最近、また私の中で万年筆がアツくなってきています。
個人的にエーデルシュタインとKobe INK物語が好きですね(*・ω・)
軸を外してコンバーターを剥き出しにして、まずはこの状態で水を吸って出しての繰り返し。
じわーっとインク残りが出てくる出てくる……
真っ青だ……
Good! (`・∀・´)b
元々私はイタリアの万年筆メーカー・デルタのファンだったのですが、2018年2月に廃業してしまい、以降は他のメーカーも「いいなぁ」とは思いつつも購入までいかず、そのまま新作などは追わなくなってしまいました。
しかし最近、たまたまネットゥーノ1911の「ポセイドン(ゴッド・オブ・シー)」を見て「ええやん…!」と胸をアツく次第です。
……ま、お金ないんですけどね(´・∀・`)
定価88000円と10万割っているので手を出しやすそうな雰囲気がありますが、シルバーアクセ関係で金欠なのでした(
いや、そもそも88000円ってそうホイホイ手を出せんませんが、海外ブランドの限定品として考えたら10万割っているってのはなかなかのお手頃品なのです。
と言ったところで、ふと思いました。
……そういや、うちの愛しのデルタの万年筆ちゃん、人生の予定になかった2回目の転職のドタバタ以降触ってなかったけど、インク抜いてたっけ…?
こちらが私の所有するデルタの少数民族シリーズの3本。
上からマヤ、マオリ、ブリブリのいずれも1Kです。
最初の会社にいたときはデスクワークで使っており、次に転職した2社目でも使おうと思っていたところ、あれやこれやあってすぐ退職したのでほとんど使う機会はなく。
それから現在に至る。
やべぇ! インク抜いてねぇ!?
そう、万年筆というものは長期間使わないときは洗浄してインクを抜いておくのが基本です。
試しにマオリの軸を開けてみると、コンバーターのピストンが上がったままインクが空に。
これは入っていた染料インクの水分がそのまま揮発していった結果です。
さ、最悪だ……
これがお安い鉄ペンとかなら「(ノ∀`)アチャー」くらいで済むのですが、相手はデルタの限定品。
何かあってももう修理も依頼出来ない……
というわけで今更ながらに万年筆の洗浄清掃です。
ところで、万年筆とインクに関しては人によって使い方、楽しみ方が様々あります。
例えば大好きな1本の万年筆に1月はこのインク、2月はこのインク……というように様々なインクを入れて使う人や、逆にたくさんの万年筆に同じインクを入れて使う人とか。
それで言うと、私は1本の万年筆にはこれと決めたインクしか入れずに使う人になります。
マオリ→エーデルシュタイン・ジェード
マヤ→Kobe INK物語・摩耶ラピス
ブリブリ→Kobe INK物語・甲南マルーン
テッラ→エーデルシュタイン・オリヴィン
Pelikan M205→Pelikan ブルーブラック
個人的にエーデルシュタインとKobe INK物語が好きですね(*・ω・)
閑話休題。
それではまずマオリをバラします。
軸を外してコンバーターを剥き出しにして、まずはこの状態で水を吸って出しての繰り返し。
前のインクが詰まって吸えないんじゃないかとヒヤヒヤしましたが、なんとか吸えました。
その後、さらにバラして先端部分を水に浸け置きします。
じわーっとインク残りが出てくる出てくる……
↓ 約6時間後
真っ青だ……
ここから水を交換して何回かジャブジャブした後、コンバーターの方も水を吸って出しての繰り返し。
ペン先よりもコンバーターの出口あたりがやはりひどい感じになってましたね…
とりあえずインクは同じジェードしか入れないので洗浄に使った水が完全透明にならなくてもいいでしょう、ということでティッシュなどで水分を拭き取っていきます。
ここでまたしばらく使用しないのであれば完全に乾燥させるのですが、マオリは使いたいのでインクで共洗いしつつコンバーターにインクをチャージします。
さて、ちゃんと書けるかな…?
Good! (`・∀・´)b
インクフロー問題ありません。
むしろ気のせいか以前よりも滑らかになっているような…?
これが顔料インクなら危なかったかもしれないですね。
これが顔料インクなら危なかったかもしれないですね。
さぁ、残り2本も頑張って洗浄しましょう。
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