昨日の朝とはうって変わって
水色の空の向こうに、輪郭もくっきりとした白い富士山が見えています。
空気も凛とした…「花冷え」の4月1日になりましたね。
昨日の午前中は…(kirikouにお留守番を頼んで)あの激しい雨の中
「横浜市発達障害検討委員会」の傍聴に、関内まで行きました。
18年度の「ありんこの会」の役員による
「横浜市の福祉局」の方との勉強会で検討委員会のことを伺って
ちょうど昨年の3月から、6回ほど傍聴をしてきました。
「乳幼児期・学齢期・青年期の現状と課題とその対応方法について」
ライフステージを追って検討されてきたものと「今後の方向性」について
ひとつの文章となって繋がっていく過程を観ることができて、
私にとっても、とても良い経験ができました。
一応、今回までの議論を元にさらに細かな修正が加えられて
これから、さらに前に向かって進んでいく指針となるような
報告書が出されることと想います。
そして、発達障害児者や家族にとって
少しでも、育ちやすく学びやすく暮らしやすくなるような
実際の対応や手立てに結びつくことを、心より願っております。
実際に身近で観てきた部分やお話から類推してみると…
医療・教育・福祉のどれをとっても
モチロン、まだまだの部分はいろいろとあると思いますが
それぞれの方々が、それぞれの持ち場で一生けんめい関わってくださることと
それらが、縦に横に向かって上手に繋がっていくことで
きっと、一歩ずつでもよい方向に進んでいくと想います。
諦めずに、希望を託していきたいですね~!!
委員会は、年2回ペースで20年度も議論を継続するとのこと。
それから(国の関連だと思いますが)
『発達障害情報サービス』というサイトがオープンしたとのこと。
正確な情報発信が進められて
たくさんの方々の理解と認知がなされる助けになるといいですね~!
さて…(いつもニコニコとお話してくださる…素敵な)担当の係長さんに
「横浜は、(乳幼児健診や)通級指導にしても早くから取り組みが進んでいますし
とても素晴らしいと思います。
トップランナーとして、最先端を走っていることを
もっと皆さんにも知っていただきたいし
これからも、ほんとうに期待しています。
できたら、またコチラにも伺いますので、どうぞよろしくお願いいたします。」
って、ごあいさつをして失礼いたしました。
冷たい雨が少し小降りになる中
(krikouが年長さんになる頃から伺っている)S大学の思春期外来に行きました。
このところは、一年に1回春休みにkirikouと一緒に「あゆみ」を持って
一年間の様子をご報告に行っておりましたが
今回は、「ボクは行かない…」とのこと。
「そうなの~?まぁ、それでもいいか…
先生に、何か言って欲しいこととかある~?」と聞くと
「お母さんがうるさくって、困っている。って言っておいて~」とのこと。
予約の時間まで少し間がありましたので、喫茶コーナーでお昼ご飯を食べていると…
お腹の大きいお母さんと3歳くらいのもうすぐお姉ちゃんになる女の子や
車椅子の方、おじいさん、おばあさん、その付き添いの方…
ほんとうにいろんな方がいらっしゃいました。
(外に出て、kirikouに電話をすると…
その後におばあちゃんと一緒に従兄の家にお泊りに行く予定なのに
「一人で行っても良い~?何行きの電車に乗るの?」なんて言い出して
アレコレなだめて「おばあちゃんが一緒に行きたいって言っているんだから」と言って
ようやく、シブシブ納得したようです。
それにしても、そのうちほんとうに一人で行けるようになりそうですね…)
そうこうするうちに
雨も上がったのか、少し空も明るくなってきて
街路樹の桜のピンク色が、心もち濃くなったように見えました。
4階の受付付近で待っていると、
赤ちゃん連れのお母さんや小さな子どもたちが行ったり来たりして
泣き声も聴こえてきて、ほんとうに賑やかです。
M先生がいらして、いつもより奥のお部屋でイロイロとお話をいたしました。
「あゆみ」を見ながら「ほんとうに頑張っているじゃないですか~!
様子は、どうですか~?」って、ってお話くださって
私からの言葉を、ほんとうに上手に引き出してくださいます。
私も、アレコレと気になっていることなど
思いっきりお話しすることができました。
いわゆる「反抗期」についても、「順調に育っている証拠です。
これからもっともっと回転も早くなって、ア~言えばコ~言う…って感じになりますから
そのペースに巻き込まれないように、お母さんのほうも一歩ひいてみたりして
約束事や言ったことを紙に書いて、コレコレこう言ったでしょう…
という風に、やっていくようにしてみましょう。」とのこと。
これから向こうもますますパワーアップしてくるようで
コッチも、うかうかしていられませんね~!
