつか借りて観た映画もありますけれど
それぞれに、私にとっての様々な印象をもたらしてくれると同時に

メチャクチャ泣いてしまうヒューマンドラマだったり
思いっきりのラブストーリーだったり、いろいろと考えさせられる物語だったりして

そんな風に、自分の感情を素直なカタチで出せる機会があるのも
案外、ちょうど良いリラックスになるのかもしれませんね。


さて、最後に今日のタイトルにした「上を向いて歩こう♪」のお話をいたしましょうね。

今朝は、昨日の夕方から降っていた雨もすっかり上がって
久ぶりに青空が広がるお天気になっていました。

DVDを返して、もう一度レンタルビデオ店に入って
ゆっくりと一回りして、「明日の記憶」にしようか迷った挙句
「私の頭の中の消しゴム」のほうを借りて、お店を出ました。

車のたくさん通るいつもの帰り道の舗道を、歩きながら

斜め前方の薄水色に白いすじ雲の浮かぶ空を見上げている時に

ほんとうに突然…ほんとうに、不意に浮かんできたのが

「上を向いて歩こう♪」のメロディでした。

はじめは、~~~♪~~~~♪  ~~~~~~~♪

という、メロディだけが、鼻歌のままで、出てきました。

歌詞が出てきたのは、結局「うえを む~いて あ~るこ~~~(う)」というところだけでしたけれど

ついでに、なぜだかナミダまで一緒に出てきてしまいました。

なぜ~~~?  夜でもないのに~~~?

いま、とりたててかなしいわけでもないのに~~~?


と思いつつ、家に帰ってからインターネットで歌詞を検索してみると~

・・・ ・・・ ・・・

歌というのも、なんだかほんとうに不思議なチカラがあるものなんですね~?!



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13 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Sukiyaki (RAM)
2006-11-24 23:49:08
最後に映画館に行ったのは、3年前です(T_T)
「きみに読む物語」は観たかった映画です。
DVDを観られるのは、子供達が寝静まった深夜しかりないのが残念です~。
自分のために時間を使うことが、こんなに贅沢なことだと子どもが生まれるまで気が付きませんでした。
むか~し、カラオケで「上を向いて歩こう」を英語で歌ったら、タイトルがスキヤキでした^^;
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記憶の不思議・・・ (風待人)
2006-11-25 00:12:07
RAMさま

こんばんは!!

ウチはひとりっきりの子どものことだけでも、時間が足りませんもの・・・

フラフラと好きなことをさせていただいて、何だか申し訳ないような気もしていますが
何か少しでも、皆さまにお返しできるようなことがあったら・・・
なんて想っています。

このところ、記憶を巡る話題を取り上げた映画なども、たくさんありますね~

何かに直接働きかけることはムズカシクても
きっと、そのことの中や周辺に、何かがあるように感じています。

先ほど、TBSで神奈川県内にある教育特区を利用した
軽度発達障害児の学園の話題をやっていましたね。

取り上げ方はいろいろなので、100点満点とはいかないかもしれませんけれど
少しずつでも、彼らのことを知ってもらえるきっかけになってほしいですね!

そういえば「上を向いて歩こう」を検索したら、英語に訳しているページがありました。

私は、語学は苦手なんですけれど
RAM様は、お得意でいらっしゃいましたよね~

今度、教えていただきたいです!!よろしく、おねがいします!!
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火事場の馬鹿力と、歌の力 (ぴーまん)
2006-11-25 09:49:22
自らの状態を良い方向に持っていくがために、どうしても手に入れたいのも、とか、があると、出ますよね~っ。 
火事場の馬鹿力。


それに、歌の持つ力。

私は、それらの力のお陰で体調が回復し、楽しく生きてるような気がします☆

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つい最近気づいたんですけれど・・・ (風待人)
2006-11-26 06:27:10
ぴーまん さま

おはようございます!!

昨日は朝から仕事やらお出かけで、スグにお返事できませんでした。

「どうしても~」というときにも、意識を集中して

そのあと、それが自分だけのためのものなのか、
ほかの誰かにとって、もしかしたら・・・とか
他にも何らかの意味があるのか・・・なんてことを、考えてみて

結局、答えやはっきりした意味は、わからないことが多いいんですけれど
それを、どこかに置いておくくらいの気持ちでいるんです。

そのうち、ホントウに「どうしても」ということだったりすると
いつになるかは、わからないけれど
向こうから、チャンスはやってきてくれる・・・様なことがあるようです。
(確信には、まだいたっておりませんけれど・・・)

ちょっと、オカシナことに聞こえてしまうかもしれませんね・・・

ひょっとして・・・似たようなことをお感じかもしれない気がして・・・

ところで、ぴーまん様はどんな歌がお好きなんでしょうか?

こんど、教えてくださいね~~!!

