Little Tree

日々のいとなみのなかで感じた子どものこと、季節の移ろいやこころに映る風景

脳内の整理・・・

2008-01-27 07:51:54 | Weblog
今朝は、5時半頃に目覚めると
ちょうど「こころの時代」で詩人の溝口章さんが「一遍上人」について語っていらっしゃいました。

最後まで見終わって…PCの前に座って、
いつものように「クオリア日記」を開きます…

 
うれしいことに、今朝の日記がもうアップされていました!!

(きっと、お仕事がたくさんおありなのでしょうか?
それともお出かけの予定がおありになるのでしょうか?
そんなたわいのないことを、アレコレと想像しながら…)

Cafeに伺って、よしなしごとなどおしゃべりさせていただく…

という一連のパターンが、この2年ほどの間に積み重ねられた
「私の心地よい習慣」になりました。

(もしかすると…自分のブログに書く時よりも

おそらくずっと「そのままの」素の私に近いことが書けているような…気もします。)

まぁ、ソレはソレとして…

また「新たなやり方を模索しつつ…自分の中にある何かを信じて…」
もう少しの間、お話を続けさせていただきたいと想っております。


さて・・・

相変わらず気になることが多すぎて、ほんとうに困ってしまう私ですが
まずは、昨日のお話からササッといたしますね。

(今頃になって、図書館に参考になりそうな本を借りにいって
もう、レポートを書かなくっちゃいけないのに…)

社会技術研究開発事業「脳と社会」研究開発領域、領域架橋型シンポジウムの

「第二回「自閉症スペクトラム研究-早期マーカーと新たな療育法を求めて-」 に参加してきました。

(家を出たのが9時チョッと前でしたし、
国際交流会議場の入り口がわからなくって、遅刻してしまいましたが)

会場にはいると、領域統括をなさっている小泉英明先生の

「脳科学を基調とした自閉症研究が意味するところ:領域間の架橋・融合」についてのお話の途中でした。

お名前はだいぶ前から存じ上げておりましたが

とても、柔らかな口調でお話になる方だなぁ…という印象と
それでいて、チカラのようなものが漲っているような、感じがいたしました。

(内容の詳細は、機会があったら改めてお話させていただきますが)

そのあと、優れた研究者の方々から、
最新のトピックスを交えた有意義なご講演を伺うことができました!

パネルディスカッションでは
フロアにいらしていたアドヴァイザーの先生からもお話があって

あの『「わかる」ということの意味』をお書きになった佐伯胖先生や
小林登先生もいらしていました!!

途中のコーヒーブレイクの際に、にじの会の事務局のお仕事をしていらっしゃる方に
偶然お会いして、帰りもお話しながらご一緒しました。

さらに…帰りのゆりかもめを、ホームで待っている際に
講演をなさっていらした自治医科大学の桃井真理子先生とご一緒になって

電車の中でも、にこやかに気さくな感じでお話をさせていただきました!

(「自閉症スペクトラムと原因遺伝子」という最先端のお話を伺いましたが
その上、臨床もなさっているとのことを伺って、
素晴らしい方がいらっしゃるんだなぁとビックリしました!)

ところで、「脳と社会」では

第三回「睡眠と社会:脳科学からのアプローチ」
日時 : 2008年 2月 23日 (土)  10:00 ~ 17:00
会場 : 東京国際交流館 プラザ平成3F 国際交流会議場  も企画されているそうです。

「睡眠」だけではなく「言語」や「運動」についても関連した内容になると、
統括をなさっている小泉英明さんからアナウンスがありました。
コチラも、オモシロそうですね~!!

一般の方でも参加できますので、関心のある方はぜひ!!

また、茂木先生のお話になる「ニューロクリアティブ研究会」の
「創造する脳~あなたらしさの発見」は…
確かめたところ、受付を終了していました。

今のところ、私は参加する予定ですので…できたら、お話いたしますね。)

それから…シンポジウムのお昼休みを利用して

お隣にある「日本科学未来館」の企画展「地下展 空想と科学がもたらす闇の冒険」を観てきました!!

科学上のトピックスや知見を伝えながら、アートの要素もふんだんに取り入れて…
チョッと薄暗い空間が、なんともいえない雰囲気を醸し出していて

とっても、オモシロかったです!!

会期は明日までですが、サイトからは割引券もゲットできるようですよ~!

今回は、プラネタリウムはいけませんでしたが
「暗やみの色」と「偶然の惑星」のパンフレットが、とってもきれいで…
ついつい買ってしまいました。

(kirikouのお土産には「地下展のすごろく」とチョコクランチを買いました。)

…またまたここからお話は飛んで、

観たいなぁと想っている映画のひとつが「アース」です!