「お母さんのほうは、いかがですか?」と聞いてくだいましたので
「コチラに初めて伺った頃と…一年生になった頃の一年間が
やはりとっても辛かったし、イッパイイッパイでしたけど…
だんだんに見えてきたこともあって
確かにタイヘンなことは、相変わらずタイヘンですけれど
今はようやく、まずまず…気持的には、大分楽になりましたね。
課題もハッキリしてきましたし…
まだ、この先のことを考えると不安はありますけど
何とか安心できるようになるには…
あと10年…?15年くらいは、死ねない…でしょうか~?」
なんて、笑いながらお話できるようになりました。
それから「母友だちと集まって、
月に一度くらいのおしゃべり会を始めようかと思っています。」と申し上げると
「それは、良いじゃないですか~!!」って、言ってくださいました。
学校のお話では、4年生の担任の先生の目配りや対応が素晴らしかったこと
クラスのお友だちとの関係も良好に取れたので、恵まれていたこと
通級指導も3年みていただいて、今年から経過指導になることなどお話いたしました。
「今の学校や他の子どもたちを観ると、
(困り感を持つ子どもにとって)必ずしも居心地の良いところではないので
その辺りがもっと良くなっていくといいですね~!
でも、横浜は恵まれていると思いますよ。」と、先生もおっしゃっていました。
いつも、こんな風にして私の背中をポンと押してくださる素敵な先生です。
「先生に、何とか元気にやっています…ってお話できるのを励みに
また一年、頑張ってみますね~!!」と申し上げて失礼いたしました。
それから何度か携帯から電話をしつつ、家までの途中にある桜の木の横を通ると…
折からの風に吹かれて桜の花びらの舞い散る様が、それはそれは綺麗でした。
大慌てで家に帰ると…玄関先に、おばあちゃんが立っています。
「仕度をしておくように言っておいたんですけれど…」と家に入ると
kirikouったら、まだテレビを観ながらグズグズしています。
「お母さんは、一緒に行かなくても良いよね~?
おばあちゃんは足が痛いから、ゆっくり行くのよ~!」と確認して
ナントカカントカ仕度をして、おばあちゃんとkirikouのうしろ姿を見送りました。
なにやらひとりになると、気が抜けて…ホッとしてしまいました。
そうでした…
我が家の玄関のすぐ横にある小さな植え込みに
「かりん」の木が植えてあることは、もうだいぶ前にお話いたしましたけれど
3月に入ると、ほんとうに可愛らしい芽がいっせいに開いて
その黄緑色の葉っぱが、春らしさを運んでくれるんです。
その木に、昨年初めて花芽がついて
今年もピンク色の筆先のような形をしたつぼみが、枝のそこここに見えています。
ふとした拍子に、季節の便りが舞いこんで…
ひと回り大きくなった子どもの姿を、想いうかべてみる私です。
水色の空の向こうに、輪郭もくっきりとした白い富士山が見えています。
空気も凛とした…「花冷え」の4月1日になりましたね。
昨日の午前中は…(kirikouにお留守番を頼んで)あの激しい雨の中
「横浜市発達障害検討委員会」の傍聴に、関内まで行きました。
18年度の「ありんこの会」の役員による
「横浜市の福祉局」の方との勉強会で検討委員会のことを伺って
ちょうど昨年の3月から、6回ほど傍聴をしてきました。
「乳幼児期・学齢期・青年期の現状と課題とその対応方法について」
ライフステージを追って検討されてきたものと「今後の方向性」について
ひとつの文章となって繋がっていく過程を観ることができて、
私にとっても、とても良い経験ができました。
一応、今回までの議論を元にさらに細かな修正が加えられて
これから、さらに前に向かって進んでいく指針となるような
報告書が出されることと想います。
そして、発達障害児者や家族にとって
少しでも、育ちやすく学びやすく暮らしやすくなるような
実際の対応や手立てに結びつくことを、心より願っております。
実際に身近で観てきた部分やお話から類推してみると…
医療・教育・福祉のどれをとっても
モチロン、まだまだの部分はいろいろとあると思いますが
それぞれの方々が、それぞれの持ち場で一生けんめい関わってくださることと
それらが、縦に横に向かって上手に繋がっていくことで
きっと、一歩ずつでもよい方向に進んでいくと想います。
諦めずに、希望を託していきたいですね~!!
委員会は、年2回ペースで20年度も議論を継続するとのこと。
それから(国の関連だと思いますが)
『発達障害情報サービス』というサイトがオープンしたとのこと。
正確な情報発信が進められて
たくさんの方々の理解と認知がなされる助けになるといいですね~!