(このあたりは、年齢依存的・・・かも?)
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上をむいて 歩こう (一光)
2006-11-26 07:49:53
知らないのに かなり 知ってる  風待人さまへ

今日 岡山行きの 一光です。

時々 おじゃましてよろしいでしょうか?

          ダメかな  お行儀わるいから
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ぜひ、いらしてください!!! (風待人)
2006-11-26 17:15:03
一光 さま

いらしてくださって、ほんとうにとっても、うれしいです!!

Cafeの中でも、その含蓄のあるお言葉に
私は、いつも、うなっております。

一光様のお話が、私はとっても大好きなんですよ~

ぜひ、その鋭くって、でもあったかくって
時には、燃え上がるように激しい(?)マグマのようなオコトバを
(モチロン尊敬の気持ちをこめて申しております!!)

お聞かせいただけたら・・・
私の修行も、いっそう楽しく、実りあるものになるような・・・
気がいたします!!

どうぞ、よろしくお願いいたします!!

岡山も、暖かくて気候の良いところでしょうね~

お顔も存じ上げませんけれど、どこかでつながっているような・・・
気がしてなりません。
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前向きがいいですね! (櫻灯路(代 庵の軒下))
2006-11-27 21:46:21
 櫻ではありませんが、櫻に代わりまして、ご挨拶お邪魔させて頂きます。私松本と申しまして、ハンドルを「庵の軒下」と称しております。亡き主人の秘書を永くしておりました関係で、主人の書き溜め残して逝った跡、それをどうしようか随分悩んだのですが、或る事件がありまして、逆にどうしても急に止めるわけにいかなくなり、こうして未だに細々と続けております。まだまだ主人の書いたモノが数多く残っているものですから、コピーして張り付けたり、加筆して載せたりしています。祐筆の立場でもあったものですから、文風も若干似ているかも知れませんが、残念ながら本人ではありません。その後風待ち人さまのブログを何度も覗かして戴いております。貴女の前向きな姿勢は本当に素晴らしいと思っています。ご家庭に、母親に、時には学生に、八面六臂のご活躍なのに、精神的な高さがあるのでしょうね。本当に前向きに、ある種ゆとりを持たれて歩んでおられるのは凄いと存じて拝見しております。今日の記事も素敵ですね。主人は『初恋のきた道』と言う中国映画と、イタリアの『ニューシネマパラダイス』とアメリカ映画でしょうか、ベトナムのことを描いた『季節の中で』と言う映画が大好きでしたね。何度も繰り返して観ていました。とにかく優しい方でしたから。明日は四度目の月命日です。コノハナサクヤヒメとコノハナチルヤヒメのことを書こうと思っています。ずっと風待ち人さまの動向を注意深く、強い感心を持っておりますので、お一人ではありません。是非にも今後とも頑張って下さりませ!本日は長々と有難う御座いました!
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コメントいただいて、感激しております!! (風待人)
2006-11-27 23:21:32
櫻灯路さまと、いつもご一緒の 庵の軒下さま

どのようにお呼びすればよいのか、迷いましたけれど・・・

実はこのところ、ときどき櫻さまのところをお訪ねしておりました。

櫻さまのお言葉と庵の軒下さまのお言葉は
ほんとうに溶け合っているように、私も感じていました。

こちらからは、何もお伝えできなくても
もしかしたら・・・と想っております。

余裕を少しでも持ちたいと、私も思っていますけれど
この頃、余裕は、ひょっとすると意識してつくることができるもの
かもしれないと思うことがあります。

櫻さまの懸命に生きようとなさっていらした姿勢を
少しでも見習えたら・・・と思いながら
こころの支えにさせていただいている気がします。

どうぞ、これからもよろしくお願いいたします。

(実は、夫の父も28日が月命日です。
もう少し整理がついたら、そのお話もしたいと想っております。
なぜか、まだすぐそばにいるような気がしてなりません・・・)
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追伸デス! (風待人)
2006-11-27 23:36:01
そうでしたね~櫻さまが
「季節の中で」という映画のお話をなさっていましたね~

今度、私も探して観ますね!!

櫻さまのひとを想うお気持ちが、ほんとうに純粋でいらっしゃることは
そのお言葉から、ひしひしと伝わってきていましたね。

私自身を省みると・・・何だか恥ずかしいことばかりです。

まだ、きっといろいろな煩悩につながれているんでしょうね・・・

そんなことを気づかせてくださるお言葉がほんとうに懐かしいデス。
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こんばんわ (一光)
2006-11-27 23:59:12
失礼致しました。  今晩 岡山より帰宅しました。

無事法事をすませ、ほっと 致しました。

お土産は きびだんご ままかり寿司 マスカットのほしぶどう

白桃金山寺(味噌)です。 おいしん坊です。

法事の席の一話おすそわけ

         心配するより 心配り を

言葉では、大らかにしておりますが、 実は 実は すごく
心配性 です。  珠玉にいたしました。

    雨の 紅葉 も楽しみました。



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