理屈抜きで…地球とひとつになるような…感覚が得られるのかしら~?
と期待しております。

ようやく最後に…

先ほどご紹介した「こころの時代~宗教・人生『私の一遍上人』」の
お話をいたします。(以下転載)

戦争体験から人間存在の根源を求めて。
詩人が出会った漂泊の捨聖・一遍上人の念仏世界 (引用ここまで)

出演していらしたのは、詩人の溝口章さんです。

ご自身(の意識?)が、一遍上人の言葉の中に重ね合わさっていくような
そんな体験を通した「詩の言葉」が、私の心に染み入ってまいりました。

ご関心のある方は、再放送予定は未定ですが(いつもは日曜日午後2時から)
よろしかったら、ぜひご覧ください!!


さて、手短にお知らせがてら…お話をしようと想っておりましたが

お話がアチラへ飛び、コチラに戻りしつつ…

私の書く文章さながらに、一体全体「脳内整理」はついたのやら…


窓の外は、雲がちょうど良いバランスで配置された水色の空が広がっています。

そろそろkirikouに声をかけて…

私も仕度をして、ご飯を食べて…ソフトボールの役員当番に出かけます。


こんな風にして…

またいつものあわただしい日曜日が、はじまるんですね…


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3 コメント

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おはようございます (とし)
2008-01-27 11:09:34
ずいぶんとご無沙汰してしまいました。
お元気ですか?
私の住む地方でもみぞれ混じりの雪の日,
子ども達とっても元気にはしゃぎまわっていました。
雪の少ない地方だけに,大人の私もちょっぴりうきうき。
雪景色って,確かにまわりを更新する「白色」の強さがありますよね。
kirikouくんも,雪,楽しまれましたか?

風待人さんの書かれる文章,柔らかくてほっとしますよ。
ピントずれ,理詰めにぐいぐい書きまくる私とはちがって,
いっつもあったかですよ…。←わたしも三点リーダーつい使ってしまいます。
言葉に込められない行間の余韻みたいなもの,
ふと,そこに残したくなってしまうからです。

こちらも本日快晴です!
昨日ソニーの理科の集まりがあって,
茂木先生のエントリにあった,教育プログラム主旨の説明会でした。
ソニー財団の方もいらっしゃって,理科の大好きな子どもへ
そんなプログラムを構築するためのプレゼンをされました。
久しぶりに,嬉しい仲間達の会合でした。
では,また。
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それぞれのよさ (双子の母)
2008-01-27 12:01:39
人の特性・性格もそうですが、
いろいろなタイプの方がいて当たり前。
文章も同じ主題で書かせても
「論説」「随筆」「小説」といろいろな形式がありますよね。
私は書きたくても、風待人さんのような
情緒あふれるやさしい文章はかけません。

それぞれがあって「平均的」な姿もあるのです。
それぞれを大事に尊重したいですね。

そうそう、東京の会で就労・教育部会合同の講座を始動します。昨日の相談会にはたくさんの相談者がおとずれていましたし、神奈川の会の重鎮の方も勉強会にいらしていたようです(あとで気づき、ご挨拶できませんでしたが)
来月の横須賀のほうには、久々に神奈川の会員として参加します。お会いできるのを楽しみしてますので、探してやってください。
返信する
研究を教育プログラムにつなげていくこと (風待人)
2008-01-27 13:33:31
とし さま

ようこそ、お越しくださってありがとうございます!

「理科の大好きな子どもへ」贈るほんとうに素晴らしい取り組みだと想います!

昨日も未来館の展示をお父さんお母さんと一緒に
熱心に見ている女の子がいて
思わず声をかけましたが、5年生とのこと。

自分の子どものころを、ふと想いだしました。

昨日のシンポジウムもカナリ刺激的で

「社会性」を如何にして、脳の活動として捉えるのか?を始めとして、

ほんとうにさまざまな分野の研究をつなげていく
ことの重要性とオモシロさを、シロウトながら感じてまいりました。

また、(忘れてしまわないうちに・・・)ゆっくりお話ししたいと思っています。

双子の母 さま

昨日は、東京の勉強会には伺えませんでしたが
2月2日の講演会では、お会いできそうですね~!

脳の使い方のタイプや得意な思考方法って
まだ、よくわかっていないだけで、おそらくいろいろあるのでしょうね。

「聞く・話す・読む・書く」という基本的なことでさえ
ようやくいろいろなことが科学的に解明される入り口に来たところで
まだまだ未知の領域が相当あるような気がしますし。

「恥ずかしさ」や「共感性」などを、実際の脳の活動と結び付けていくためには
様々な視点からのアプローチも必要でしょうし

モデル実験を組み立てて得られたデータからの読み取りも含めて
実際の人間の行動や心理を説明するまでには、相当のハードルがあるのでしょうね。

そんなお話を聞きながら・・・

実際の子どもを目の前にした時の「果てしなさと複雑さ」を考えると
覚悟を決めて、できる範囲で
「まずは個別的な行動の観察をして行くしかないのかなぁ」なんて想いました。

(コホート研究として4ヶ月くらいの赤ちゃんからの
様々なアプローチが始まっているようです。

私のしていること自体は何かの役に立つかどうか、まったく解りませんけれど
何かを解明したい・・・と言う気持が自然に湧いてくるのは
ほんとうに不思議ですね。)
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