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1980年以前の中学に家庭科、未必修の男性諸氏に医療従事者を含め必要かも。

[タンニン]食生活について語ろう

2023年06月09日 | 美容ダイエット

・タンニンTannin たんにん
  植物に含む水溶性成分のうち、蛋白質・アルカロイド(植物 に含まれる塩基性含窒素化合物)・金属イオンと強く結合し、難溶性の塩を作る性質をもつ化合物の総称。
ポリフェノールの一種緑茶(カテキン:煎茶葉10%・浸出液:葉10gで/90℃・430cc・0.07g/1分)、紅茶(カテキン)、コーヒー(クロロゲン酸)、渋柿(シブオール:水溶性、不溶性がある)、渋(エラグ酸)などの渋みをいう。酸、光りに不安定で酸化すると褐色から黒っぽくなって変化していく。紅茶のタンニンは、茶葉に含む酵素により酸化を受け特有の香り、色を出している。タンニンの水酸基(-OH)が唾液中タンパク質と反応し沈澱しゴロゴロした感じや渋味を感じさせている。
タンニンのそれぞれの性質により味覚に違いが感じられる。鉄剤は、茶と一緒に飲んではいけないと言われていたが、現在では、お茶でも水でも薬の効果は同じであるとしている。染色で水溶性の色素を染物に染み込ませた後不溶性にして沈澱させ工業的な利用がある。
タンパク質・カルシウムの沈殿、収斂、皮をなめす(皮のタンパク質を変性させ丈夫にする)作用があり番傘に利用していた。酵母の発酵は阻害される。殺菌、虫歯予防、抗炎、解毒、消臭、脱臭、抗酸化、脂肪吸収抑制、心身を緊張させる作用がある。
ゲンノショウコウのお茶が下痢止め(タンニン:ゲラニン)によいが過剰摂取に便秘になりやすく民間薬とし用いられていた。ゲンノショウコに合い反する成分を含みゲラニン(タンニンの一種)の下痢止め、抗菌、抗酸化作用、ケルセチン(フラボノイド)が便通をよくし健康維持に役立つ。メラニンを産生する細胞の増殖を抑制する働きもあり美白効果も期待できる。

 

 

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