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「味」はアーベル群ではない!

2008-10-25 18:27:34 | 雑談
今日は午後、大きめの本屋の専門書コーナーでポアンカレ予想と四色問題の本を読んでいた。

ポアンカレ予想というのはペルソナ4でも少し出てきた、所謂「ミレニアム懸賞問題」と呼ばれるものの一つで、その中で唯一、ロシア人の数学者グリゴリー・ペレルマンによって解かれた問題である。
ぶっちゃけ、読んでても何がなんやらサッパリだった(ぉ

四色問題は「容疑者Xの献身」でも出てきた、石神が学生時代に取り組んでいた問題で、「平面、あるいは球面上の地図を塗り分けるには、最低4色の色が必要である」ということを証明しよう、みたいな問題で、これはコンピューターを用いることで証明されている。
まぁ、やっぱりあんまわかんなかったけど(ぉ

そんな一時的な数学脳になって帰ってきてみると、Twitterで「プリンの味ってどんなんだっけ?」みたいな発言を見た。

そこでふと思い浮かんだ式。

プリン+醤油=うにの味…①

①の両辺から醤油を引くと

プリン=うにの味ー醤油…①'

∴①'より、プリンの味とは、うにの味から醤油を引いたものである。

完璧な数式である。
つまり理論上では、プリンの味とは「うにの味から醤油の味を引いたものである」ということになる。

が、しかし、理論上ではそうでも、感覚的には到底納得できるものではない。
そもそも、うにの味から醤油の味を引くなんてどーやんのよ? うちの舌はそんな器用なマネできないぞ。
この理論と感覚の差はなんなんだ…

と思って考えていると、一つの返信が。

「味の合成はアーベル群ではなさそう」

!?(゜ω゜)!?

ハッとしましたよ。
そうだ、そもそも前提が間違っていたんだ。

アーベル群とは簡単に言えば「足し算や引き算みたいなことができるもの」ってこと。
なるほど、確かに「味」というのは足し引きじゃ無理だよなぁ。
むしろ、化学反応だろ。
ふむぅ、上の式は正しいけど、前提が正しくないから全体として意味を成さないわけか…

やぁ、見事に数学脳の落とし穴にはまっていた。
てか化学科だろオレ。

いやいや、見事にどーでもいい雑談的な内容になった気がする。

ちなみに前提と言えば、「そもそもプリンに醤油かけたってウニの味にはならんだろう」というツッコミはなしですよ?
……やったことないけど、ボクはこの都市伝説を信じているのだから!(ぉ

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