さて…(いつもニコニコとお話してくださる…素敵な)担当の係長さんに
「横浜は、(乳幼児健診や)通級指導にしても早くから取り組みが進んでいますし
とても素晴らしいと思います。
トップランナーとして、最先端を走っていることを
もっと皆さんにも知っていただきたいし
これからも、ほんとうに期待しています。
できたら、またコチラにも伺いますので、どうぞよろしくお願いいたします。」
って、ごあいさつをして失礼いたしました。
冷たい雨が少し小降りになる中
(krikouが年長さんになる頃から伺っている)S大学の思春期外来に行きました。
このところは、一年に1回春休みにkirikouと一緒に「あゆみ」を持って
一年間の様子をご報告に行っておりましたが
今回は、「ボクは行かない…」とのこと。
「そうなの~?まぁ、それでもいいか…
先生に、何か言って欲しいこととかある~?」と聞くと
「お母さんがうるさくって、困っている。って言っておいて~」とのこと。
予約の時間まで少し間がありましたので、喫茶コーナーでお昼ご飯を食べていると…
お腹の大きいお母さんと3歳くらいのもうすぐお姉ちゃんになる女の子や
車椅子の方、おじいさん、おばあさん、その付き添いの方…
ほんとうにいろんな方がいらっしゃいました。
(外に出て、kirikouに電話をすると…
その後におばあちゃんと一緒に従兄の家にお泊りに行く予定なのに
「一人で行っても良い~?何行きの電車に乗るの?」なんて言い出して
アレコレなだめて「おばあちゃんが一緒に行きたいって言っているんだから」と言って
ようやく、シブシブ納得したようです。
それにしても、そのうちほんとうに一人で行けるようになりそうですね…)
そうこうするうちに
雨も上がったのか、少し空も明るくなってきて
街路樹の桜のピンク色が、心もち濃くなったように見えました。
4階の受付付近で待っていると、
赤ちゃん連れのお母さんや小さな子どもたちが行ったり来たりして
泣き声も聴こえてきて、ほんとうに賑やかです。
M先生がいらして、いつもより奥のお部屋でイロイロとお話をいたしました。
「あゆみ」を見ながら「ほんとうに頑張っているじゃないですか~!
様子は、どうですか~?」って、ってお話くださって
私からの言葉を、ほんとうに上手に引き出してくださいます。
私も、アレコレと気になっていることなど
思いっきりお話しすることができました。
いわゆる「反抗期」についても、「順調に育っている証拠です。
これからもっともっと回転も早くなって、ア~言えばコ~言う…って感じになりますから
そのペースに巻き込まれないように、お母さんのほうも一歩ひいてみたりして
約束事や言ったことを紙に書いて、コレコレこう言ったでしょう…
という風に、やっていくようにしてみましょう。」とのこと。
これから向こうもますますパワーアップしてくるようで
コッチも、うかうかしていられませんね~!
「お母さんのほうは、いかがですか?」と聞いてくだいましたので
「コチラに初めて伺った頃と…一年生になった頃の一年間が
やはりとっても辛かったし、イッパイイッパイでしたけど…
だんだんに見えてきたこともあって
確かにタイヘンなことは、相変わらずタイヘンですけれど
今はようやく、まずまず…気持的には、大分楽になりましたね。
課題もハッキリしてきましたし…
まだ、この先のことを考えると不安はありますけど
何とか安心できるようになるには…
あと10年…?15年くらいは、死ねない…でしょうか~?」
なんて、笑いながらお話できるようになりました。
それから「母友だちと集まって、
月に一度くらいのおしゃべり会を始めようかと思っています。」と申し上げると
「それは、良いじゃないですか~!!」って、言ってくださいました。
学校のお話では、4年生の担任の先生の目配りや対応が素晴らしかったこと
クラスのお友だちとの関係も良好に取れたので、恵まれていたこと
通級指導も3年みていただいて、今年から経過指導になることなどお話いたしました。
「今の学校や他の子どもたちを観ると、
(困り感を持つ子どもにとって)必ずしも居心地の良いところではないので
その辺りがもっと良くなっていくといいですね~!
でも、横浜は恵まれていると思いますよ。」と、先生もおっしゃっていました。
いつも、こんな風にして私の背中をポンと押してくださる素敵な先生です。
「先生に、何とか元気にやっています…ってお話できるのを励みに
また一年、頑張ってみますね~!!」と申し上げて失礼いたしました。
それから何度か携帯から電話をしつつ、家までの途中にある桜の木の横を通ると…
折からの風に吹かれて桜の花びらの舞い散る様が、それはそれは綺麗でした。
大慌てで家に帰ると…玄関先に、おばあちゃんが立っています。
「仕度をしておくように言っておいたんですけれど…」と家に入ると
kirikouったら、まだテレビを観ながらグズグズしています。
「お母さんは、一緒に行かなくても良いよね~?
おばあちゃんは足が痛いから、ゆっくり行くのよ~!」と確認して
ナントカカントカ仕度をして、おばあちゃんとkirikouのうしろ姿を見送りました。
なにやらひとりになると、気が抜けて…ホッとしてしまいました。
そうでした…
我が家の玄関のすぐ横にある小さな植え込みに
「かりん」の木が植えてあることは、もうだいぶ前にお話いたしましたけれど
3月に入ると、ほんとうに可愛らしい芽がいっせいに開いて
その黄緑色の葉っぱが、春らしさを運んでくれるんです。
その木に、昨年初めて花芽がついて
今年もピンク色の筆先のような形をしたつぼみが、枝のそこここに見えています。
ふとした拍子に、季節の便りが舞いこんで…
ひと回り大きくなった子どもの姿を、想いうかべてみる私です。